退職代行を利用したその後はどうなる? 実際に利用した人に聞いてみた

退職代行

退職代行の利用を検討している人の中には、「利用して本当に大丈夫か」と心配で踏み切れない人もいるかもしれません。

本当に退職できるのか?転職活動に影響しないか?トラブルになったりしないか?など不安になりますよね。

そこでこの記事では、退職代行を利用した人のその後について、実際の体験談をご紹介します。また、トラブルを回避するための対策も一緒にまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

退職代行とはどんなサービス?

退職代行とは、「会社を辞めたくても辞められない人の代わりに、退職の意向を伝え、手続きを代行するサービス」です。

「会社の人と話さずに辞められた」「退職の意思を伝えた後は出社しなくても良かった」など評判が高く、利用者が増加しています。

パワハラなどで上司に会社を辞めると伝えるのが怖い人や何度も退職したいと言っているのにいつも引き留められている人など、自力で会社を辞められない人のサポートをしてくれます。

一方で、退職代行は2010年代後半から注目を集め始めた新しいサービスなので、「本当に信頼できるサービスなのかよくわからない」と不安に感じる人も。

特に、退職代行を利用した後の「その後」が気になる人が多いようです。

退職代行を利用した人のその後を紹介!

退職代行を利用したいけれど、「退職代行を使って辞めても、ちゃんと転職できるかな?」と心配な人も多いと思います。

そこでこの章では、退職代行で会社を辞めた人のその後の体験談についてご紹介します。

すぐ新しい仕事を見つけた人からゆっくりと休養した人までさまざまですが、退職代行の利用によって悪影響があったり、利用を後悔している人はいないようです。詳しく見ていきましょう!

キャリアチェンジした

少し休みを取りつつ、転職活動を行っていました。しばらくして別業種にキャリアチェンジし、採用が決まりました。

退職代行を利用して退職後の進路として最も多いのが、転職です。全く異なる業種にキャリアチェンジした人もおり、退職代行で辞めたことが転職活動に影響することは全くないようです。

逆に、同業種だと退職代行を利用したことがバレそうで怖い…という人でも、異業種なら気にせず転職活動を進められるでしょう。

しばらくの間休むことにした

約3ヶ月間休んだ後、同じ業界の正社員に転職しました。

心身共に疲れていたので半年間休んでいました。

退職代行を利用する人の中には、「ブラック企業での長時間労働やパワハラに疲れてしまった」という人も多いです。

すぐに次のステップへと動けない場合、まずはゆっくり休んで心身の状態を回復することが大切!

次の仕事が見つからなかったらどうしよう…と不安になるかもしれませんが、口コミでは3ヶ月休んで転職したという声もありました。数ヶ月休養しても転職は十分可能なので、安心してまずは自分の心と体を労わることを最優先にしてくださいね。

起業・独立した

この後、会社員になることはなく起業しました。

元々やってみたいことがある人や、誰かの下で働くのが嫌な人は、起業するのも1つの方法です。

また、フリーランスや個人事業主など独立して働くという方法もあります。

煩わしい人間関係から解放される・自分の裁量で仕事ができるなどメリットがある一方、全て自分で責任を負わないといけないなど会社勤めとは大きく異なる点もあります。

また、何も準備せずにいきなり起業・独立しても、うまくいく可能性は低いです。事前準備をしたり、資金を貯めたりと、前もってしっかりと準備しておくようにしましょう。

失業手当を受給しながら転職活動をした

しばらくは失業手当を受け取りながら転職活動をし、今はフリーランスとして仕事をしています。

「少し休みたいけど、資金面が心配」「お金が必要だけど焦って次の転職先を決めたくない」という人もいるかもしれません。

そんな時は、上の口コミのように失業保険を受給しながら、次に向けて動くといいでしょう。

失業保険の金額やもらえる日数は、勤続年数や賃金など諸条件によって異なります。手続きには会社が発行した離職票が必要なので、退職代行業者から会社に発行してもらうように話してもらうといいでしょう。

退職代行を利用すると転職活動が不利にならない?

