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20代で年収300万円の生活は?職業や手取り、貯金や結婚事情は?

20代で年収300万円台はもっとも多く、全体の約38%です。年収300万円の手取りは月額で約15万円で自由に使えるお金は月額1〜5万円ほどです。社会人になると稼ぐ額の桁が変わります。年収300万円を越えたらどんな生活になるのでしょうか。ただ、自由に使えるお金は意外と多くないのです。この記事では「20代で年収300万円」の人の割合や手取り年収、生活水準や結婚事情ついてまとめました。

20代で年収300万円台は平均よりやや上の年収

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転職サービスDODAの「平均年収データ2015年(約22万人がデータ基)」の年齢別調査によると、20代の平均年収は349万円です

20代全体の37.8%が年収300万円台です。

年収300万円未満の20代は31.8%います。

20代の約70%は年収400万円未満なのです。

年収300万円台は、20代全体の上位30〜70%の間に入る金額なので、20代の中では平均よりやや上の年収といえます。

 

20代前半で年収300万円以上は上位50%

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同調査によると20代前半(22〜24歳)の平均年収は22歳で276万円、23歳で291万円、24歳で314万となっています。

年収300万円未満の人口は、20代前半の50%程を占めています。

22歳で年収400万以上の人は4%、24歳でも13%しかいません。

20代前半で年収300万円以上を稼ぐ人は、全体の上位50%以内ということになります。

 

20代後半で年収300万円以上は上位80%

20代後半の平均年収

  • 25歳 337万円
  • 26歳 355万円
  • 27歳 371万円
  • 28歳 387万円
  • 29歳 406万円

20代後半で年収300万円未満の方は、約20%程います。

年齢を重ねるごとに順調に平均年収は増えていきますが、29歳になっても約50%は年収300万円台以下です。

 

年収300万円、月の手取りはいくら?

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ボーナス 手取り給与
支給単位 支給回数 月額
2ヶ月 年2回 15.0万円
2ヶ月 年1回 17.1万円
0ヶ月 20.0万円

年収300万円で

  • 独身
  • 養っている家族(扶養家族)なし
  • 生命保険の加入なし
  • ボーナスは2ヶ月分で年2回支給

の条件で概算すると、月の手取り金額は約15万円になります。

同条件でも

  • 「ボーナスは2ヶ月分で年1回支給」の場合の手取りは約17万円
  • 「ボーナスなし」の場合は約20万円

です。

「手取り」は「額面」約80%程になります

 

おすすめの転職エージェントは?

手取りを増やすためには、転職も1つの方法です。

リクルートエージェント

リクルートエージェントホームページによれば、リクルートエージェントは以下の3つのサポートを行っています。

  1. 市場価値の把握
  2. 職務履歴書の添削
  3. 交渉代行

1.市場価値の把握

潜在スキルの引き出しや棚卸しも含めて、キャリアアドバイザーが最適なプランを考えます。

土日祝日や平日20時以降も対応しており、対面もしくは電話でも対応しています。

2.職務履歴書の添削

強みやアピールポイントを考察し、アドバイスを行います。

3.交渉代行

企業には言いづらい年収などの希望を交渉します。社風や残業時間などの情報を提示することで入社後の満足度につなげます。

DODA

DODAホームページによれば、DODAのメリットは以下の3つです。

  1. 業界最大級の求人数
  2. 豊富な非公開求人
  3. DODA限定の求人

1.業界最大級の求人数

DODAは全国に10万件以上の求人を持っています。ジャンルや職種・業種も豊富です。

2.豊富な非公開求人

DODAのもっている求人のうち、80%〜90%は非公開求人です。

一般には公開されていない案件で、登録した人のみ閲覧可能です。内定者が決まり次第紹介できなくなる案件でもあります。

登録することで、多くの情報を比較することができます。

3.DODA限定の求人

DODAには他で扱われていない案件もあります。

他のサイトにはない情報も比較することが可能です。

 

年収300万円の20代独身生活は?

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年収300万円の20代独身のビジネスパーソンはどのような生活ができるでしょうか。

  • 勤務先が東京、大阪、名古屋などの都市部
  • 一人暮らし
  • 寮・社宅制度なし

という条件で考えると、一番大きな支出は家賃で、約8万円ほどです(大手不動産賃貸ポータル『HOME’S』より)。

  • 光熱費:1万円
  • 携帯など通信費:1万円
  • 食費:3万円
  • その他費用(日用品、移動費など):1万円

とすると、月に14万円が「必ずかかるお金」となります。

月額手取りが15万円とすると、1ヶ月に自由に使えるお金は1万円しか残りません

最低でも5万円の月のお小遣いが欲しい場合は、家賃を6万円に抑え、

  • 「昼ごはんはお弁当をもっていく」
  • 「夜は自炊をする」

などをして食費を1.5万円、雑費を5000円に抑える必要があります。

5万円のお小遣いは、週に2〜3回飲みにいけばほとんど残らない金額といえます。

 

年収300万円の20代独身の貯金や保険は?投資や運用は?

