政治・経済

福岡県の歴史、都市、経済規模、労働人口、平均年収や共働き率は?

この記事の結論は「福岡県は、政令指定都市である福岡市と北九州市に約49%の人が住んでおり、福岡県の主要都市となっている。2013年の県内総生産は約18兆1899億円。完全失業率が全国平均を上回っており、さらなる産業の発展が課題」です。福岡県はアジア地域をはじめとした世界との接点としての歴史があり、現在でも北九州空港の設置など国際交流が盛んな地域です。この記事では、福岡県の歴史や都市、経済規模や人口、平均年収や共働き率についてまとめました。

福岡県の歴史は?

shutterstock_110630648

「魏志倭人伝」によれば、現在の福岡市西区・糸島市の辺りに「伊都国」が存在し、現在の福岡市博多区の辺りに「奴国」が存在したと伝えられています。奴国については、江戸時代に志賀島の農民によって「漢倭奴国王印」が発見され、実在が確認されています。

7世紀末になると、福岡県のあった地域に存在していた筑紫国は筑前国と筑後国に、豊国は豊前国と豊後国に分割されました。現在の福岡県の県域は律令制における筑前国・筑後国の全域と、豊前国の一部にあたります。

福岡県は、かつて大宰府政庁や鴻臚館(こうろかん)があり、古代より中国大陸や朝鮮半島との交流の窓口として栄えていました。特に博多港は、中世に入ると中国や朝鮮半島だけでなく琉球や南海との貿易基地としても機能するようになります。

江戸時代になると博多織や小倉織に代表される工芸品が盛んになり、多くの街道や港、水運が発達したことで、九州の交通において重要な地点となりました。

明治時代には、福岡県の北部では鉄鋼や機械、電気、化学、窯業を中心とした北九州工業地帯が、南部では重化学コンビナートが形成されるようになりました。

第二次世界大戦後には、朝鮮戦争による特需景気や傾斜生産政策により製造業や石炭産業が盛んになり、戦後からの早い回復を実現しました。高度経済成長期にはエネルギー革命により石炭産業が衰退しますが、1960年代以降には第三次産業が発達し、サービス業や商業による人口増加が見られました。

福岡県はその歴史からもアジア地域をはじめとして世界との交流が盛んであることがわかります。その歴史の流れをくみ取るように、交流のための交通基盤として、2006年に北九州空港が開港し、2011年には九州新幹線が博多と鹿児島中央との間で全線開通しました。

福岡県は、アジアや世界との交流の場であったという伝統を生かし、今につながっています。

出典:弥生ミュージアム「魏志倭人伝」

 

福岡県の都市は?

shutterstock_268845080

福岡県には29市29町2村があり、そのうち福岡市と北九州市は政令指定都市となっています。

福岡県庁公式ホームページ「人口移動調査」によると、2016年7月1日現在の福岡県の推計人口は510万5475人です。

県庁所在地である福岡市が最も人口が多く、155万627人が住んでいます。福岡市は福岡県西部に位置しており、政令指定都市であるほか、創業のための雇用改革拠点として国家戦略特区にも指定されています。人口規模は九州第1位です。

人口が2番目に多い市は北九州市で、人口は95万7681人です。北九州市は福岡県北部にあります。関門海峡に面しており、九州最北端の都市です。人口規模は福岡市に次いで九州第2位となっています。

3番目に人口が多い市は久留米市で、30万4829人が住んでいます。久留米市は福岡南部に位置しており、2008年に中核都市に移行しています。

福岡県では、県庁所在地である福岡市に人口の約30%が住んでいます。政令指定都市である福岡市と北九州市に住む人口は福岡県の人口のうちの約49%、人口数の上位3位である福岡市、北九州市、久留米市の人口は福岡県の人口の約55%を占めています。

 

福岡県の経済規模は?

shutterstock_134150393

福岡県庁公式ホームページが運営するふくおかデータウェブの県民経済計算によると、福岡県の2013年度の県内総生産は約18兆1899億円です。対前年度比で約1.8%増加しました。2年ぶりの増加です。