退職代行を利用した人の体験談から、退職したその後は次のステップに向けて前向きに進んでいる人が多いことがわかりました。

しかし、中には「転職先に退職代行の利用がバレてしまったらどうしよう」と不安な人もいるかもしれません。この章では、退職代行の利用が転職活動時にバレたり、不利になったりすることがないか見ていきましょう。

退職代行を利用したことを面接で聞かれることはない

転職活動で、退職代行を利用したことがバレる可能性は限りなくゼロに近いです。

というのも、面接で「退職代行を利用しましたか?」と聞かれることはないからです。

面接で聞かれるのは、「前職で何をしていたか」「志望理由」「なぜ辞めたのか」などがほとんどで、会社を辞めた方法について聞かれることはありません。自分で言わない限り、退職代行の利用がバレることはほぼないでしょう。

そもそも退職代行は違法行為ではなく、会社を辞めるための正当な手段です。退職代行を利用したことに後ろめたさを感じず、堂々と面接に臨みましょう。

転職先に退職代行を利用したことがバレる可能性は低い

また、転職先が決まってから先方に退職代行の利用がバレる可能性もほとんどありません。

個人情報保護の観点から、前の会社に連絡を取って勤務態度を聞くなどの行為は避けられているからです。

また、前の会社が告げ口するのでは?と心配な人もいるかもしれませんが、ご安心を。これも個人情報の流出になってしまうので、常識のある会社なら行いません。

人口の少ない地方なら、転職先に前職の同僚の知人がいた…といったことなどからバレることもゼロではありませんが、それでも可能性は低いです。大都市で働いている人や、異業種へ転職した人ほどバレる可能性は下がるので、ご安心くださいね。

退職代行でトラブルに巻き込まれないためには?

退職代行を利用する際に、以下のようなトラブルが起こったらどうしよう…と不安な人もいるかもしれません。

  • 離職票など必要書類が送付されない
  • 有給消化できない・退職金や最後の給料が支払われない
  • 会社から損害賠償を請求される

上記のようなトラブルに巻き込まれないためにはどうすればいいのでしょうか?ここからは退職代行の利用でトラブルを回避するための対策をご紹介します。

実績・信頼度の高い業者を選ぶ

退職代行業者と言えど、サービス内容はピンキリです。

中には、途中で連絡が取れなくなったり、後は自分でと丸投げしたりと無責任な業者もあるので注意が必要です。

会社とトラブルなく円満に退職するためには、実績があり、信頼度の高い退職代行サービスを選びましょう。利用を決める前に、必ず次の点を確認するようにしてください。

  • 公式サイトに運営元情報がしっかり記載されているか
  • 実績・成功率などが公式サイトから確認できるか
  • 実際に利用した人の口コミはどうか

特に、口コミについては必ずチェックしましょう。利用した人のリアルな声を聞くことで、本当に信頼できる退職代行業者か知ることができます。

担当者の対応・退職の意思を告げてもらってからの経過・レスポンスの早さなど、良い口コミだけでなく悪い口コミも必ず確認してくださいね。

なお、運営元情報が不明確だったり、口コミがネット上で見つからない退職代行は、利用を避けたほうがいいでしょう。

希望するサービスに対応しているか確認する

どんなに評判の高い退職代行サービスでも、自分の希望するサービスに対応していない可能性もあります。

退職代行業者は、主に次の3つの運営元があり、それぞれ対応できる業務が異なります。

退職代行の運営元 未払い金の請求・裁判対応 有給消化・退職日などの交渉 退職の意思の伝達
弁護士
労働組合 ×
民間企業 × ×

民間企業が運営している退職代行業者は有給の交渉や未払い給与の請求などは行えません。

トラブルに遭わないためには、退職にあたって何を希望しているのかを明確にしておきましょう。例えば、有給を消化したいなら労働組合か弁護士の運営する退職代行に頼む必要があります。

また、中には「弁護士を通さないと退職を受け付けない」などと突っぱねる会社もあります。「損害賠償を請求する」と脅してくる会社もありますが、多くの場合実際に請求することはありません。退職代行を利用して辞めただけで裁判を起こすのは、会社にとっても利益がないからです。

このように会社と揉めそうだと考えている人は、弁護士の運営する退職代行を検討してみるといいかもしれません。料金は高めですが、いかなるトラブルにも対応してくれるので安心です。

まとめ

以上、退職代行を利用して辞めた人のその後について詳しく見てきました。

多くの人が退職代行を利用して会社を辞めた後に、転職したり起業・独立したりして新しい人生をスタートさせています。

転職先に退職代行の利用がバレるのではないか?と心配な人もいるかもしれませんが、バレる可能性はほぼないので安心してくださいね。

また、退職後のトラブルを避けるためにも、どのサービスを利用するかは慎重に検討してください。

特に利用者の口コミはしっかりとリサーチして、満足できるサービスが受けられるか確認することをおすすめします!