キャリアアップとは?意味や定義は?転職以外の方法は?

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「キャリアアップ」 あなたは、このコトバにどのようなイメージを持ちますか。転職を連想する方が多いかもしれません。年収を上げることと捉える方もいるでしょう。実は、「キャリアアップ」というコトバには、転職を含め3つの意味があります。この記事では、「キャリアアップ」の3つの意味と、「キャリアアップ」を果たすためにおすすめな4つのアクションアイテムについてご紹介します。

キャリアアップとは?その意味や定義は?

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キャリアアップとは

  • 業務遂行能力の向上
  • 経歴の向上
  • 高い地位や高給職への転職

三省堂大辞林では、キャリアアップを3つの意味で定義しています。

1つ目は「業務遂行能力の向上」です。「社会人として成長したい」「営業職としてレベルアップしたい」というような、業務遂行能力を高めることをキャリアアップと呼びます。

2つ目は「経歴の向上」とあります。資格をとったりMBAを取得したり、職務経歴書や履歴書に積極的に書きたい内容は、キャリアアップといえます。大きな意味でいうと出世もキャリアアップです。

3つ目は「高い地位や高給職への転職」です。三省堂大辞林の定義では、地位があがるか、給与があがるかしないとキャリアアップとは呼ばないのです。すべての転職はキャリアアップではないのです。

キャリアアップとは「業務遂行能力の向上」「経歴の向上」「高い地位や高給職への転職」の3つの意味が複合している言葉です。

キャリアアップとは転職という理解は充分ではないのです。

 

キャリアアップの方法は?

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上記3つの意味から考えると、キャリアアップする方法は以下の4つしかありません。

キャリアアップの方法

  • 1.目の前の仕事で成果を出す
  • 2.社内異動
  • 3.転職
  • 4.独立

 

キャリアアップの方法1「目の前の仕事で成果を出す」

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業務遂行能力の向上をさせる最も簡単な方法は、今の仕事で成果を出すことです。現状の仕事の成果が100ならば、どうすれば110、120に増やせるのかを考えて実行します。

そのためには、より高度な専門知識を身につける必要がありますし、より高度な能力が必要な場面もあるでしょう。

キャリアアップという言葉のイメージからすると意外かもしれませんが、いつからでも、誰でもできるキャリアアップとは、目の前の仕事の成果を高めるための工夫、思考、実行なのです。

以下の5つは、仕事で成果を出すために効果的なやり方です。

相談

成果をあげている人や信頼している人に相談をすることで、自分の問題点や成果をあげている人との違いを明確に認識するところからはじめてみてください。

「自分では限界まで工夫しているつもり」でも、客観的な視点を入れることで自分だけでは気づけない方法が見つかることもあります。視野を拡げるタイミングでは、なるべく多くの人に相談してみるのもオススメです。

読書

相談と同時に、本からも学びましょう。営業職としての成果を出したいなら、営業関連の本やコミュニケーションに関する本を読むことで成果を出している人のやり方を体系的に学ぶことができます。

相談をした方にオススメの本を聞いて読書をするのも効果的です。

戦略立案

相談、読書を通じたインプットから、成果を出すための新しい戦略を考えます。ポイントは「どう行動を変えるか」まで考えることです。

「顧客への提案内容に深みをもたせる」「顧客接点を強化する」といった抽象的な戦略ではなく「顧客への提案には必ず3つの客観的なデータを根拠としていれる」「顧客接点を強化するため週に10件の訪問を必ず行う」など、定量指標をふまえた戦略を立てるのがオススメです。

KPI管理

定量指標をふまえた戦略を立てたら、その指標をKPIとして確認しながら日々の仕事を進めます。KPIとは「Key Performance Indicator」の略で、「業績のカギとなる指標」の意味です。

KPIを決めたら、最低3ヶ月はそのKPIを追ってみて、業績へ繋がるかを試してください。「KPIを何にするか」は重要なポイントなので、相談するときのテーマにするのもオススメです。

場数をふむ

特に能力向上には、いかに場数をふむかが重要になります。1回しかプレゼンをしたことがない人よりも、100回プレゼンをしたことがある人のほうが実力が付くのは明白ですよね。

戦略も知識も元々もっているポテンシャルも重要ですが、どれだけ場数を踏んできたかで能力が決まります。

 

キャリアアップの方法2「社内異動」

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いまの職種以外の仕事を経験する方法で最も身近なのは社内異動です。転職よりも変化が少ないですし、いまの仕事をしながら情報収集や準備ができます。

社内異動で担当領域や職種を変え、自分のやれる範囲を増やすのも立派なキャリアアップなのです。

職種を変える転職のハードルは高く、20代中盤以降はほとんど難しいとされていますが、社内異動であれば転職ほど難易度は高くありません。

営業から人事採用担当になったり、経理から財務や経営企画になったりと、転職では実現できない職種の変更が社内異動であれば実現できることもあります。

 

キャリアアップの方法3「転職」

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転職でのキャリアアップは、高い地位や高給職への転職とされていますが、20代ではこのケースの転職は少ないです。20代中盤までの転職は第二新卒扱いの転職です。

20代後半になると、場合によってはそれまでの実績を高く評価されての転職もありますが、10〜20%ほどです。管理職や明確なポジションが決まっているヘッドハンティングであれば、高い地位や高給職への転職となります。

ただ、そうではない転職は経歴を増やす、社内異動に近い意味でのキャリアアップといえます。

 

キャリアアップの方法4「独立」

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独立もキャリアアップの1つの手段といえます。やるべきことが増えるので業務遂行能力は向上しますし、起業した経験が自分の経歴になるので、経歴の向上という意味でもキャリアアップになります。

勤務先でこれまで培ってきた専門知識や能力のなかには、独立後には通用しないものもあります。独立を選択する場合は、独立をしてもやっていける状態にあるのかを客観的に判断してから挑戦してください。

 

目の前の仕事でこそキャリアアップできる

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この記事を読んでキャリアアップしたい方にオススメなアクションアイテムは「いま目の前にある仕事でキャリアアップをする」です。

キャリアアップというと、転職に代表されるように大きな変化をイメージされる方も多いかもしれませんが、それは不十分な認識です。

専門知識や能力を向上させるという意味でのキャリアアップは、いつでも誰でもできますし、そのハードルとして最適なのは、いま目の前にある仕事なのです。与えられた仕事で成果を出せていない状況で「あれがやりたい、これがやりたい」と言っても、担当させてもらえる可能性は低いです。

目の前の仕事でしか成果を出せない人に新しい仕事を任せても、成果があがる保証がないからです。

 

キャリアアップの4つの方法のなかで最も身近で、回数が多く、自分を高めてくれることこそ目の前の仕事にあります。この積み重ねが社内異動、転職、独立にも繋がります。

自分のキャリアに描いている未来が多い人であればあるほど、目の前の仕事に着実に取り組み、成果をあげることによって道が開けるといえます。

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