産業構成比は以下の表の通りです(▲はマイナス)。

産業 生産額 割合(対前年比)
第一次産業 1383億円 0.8%(変化なし)
第二次産業 3兆4365億円 18.9%(▲0.3%)
第三次産業 14兆4645億円 79.5%(0.3%)

建設業や電気・ガス・水道業の生産額増加したことが総生産額の増加につながっています。また電気・ガス・水道業の対前年度増加率は54.5%となっており、第三次産業の増加の主な原因となっています。

 

福岡県の労働人口は?

shutterstock_84577975

「ふくおかデータウェブ」によると、2015年9月1日現在の福岡県の人口は509万2990人でした。

年齢区分別人口は以下の表の通りです。

年齢区分 人口 割合
年少人口 68万4904人 13.4%
生産年齢人口 306万9292人 60.3%
老年人口 130万3598人 25.6%

総務省統計局公式ホームページによると、福岡県の2015年の労働力人口の平均は約254万8000人で、就業者数の平均は244万3000人、完全失業者数の平均は約10万5000人、非労働力人口の平均は約185万6000人、完全失業率の平均は約4.1%です。

2015年の全国の完全失業率の平均は3.4%ですので、福岡県は全国の完全失業率の平均を上回っています。

 

福岡県の平均年収は?

shutterstock_223143106

情報サイト「年収ガイド」によると、2015年度の福岡県の平均年収は433万4800円で、全国第26位です。平均月収は約29万9800円、平均賞与は約73万7200円、平均勤続年数は約11.0年となっています。

福岡県公式ホームページ「県民経済計算」によると、2013年の福岡県の1人当たり県民所得は約283万1000円です。同時期の1人当たり国民所得は約284万5000円ですので、福岡県の1人当たり県民所得は全国平均より6000円ほど低いことになります。

「ふくおかデータウェブ」によると、県庁所在地である福岡市の2016年6月の消費者物価指数は104.0です。2015年の福岡市の消費者物価指数の平均は104.2ですので、物価は低下傾向です。過去1年間は、104.0前後を推移しています。

総務省統計局公式ホームページによると、全国における2016年6月の消費者物価指数は103.3でした。全国と比べると同時期の福岡市の消費者物価指数は高くなっています。

 

福岡県の共働き率は?

shutterstock_408993916

情報サイト「けんみん」によると、2010年の福岡県の共働き率は52.47%で、全国第38位でした。東京都や神奈川県と比べると高いですが、全国平均の57.79%よりも低い水準となっています。

学校教育情報サイト「Gaccom」によると、2015年10月時点での福岡県の待機児童数は1721人です。全国で8番目に多くなっています。最も多い都市は福岡市で、295人の待機児童がいます。2番目は北九州市の139人、3番目は大野城市の131人となっています。

待機児童が多いことが、共働き率が低いことの一因となっています。

 

世界との交流を維持し、産業を進展させることが課題

shutterstock_190905743

福岡県は、アジアをはじめとした世界との交流で大きな役割を果たしてきたという歴史があります。現在でも、北九州空港の開港や九州新幹線の全線開通など、世界や国内の交流への取り組みが見られます。その中心となる地域が福岡市と北九州市の2つの政令指定都市です。

一方で福岡県では、完全失業率が全国平均を上回り、共働き率は全国平均を下回ります。今後、総生産の割合が大きい第三次産業の進展により、産業全体が発展していくことが期待されます。

 

不用品片付けや引っ越しのおすすめサイト

1.ietty

ietty(イエッティ)はオンラインの不動産サイトです。

物件選びから内見の予約までチャットでやりとりできるので、何回も不動産行く必要がなく、効率的に部屋選びができます。

利用料は基本無料ですので、もし部屋を探してる方はまずは登録してみることをオススメします。

ietty公式サイト

2.エコノバ

エコノバは不用品の片付けをする業者を比較するサイトです。

会員登録不要で査定も無料で行うことができます。

エコノバの無料査定はこちら

あわせて読みたい