生命保険

かんぽ生命の事業内容、歴史、社長は?

この記事の結論は「かんぽ生命は金融商品・サービスの提供と資産運用が収益の柱。現在、長門正貢(ながとまさつぐ)氏がかんぽ生命の社長に就いている」です。かんぽ生命は2017年に民営化して10周年を迎えます。この記事ではかんぽ生命の事業内容、歴史、創業者や社長についてまとめました。

かんぽ生命の事業内容は?

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かんぽ生命の主な事業内容は保険商品・各種サービスの提供と資産運用です。郵便局チャネルと直営店チャネルの2つの経路から商品・サービスを提供しています。

郵便局チャネルでは郵便局の渉外社員や窓口を通して、主に個人向け商品の販売やサービスの提供を行います。直営店チャネルでは全国に設置されている支店の法人営業部にて、中小企業を中心とする法人・職域マーケットを対象とした保険商品の販売、保険料の収納・保険金の支払いなどのサービスを提供します。資産運用では貸付や有価証券・不動産取得が挙げられます。

かんぽ生命はアフラックの商品の受託販売を行うのに加えて、郵便局の従業員に対して指導をアフラックから受託して事務の代行をしています。

 

かんぽ生命の歴史は?

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2005年10月に郵政民営化法が成立し、翌年2006年9月1日に株式会社かんぽが設立され、2007年9月30日までの間に生命保険会社として営業開始する準備を整えました。

2007年10月1日に生命保険業の開始に伴って株式会社かんぽ生命保険に商号変更。管理機構の委託を受け、簡易生命保険管理業務を開始しました。さらに同年12月に新規業務の認可を取得。2008年6月に法人向け商品の受託販売を開始しました。

2014年4月に学資保険「はじめのかんぽ」の販売を開始、同年7月にアフラックのがん保険の受託販売の取り扱いを開始しました。

2015年11月に普通株式を東京証券取引所市場第一部へ上場を果たします。

2016年3月に新規業務である再保険の引受と付帯サービスの認可を取得します。また同月に第一生命と業務提携を開始しました。

 

かんぽ生命の社長は?

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2005年当時の内閣総理大臣であった小泉純一郎(こいずみじゅんいちろう)氏が郵政民営化法案を特別国会にて可決・成立したことによってかんぽ生命の前身となる株式会社かんぽが設立されました。

この時の株式会社かんぽの社長は山下泉(やましたいずみ)氏です。山下氏は1971年に東京大学を卒業した後に日本銀行に入行しました。日銀にてキャリアを積み、2002年にアクセンチュアに転職、2003年に日本郵政公社常務理事になります。2012年6月まで社長を務めました。

2016年8月現在のかんぽ生命の社長は長門正貢(ながとまさつぐ)氏です。長門氏は2016年6月に社長に就任しました。

長門氏は1948年東京都に生まれました。学習院中、高を経て一橋大学に入学。卒業後は興業銀行(現:みずほ銀行)に入行し、興業銀行・みずほ銀行にて常務執行役員に就任しました。2006年に富士重工の専務執行役員、2010年に副社長になりました。その後2012年にシティバンク銀行会長、2015年ゆうちょ銀行社長を務め、現在に至ります。

 

新しい船出のタイミング

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かんぽ生命は郵政民営化、株式上場という大きな転機を迎えました。その結果、かんぽ生命は業法にもとづく一般企業として自由な経営ができるようになりました。全国に張り巡らされた郵便局というネットワークを持つかんぽ生命が、生保業界に吹き荒れる逆風に対してどのように立ち向かっていくのかが今後注目です。

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