20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2016.7.15
2016.7.15
働く女性を応援する情報サイト「escala cafe」の調査(有効回答数500件)によると、41%の女性が「転職をいずれしたい」と考えています。「考えてはいるが、活動はしていない」と回答した23.2%と「考えていて、すでに活動している」と回答した13.4%と方と併せると、77.6%の女性は転職を検討しているのです。
総務省統計局の2014年データによると、転職者は約290万人、うち女性は152万人で男性よりも多い結果でした。なかでも35歳までの女性は69万人と女性の転職者全体の約50%を占めています。20代の女性のうち、年間約40〜50万人は転職をしていると推定できます。
転職する理由については、「自分はどれに当てはまる?転職理由ランキングから見えてくる3つの理由」に詳しく紹介しています。
女性のための求人転職サイト「とらばーゆ」の2013年調査(有効回答数844名から20代女性のみを集計)によると、転職をした20代女性の理由の上位は
です。
女性は男性と比べてキャリアに関する選択肢が多様です。「総合職か一般職」「バリキャリ派かゆるキャリ派か」の選択肢にはじまり「結婚」「出産」「育児」「復職」など様々なイベントとキャリア選択が密接に関わってきます。
選択肢が多様なので、転職をする理由も多様です。一般的な調査では明らかにならない「ひとりひとり、違った理由」が、転職を決断している背景にあるといえます。
世の中の過半数の人が転職を視野に入れていますが、今の職を離れていいのかという悩みも持っています。
「仕事とプライベートのバランス」を考えることはひとつの大切な要素です。特に20代の女性で、「結婚」「出産」といったライフイベントに直面するタイミングではキャリアについて見つめ直す人も多いのですね。
現在は、結婚や出産をしても仕事を続ける女性が多いです。厚生労働省が発表した「平成26年版国民生活基礎調査の概況」によると、夫婦共働きの世帯数は年々増加し、1000万世帯を超えています。専業主婦がいる世帯数は減少し続けており、2014年現在で720万世帯です。日本の家庭は、夫婦共働き世帯の方が専業主婦がいる世帯より多いということになります。
結婚のタイミングにおいては、夫婦間の話し合いや協力をすることで仕事と両立できることも多いようですが、出産となると女性は産休で仕事を中断しなければなりません。「会社が出産にサポートしてくれるか」は女性にとって極めて重要なポイントといえます。サポート体制のない企業に勤めている女性は、それだけで転職を考えるきっかけになることもあるのです。
結婚や出産を経て仕事復帰することを前提にした女性の転職先選びで、確認すべきポイントをまとめました。結婚後、家事との両立はできるのか。夫が転勤した場合に仕事を続けられる環境なのか。出産や育児をしながら働ける会社なのかなど、あらゆるケースを想定して転職先を選んでください。
20代女性が転職時に考慮したいポイント
勤務時間は誰でも気になるポイントです。「お給料はそこそこで習い事などプライベートを充実させたい」「フレックスタイムで自分のライフスタイルに合わせて仕事をしたい」「キャリアを積むため、ときには遅い時間まで働きたい」など、自分が重視したいポイントに沿って「リアルな実情」の情報を集めるのがポイントです。転職を考えている会社に知り合いがいる方は、詳しく話を聞くのがオススメします。
子どもが産まれた後は、保育園へのお迎えの時間など考慮する必要があります。時短制度(8ー17時の勤務時間を9-16時に短縮など)は、子どもがある程度の年齢に達するまでの家庭にとって心強い制度といえますね。
パートナーの転勤が多い場合、全国に拠点がある企業であれば希望を出して同じ地域の拠点に移れることもあります。パートナーの転勤期間は退職や一時休職扱いでも、また働けるタイミングで復職できる企業も少しずつ増えてきました。パートナーの転勤がない場合は、自分自身も転勤がない企業を選ぶのがいいですね。
休暇が「カレンダー通り」か「土日祝に勤務して平日休み」かは一つの判断材料になります。加えて有給の消化状況の確認もしてください。個人でノルマを追う仕事は「会社の制度的には有給がとれても、ノルマ的に有給がとれる状況ではない」ということも起こりえます。企業が従業員の休暇にどのようなスタンスを持っているのか。働いている人の満足度はどうなのか。可能な限り情報収集をするのがオススメです。
産前産後休暇の取得は労働基準法で権利として認められておりますが、企業文化がそれを許さないケースもあります。一部の企業には妊娠したら辞職をする暗黙のルールが根付いていたり、妊娠してもサポート体制が整っていなかったりということが現実にあります。 結婚・出産をしている先輩社員の有無、企業への満足度が大きな材料となりますね。入社前に会わせてもらうよう、人事やリクルーターに依頼してみてください。