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年収300万円の20代独身のビジネスパーソンにおすすめの貯蓄や保険、また、投資や運用について、ボーナスは2ヶ月分で年2回支給の条件を前提に、下記の表の通りにまとめました。

ボーナス時の自由な金額は、平時の自由な金額5万円に加え、2ヶ月分の手取り30万円を加算した金額です。

20代独身のビジネスパーソンにおすすめな自由なお金の月額配分

自由な金額
(ボーナス時)
月間金額
つかうお金 まもるお金 ふやすお金
5万円 5000円 1万円 3万5000円
(35万円) 3万5000円 7万円 24万5000円

ふやすお金の割合を大きくする

独身のビジネスパーソンへは、資産運用や自己投資といった「ふやすお金」の割合を大きくすることをおすすめします。

限られたお金と時間で個人のキャッシュフローの向上を果たすためには、資産運用や自己研鑽に回す金額を増やす必要があります。

独身の場合、遊興費や娯楽費に多くの「つかうお金」(金額)を使いかちですが、「ふやすお金」の割合を大きくする貴重な時期といえます。

目標とする貯金額をクリアしたあとが重要

貯金額は月額給与の3ヶ月分から半年分が理想といわれています。

目標とする貯金額が貯まったら、「ふやすお金」の割合を大きくすることもおすすめです。

年収300万円は結婚前の生活では贅沢をしなければ、問題なく生活できる経済レベルです。

ただ、次の項目にてご紹介するように結婚して夫婦いずれか一人の稼ぎで家庭を支えることは困難でしょう。

結婚前の生活で、「ふやすお金」の割合を増やし、収入を増やしていくことをおすすめします。

 

年収300万円の20代結婚事情は?

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まず20代で結婚している人数についてご紹介します。

「平成27年国勢調査」によると、2015年10月1日時点での20代の有配偶、未婚の人口と割合は以下の表の通りです。有配偶者は結婚している人と同義です。

年齢 性別 有配偶
(人数)
未婚
(人数)
有配偶
(割合)
未婚
(割合)
20~24歳 男性 15万人 288万7000人 4.9% 94.8%
20~24歳 女性 24万1000人 263万2000人 8.3% 90.9%
25~29歳 男性 81万2000人 222万5000人 26.4% 72.5%
25~29歳 女性 110万4000人 183万5000人 36.7% 61.0%

次に内閣府が公表する「平成26年度結婚・家族形成に関する意識調査報告書」によると、20代既婚男性の年収で300〜399万円の範囲内であった人は20代全体で20.5%を占めます。

最も多い層です。

国勢調査と照らし合わせると、約19万7210人いるとわかります。

ただ、同報告書の20代を対象にした、結婚生活に必要な収入アンケートにて平均484.2万円との回答を得ていますので、年収300万円台の20代は共働きして生活していることが多いと推測できます。

 

年収をあげたければ転職も視野に

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この記事を読んだ方へオススメのアクションプランは

  1. 年収に応じたお金の使い方を考える
  2. 転職を検討する

です。

1.年収に応じたお金の使い方を考える

年収300万円の場合、都市部に住むと家賃が支出の大きなウェイトを占めます。

郊外に住んだり、会社の寮や家賃補助制度を利用したりして、なるべく家賃にコストをかけないようにしましょう。

車は都市部に住んでいれば必要性は低くなりますし、必要な場合も税金や保険が安い軽自動車やレンタカーを利用するなどして、コストを低くするように工夫をしてください。

2.転職を検討する

年収をあげたい場合、転職を検討するのもひとつの選択肢です。

インターネット関連企業など市場拡大している業界であれば、ベンチャー企業でも20代前半で年収400万円を越えることも少なくないですし、実力次第ではもっと稼ぐことも可能です。

20代であれば転職のハードルが比較的低いことも特徴です。

「現在の年収でできる生活」と「したい生活に必要な年収」とのバランスも、キャリア選択の1つのポイントといえますね。

また、額面給与と手取り給与という言葉は知っているけれど、具体的な違いを正確に把握している方は多くないかもしれません。

この機会に年収の定義について改めて理解を深めることもおすすめします。