スポーツ関係の仕事に就くには?Jリーグクラブで働くキャリア①

いつもご覧いただきましてありがとうございます。BraveAnswer編集部です。この記事はインタビュー記事です。今回は、高校生の頃から将来はスポーツを仕事にしたいと志し、現在はJリーグクラブ大宮アルディージャで広報として働く田口和生さんのキャリアをご紹介します。田口さんは1982年生まれの34歳です。埼玉県立川越高校を卒業後、早稲田大学人間科学部スポーツ科学科に進学しました。「これまでのキャリアは、縁やタイミングに恵まれた結果」と語る田口さんは、これまでどんなキャリアを歩んできたのでしょうか。

Jクラブで働くまでにはどんなキャリア歩んできた?

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BraveAnswer(以下BA)編集部: これまでのキャリアについて教えてください。

一貫してサッカーに携わる仕事をしてきました。

高校生ぐらいからスポーツを仕事にしたいと思っていました。

理由は単純で、スポーツが好きだからです。好きなことを仕事にしたいという、シンプルで純粋な想いが理由です。

 

ただ具体的なイメージはもっていませんでした。

スポーツの仕事といえば、選手のコンディションを整える技術を身につけてトレーナーやマッサージ師になるか、競技の専門知識をつけてコーチになるか。

あとはスポーツ医学の研究者とか、それぐらいしかスポーツに携わる仕事を知りませんでした。

 

大学は早稲田大学の人間科学部スポーツ科学科に進学してスポーツ生理学を専攻します。

併せて、サッカークラブのコーチとして小学生、中学生を教えるアルバイトで最初の「スポーツを仕事に」を実現しました。

コナミスポーツクラブでもアルバイトをしていましたね。

週末には社会人リーグでサッカーをし、学業、仕事、プライベートもスポーツ一色の期間でした。

そんななか、私のキャリアの大きな転換点であるベースボール・マガジン社の仕事に出会います。

高校の先輩からの紹介でした。

 

 

BA編集部: ベースボール・マガジン社ではどんな仕事をしていたのですか?

「サッカーマガジン」という週刊誌の編集部での仕事です。

大学2年からアルバイトをはじめて、そのまま新卒で入社しました。

合計で約6年間勤務しました。

アルバイト時代はいわゆる下積み仕事をみっちりやり、新卒で入社してからは編集職としてJリーグのクラブを担当しました。

念願のスポーツの仕事だったので毎日楽しかったですが、毎週締切がある仕事なので、ハードな環境でしたね。休みは月に2回とれれば良いほうでした。

 

新卒での就職活動は?

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BA編集部: 新卒時はベースボール・マガジン社以外の就職活動はしましたか?

はい、しました。その頃からJリーグのクラブで働きたいと考えていました。

Jクラブを合計で6つ訪問しました。

募集などは出ていなかったので、サッカーマガジンの編集部の人に紹介してもらったり、その人からまた紹介してもらったりと、ひたすらアクションを起こしていました。

ただ新卒のときには結局、就職には至りませんでした。

 

Jリーグのクラブって中小企業なんですね。J1のクラブでも平均30億円くらいの事業規模で、20〜50名で運営しているのが一般的です。

プロ選手を引退した人や親会社関連の人など、働きたいと考えている人はたくさんいる。

その状況下で、職を得られるチャンスは新卒のときにはなかったですね。

あるJクラブの人に「サッカー業界で職を得るのは、タイミングや縁がとても重要。今回NGなのは能力というよりもタイミングや縁が合わなかっただけだよ」という言葉を頂いたのを覚えています。

 

その後は一般的な就職活動もしました。

IT関連の企業とか、製薬関連の会社から内定ももらいました。

ただスポーツ業界で働きたいと考えていたので、バイトを続けていたベースボール・マガジン社の採用試験を受けて内定を頂き、入社しました。

 

2回の転職時に考えていたことは?

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BA編集部: ベースボール・マガジン社を退職した後はどんな経緯でいまの仕事に就いたのですか?

現在の大宮アルディージャの仕事の前に、2つの仕事を経験しています。

1つはコナミスポーツでの仕事。

これも学生時代にアルバイトをやっていたご縁で巡りあった仕事です。

ミニサッカー事業の運営やサッカースクールのコーチをしました。

現場の責任者を任せてもらったり、本社業務をさせてもらったり、多くの経験を積むことができました。

大きな会社でのビジネス経験は初めてだったので、環境そのものが新鮮でしたね。

5年程コナミの仕事を経験した後、またサッカー雑誌の編集の仕事をしました。

今度は月刊誌で、フリーランスという立場です。1年程やりました。

その時たまたま大宮アルディージャが広報職を募集していることを知ったのです。本当に偶然です。

 

BA編集部: 大宮アルディージャの仕事の募集はどういう経緯で知ったのですか?

仕事で知り合った方に紹介してもらいました。
その人はプロサッカー選手の移籍やマネジメントをするエージェントの仕事をしている人です。

「将来はJリーグのクラブで働きたい」という話をしていたら「そういえば、大宮アルディージャが広報を募集していたかも」という話になり、その場で電話をしてくれたんです。

私はすぐに履歴書を準備して、翌日アルディージャの方に会いにいきました。

飛び込みで伺いましたが会うことができて、なぜJクラブで働きたいか、いままでどんなキャリアを歩んできたのかをアピールしました。

その後すぐに内定を頂き、大宮アルディージャで働けることになりました。2014年の秋のことです。

 

縁やタイミングに恵まれる可能性を高める: 編集後記

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田口さんには高校生のときから「スポーツを仕事にしたい」という志がありました。

その想いを実現できたのは、「やりたいことのイメージをぶれずに持ち続けていた」ことが大きなポイントになっていると仰っていました。

志を持つ人は多くても、高校生の時から、15年以上その想いをブレずに持ち続けられる人はそう多くないのではないでしょうか。

やりたいことのイメージをぶらさずに日々の仕事に打ち込んだほうが、成長にも繋がりやすいのは間違いありません。

 

「やりたいことのイメージをぶれずに持ち続けていれば、やりたいことは実現できる」

という保証はどこにもありません。
ただ、田口さんのキャリアをお聞きしていると、

「やりたいことのイメージをぶれずに持ち続けていれば、やりたいことを実現する縁やタイミングに恵まれる可能性は高まる」

ということは、間違いないと感じました。

 

次回のインタビュー記事では、田口さんのキャリアの大きな転機となったサッカー雑誌の編集職の詳細についてお聞きした内容をご紹介します。

(BraveAnswer編集長: 和田)

▶Jクラブで働くキャリア②

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