育児休暇をフレキシブルに対応してくれる企業は、働く女性にとって貴重な存在です。夫婦共働き世帯数の増加にともない、保育園に子どもを預けられないことがあります。子どもが1歳半〜2歳ごろまで長期的に育児休暇を取得できる企業は、子育てをする家庭にとって有難い存在といえます。
リクルートジョブスが運営している「とらばーゆ」は、日本において女性の転職を一般的にしたサービスといわれています。「バリキャリ」から「ゆるキャリ」まで、正社員以外の求人も含む幅広い仕事を求人広告として紹介する点が特徴です。
1980年から30年以上、女性へ転職情報を提供しています。元々は雑誌でしたが、現在はWebサイトで情報提供をしています。毎週2回、月曜日から木曜日に新着求人がアップされるので、具体的に転職を考えていない方にとっても「世の中にはいま、どんな求人があるのか」をチェックすることができます。
とらばーゆ | |
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![]() | リクルートの運営する、女性のための仕事探し、転職を悩みや目的別にサポートする求人サイト。全国各地、女性に人気の職種・希望条件・仕事内容から検索が可能。転職のノウハウやお役立ち情報も満載。 |
キャリア志向の女性に特化したサービスに特徴があるのが、「LiBzCAREER (リブズキャリア)」です。キャリア志向の女性に対して、キャリア志向の女性を採用したい企業の求人を紹介しています。できたばかりのサービスですが、転職希望者および企業からの支持を得て、急成長しています。出産や育児で一時仕事を離れていて、また総合職として働きたい方にもオススメのサービスです。
LiBz CAREER | |
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![]() | リブの運営する、女性の転職に特化した会員制転職サービス。厳選された300社の企業情報を掲載。転職コンサルタントや企業からの求職者スカウト、転職相談、求人情報の検索機能が利用可能。 |
この記事を読んで行動を起こしたくなった方にお薦めのアクションアイテムは
「転職コンサルタントに相談する」です。
これから先の日本では、男性よりも女性の方がキャリアに関する選択肢が多様です。中長期的に自分のキャリアをどうしていくか、転職のプロの意見を聞きながら相談し「自分オリジナルのキャリアプラン」を検討してみてください。
また「求人広告を眺めてみる」だけで、世の中でいまどのような仕事があるかを知ることができます。それを基に、自分が今後何をやりたいかをゆるやかに考えるのもオススメです。コンサルタント相談するよりも手軽にできる方法としてオススメです。
一度きりの人生、すべての女性が納得感のあるキャリア選択ができますように。
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自分の「属性」によって選ぶべき転職エージェントも変わってきます。自分の属性により特化している転職エージェントを選びましょう。
「20代全員におすすめ」「20代で正社員に挑戦したい人やはじめての転職におすすめ」「20代でキャリアアップの転職をしたい人におすすめ」「20代の女性におすすめ」の4つに分けて、「20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは?」にて詳しく紹介しています。
また第二新卒については、「【徹底比較】第二新卒の転職におすすめの転職エージェント10選と活用のポイント」に詳しく紹介しています。
30代全員におすすめの転職エージェントの他に、正社員未経験もしくはブランクが長い場合、マネジメント経験がない場合とある場合、女性の場合に分けて、おすすめの転職エージェントをまとめて「30代におすすめの転職エージェント14選!選び方、使い方、転職実態、年代による違いについても解説」にて詳しく紹介しています。
「全員におすすめ」「キャリアに自信がある人におすすめ」「女性におすすめ」の3つに分類して、「40代におすすめの転職エージェント10選。選び方、活用のポイント、転職事情についても解説」内で詳しく紹介しています。
女性特有のライフステージに関する悩みに寄り添って相談に乗ってくれる、女性に特化した転職エージェントを「女性の転職に強いおすすめの転職エージェント3選とその活用法」にて紹介します。
もし今後年収をあげていきたいと感じているなら、まずはご自身が今どれくらいの市場価値があるのかを知る必要があります。
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登録自体は無料です。
ただ、転職エージェントにも相性があります。転職エージェントの傾向や、担当者の力量によって転職が左右されるともいわれています。自分に合ったエージェントに出会うためにも、傾向をみながら複数の転職エージェントに登録するのがおすすめです。
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