20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2017.7.24
2017.7.24
サラリーマンとは、
という意味です。
「会社のために働き、対価として給料をもらう人」
を指します。
労働法などで明確に定義が決まっているわけではなく、雇用されている人をサラリーマンと呼ぶのが一般的です。
日本の就業者は約6400万人です。
そのうちサラリーマンは
となっています。
(総務省統計局の『労働力調査』(2015年8月発表)より)
働く人のうち、約90%はサラリーマンなのです。
20代のサラリーマンは約1000万人といわれているので、サラリーマン全体の約18%が20代ということになりますね。
サラリーマンを雇っている会社は全国に約300万社あるといわれており、様々な職種で雇用されています。
職種とは
「働いている人が携わる職業の種類」
です。
サラリーマンは職種によって大きく以下の4つに分けることができます。
サラリーマンの職種
1つ目は製品やサービスを売る仕事です。
営業職や販売職が代表的ですが、顧客に直接関わる飲食店のホールスタッフも売る仕事の仲間といえます。
直接顧客に接しない仕事でも、
など、「売る」に関わる仕事は様々あります。
売る仕事に携わる人の給与は、業績に連動することが多いのが特徴です。
20代営業職の平均年収は
販売およびサービス系職の平均年収は
です。
(dodaキャリアコンパス: 20代世論調査より)
2つ目は製品やサービスを作る仕事です。
製品は
などのハードウェアと
などのソフトウェアに分けることができます。
ハードウェア、ソフトウェア問わず、エンジニアやデザイナー、生産管理は作る仕事の代表的な職種です。
コンテンツという製品を作る、という意味では、
なども作る仕事です。
顧客へ提供するサービスを作る仕事という意味では、
も作る仕事といえますし、興奮や感動を作るという意味では、
も作る仕事に分類できます。
作る仕事に携わる人の給与は比較的高めです。
20代のITエンジニアの平均年収は
ハードウェアエンジニアの平均年収は
です。
(dodaキャリアコンパス: 20代世論調査より)
営業やエンジニアが「売る」「作る」に集中できるように貢献するのがサポートする仕事です。
などがこの職種に分類されます。
と呼ばれる仕事もサポートする仕事です。
派手さはありませんが縁の下の力持ちとして機能し、サポートする仕事なくしては会社が成立しません。
サポートする仕事に携わる人の給与は専門性が高いほど高く、業績などに影響を受けにくいのが特徴です。
20代の平均年収は
です。
(dodaキャリアコンパス: 20代世論調査より)
それぞれの部門の仕事が効率的に進捗するように働きかけるのが管理する仕事です。
マネジメント職という職種に分類されます。
など役職名がつくことが一般的です。
一定以上の勤務年数があり、業績をあげた人が担当するのが一般的なので、20代で携わる人は多くありません。
ただ、中小企業やベンチャー企業では20代の管理職も珍しくないですし、大企業の抜擢人事によって20代で管理職に携わっている人もいます。
管理職の給与は他の3つに分類される仕事よりも高いのが一般的です。
ただ企業のなかには、管理職になると残業代がでなくなったり、労働時間が長くなったりすることもあります。
サラリーマンの平均年収は
しています。
1997年の
をピークに下がり続けているのです。
なかでも2009年の平均年収はリーマン・ショックの影響が大きく下落し、
となりました。
年収は景気や社会状況に大きく影響を受けます。
景気が良いときにはボーナスの額や昇給が増え、平均年収が高くなる傾向にあります。
ここ数年の日本の景気は上向いているといわれています。
第二次安倍政権が発足した2012年当時の日経平均株価は10395円、為替レートは1ドル約84円でした。
2017年には日経平均株価は一時20000円を越え、1ドルが110円台となりました。
円安は自動車業界や家電メーカーなど、日本の大手企業の業績にポジティブに影響することが多いです。
ただ、GDPの伸び率は横ばいが続いているので、今後サラリーマンの平均年収が劇的にあがることは現実的ではありません。
横ばいが続くのが妥当で、グローバル競争での苦戦が続くと、今後もゆるやかな減少が続く可能性もあります。
サラリーマンの年収額には3つの要素が影響します。
業績が良いときはゆるやかに給与があがる傾向にありますが、業績が良くないときには給与が下がったり、リストラがあったりします。
役職があがれば給与が上がることは一般的に知られていますが、役職が上がらないまま年齢を重ねると、給与が下がることもあるのはあまり知られていません。
大企業の場合、子会社への出向や転籍で年収が30%下がったという話はよくあります。
年収を下げたくなければ、順調に出世レースに勝ち続ける必要があります。
給与の上昇を上回る増税がされれば「年収が上がったのに手取り年収が下がる」ということも起こりえます。
自分が勤務してる会社の業績が良くても、日本全体が上向かなければ、手取り年収が下がることがあるのです。
現在20代の方は
という条件が満たされば、手取り年収が継続して右肩上がりを継続できます。
その意味では、極めてレアなケースといえますよね。
この記事を見て行動を起こしたくなった人のアクションアイテムは
「自分の要望を明確にすること」
です。フランスやイギリスなどの成熟国家では「稼いだ年収のなかでできる生活をする」という考え方が浸透しています。
自分は年収を上げ続けたいのか、年収は維持や微減で良いのか。
自分の内なる声と向き合って、要望を明確にしてみてください。
年収を上げ続けたい人がサラリーマンとしてその要望を達成する場合は
必要があります。
サラリーマンとして年収を上げ続けるのは極めてハードルが高いことを認識し、別の戦略を検討しつつ、自分の要望を叶えられるよう行動を起こしてくださいね。