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セプテーニの事業内容、歴史、社長や創業者は?

この記事の結論は「セプテーニは国内有数のネット広告代理店。スマートフォンの普及によって拡大するインターネット市場の波に乗り今後も発展が期待される」です。スマートフォンの普及に伴い、インターネット広告市場は2000年から2015年までの15年間でおよそ20倍になっています。この記事では、株式会社セプテーニの事業内容や歴史、創業者についてまとめました。

セプテーニの事業内容は?

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セプテーニグループでは事業を、ネットマーケティング事業、メディアコンテンツ事業、新規事業の3つに分けて展開しています。

ネットマーケティング事業は中核となっている事業です。事業を大きく三軸に展開し「モバイル」「ソーシャル」「グローバル」を注力分野としています。

モバイル部門では、2011年からスマートフォン広告に注力し、年々その規模は拡大しています。主な広告出稿先はGoogle、Yahoo!、グノシー、フェイスブック、ツイッター、LINEなどです。2015年のスマートフォン広告売上高は約386億円となっています。

ソーシャル部門では、世界最大のソーシャルメディア企業であるFacebook関連のビジネスに2010年から参入し、他社に先駆けて高度なノウハウを蓄積しています。2015年のソーシャルメディア広告売上高は約112億円となりました。

グローバル部門では、海外六拠点におけるクロスボーダー取引体制を構築しています。この施策により、シンガポール、サンフランシスコ、ロンドン、韓国、ニューヨーク、北京と日本との取引が円滑に行われ、2015年海外売上高は約88億円となりました。

これらで得た収益を、中長期的な位置づけにあるメディアコンテンツ事業「マンガコンテンツ事業」「採用プラットフォーム事業」「社会貢献プラットフォーム事業」「医療プラットフォーム事業」の4部門に注力し、事業展開をしています。

 

セプテーニの歴史は?

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セプテーニは1990年に創業した企業です。

1991年にセプテーニは人材コンサルティング事業を開始しますが、バブル崩壊の影響により人材コストの削減などが行われた影響で需要が伸び悩みます。

1993年、セプテーニは事業を転換し、DM事業(ダイレクトメール発送代行業)をスタートします。DM事業は成功を収め、セプテーニの企業基盤を作りました。

2000年に代表取締役社長である佐藤光紀主導の下、インターネット広告事業に参入します。セプテーニは、インターネット広告市場ビジネスの変化し続ける市場に柔軟に対応しながら、広告主のニーズに合った広告手法でトレンドに合わせ、事業内容を拡大し成長していきます。

2001年にはJASDAQ市場に上場し、ソーシャルメディア事業、モバイルゲーム事業を専門に展開する企業「アクセルマーク」を子会社化します。2006年には持株会社化し、2008年にはアクセルマークが東証マザーズに上場しました。

2012年には海外拠点、シンガポール、サンフランシスコなどに営業拠点を開設します。その一方で日本では、ネットマーケティング部門で重要な「モバイル」「ソーシャル」「グローバル」三分野に力を注ぎました。2012年から2015年に4期連続で増収します。

2013年には自社コンテンツ、コミックスマートを立ち上げ、マンガコンテンツ事業を開始しています。

2016年9月期より国際会計基準(IFRS)を採用する予定です。海外拠点は計8拠点となり国際的企業として活躍、躍進を目指す企業です。

 

セプテーニの社長や創業者はどんな人?

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セプテーニの創業者は、現在はセプテーニ・ホールディングスの名誉会長である七村守氏です。

七村氏は1955年に大阪府で生まれます。1979年に山口大学を卒業後、株式会社リクルート入社します。30代前半までリクルート社員として働き、1989年にはリクルート北関東支社長に就任しました。

1990年10月、七村氏が35歳のときに仲間7人と独立し起業します。セプテーニ・ホールディングスの前身となるサブ・アンド・リミナルという会社をたちあげました。当時はインターネット広告事業ではなく、人材採用コンサルティング事業会社でした。

現在は、佐藤光紀氏が代表取締役社長を務めています。立教大学を卒業し、始めはミュージシャンを目指した佐藤氏でしたが、1997年にセプテーニに入社しました。

24歳という若さでオンライン広告部門をリードする立場に就き、2001年には当社のオンライン広告マーケティング部の売上前年比5倍に貢献しました。当時佐藤氏が26歳だった2001年に、セプテーニはJASDAQに上場を果たします。

セプテーニの今後の企業動向は?

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セプテーニはインターネット広告の総合代理店として、国内でも屈指の企業です。

インターネット広告業界の市場環境は年々変化し、ニーズが顧客によって多様化しています。著しい変化として近年では、スマートフォン広告市場が2000年から拡大しています。2015年と比べると20倍の規模となりました。一方で新聞などの紙媒体の広告市場は縮小しています。

政府が発表した2016年3月に行われた「消費者動向調査」によると、2016年3月時点でスマートフォン普及率がガラケー普及率を超えています。ガラケーからスマートフォンへの切り替えが進んでいると共に、スマートフォンは世代を超えて誰もが所持する必需品であるといえます。今後、スマートフォンを媒体とした商品も増えていくと予想されます。セプテーニでは、2015年のスマートフォン広告の売上がネットマーケティング事業の売上の約62.8%となりました。

セプテーニは、スマートフォンでの自社コンテンツ育成に力を注いでいきます。マンガコンテンツ事業では、作家の育成と配信プラットフォーム「GANMA!」で積極的な先行投資を行っています。その結果「GANMA!」の2015年10月の月間ページビューは4.7億PVを達成し、11月には累計ダウンロード数が200万件を突破するまでに拡大しました。ただ営業利益はまだ出ておらず、赤字です。

今後、メディアコンテンツ事業がビジネスとして形になり収益に結び付くように舵をとれるかが課題となっています。


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