東京海上日動の売上、年収、強みは?新卒採用、選考情報は?

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東京海上日動は過去5年で売上を1.2倍、経常利益を2.5倍、当期純利益を3倍に伸ばした。親会社に東京海上ホールディングスがあり、東京海上グループの中核を担う3メガ損保のうちの1社。選考は特徴的なものが多く、面接は人柄について詳しく聞かれる。東京海上日動は三井住友海上、損保ジャパンと並ぶ国内3メガ損保の1つです。メガ損保の実情はどのようなものなのでしょうか。この記事では、東京海上日動の売上、年収や強み、新卒採用、選考方法についてご紹介します。

東京海上日動はどんな会社?

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東京海上日動の正式名称は

東京海上日動火災保険株式会社

英名は

Tokio Marine & Nichido Fire Insurance Co., Ltd.です。
Tokioは誤字ではありません。

一般的には、東京海上日動もしくはマリンと呼ばれています。

東京海上日動は、2004年10月に東京海上と日動火災が合併して誕生した企業です。

旧東京海上が1944年に東京海上、三菱海上、明治火災の3社が合併してできた企業であるため、現在の東京海上日動は三菱系の企業になります。

3メガ損保と呼ばれている国内大手損害保険会社3社のうちの1社であり、本社は東京都千代田区丸の内一丁目に構えています。

2002年4月2日付けで株式会社ミレアホールディングス、現在の東京海上ホールディングス(親会社)が生まれ、東京海上グループを取りまとめています。
主な東京海上グループの企業は、日新火災、イーデザイン損保、東京海上日動あんしん生命です。

 

東京海上日動の事業内容、職種は?

東京海上日動の公式ホームページによると、東京海上日動の事業内容は以下の4つです。

  • 損害保険業
  • 業務の代理、事務の代行
  • 確定拠出年金の運営管理業務
  • 自動車損害賠償保障事業委託業務

損害保険業には、「保険引受」と「資産の運用」の2つの役割があります。

業務の代理、事務の代行とはグループ会社のイーデザイン損保、あんしん生命の業務の代理や事務の代行をすることをいいます。

 

主な職種は、営業と損害サポート、商品開発です。

営業は「パーソナル営業部門」「コマーシャル営業部門」「ディーラー営業部門」の3部門で構成されています。

  • パーソナル営業は、地域ごとに所在する企業や個人のお客様に対して、代理店を通じて保険の提供を行います。
  • コマーシャル営業は、商社、航空業界など業種単位で大企業を担当し、企業代理店と共にコンサルティング営業を行います。大きな責任とともにダイナミズムに富んだ仕事といえるでしょう。
  • ディーラー営業は、自動車メーカーやカーディーラーをお客様、もしくは代理店として担当し、東京海上日動の商品を提案または営業支援を行います。

 

東京海上日動の売上や利益は?

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東京海上日動の有価証券報告書(2016年3月末時点)によると、2016年3月末時点での

  • 正味収入保険料は約2兆1283億円
  • 経常利益は約3772億円
  • 当期純利益は約3016億円

でした。

5年前の有価証券報告書(2011年3月末時点)では、2011年3月末時点の

  • 正味収入保険料は約1兆7427億円
  • 経常利益は約1457億円
  • 当期純利益は約1007億円

でした。

東京海上日動は過去5年間で売上を1.2倍にし、経常利益を2.5倍、当期純利益を3倍に伸ばしています

業績が伸びている背景には、近年世界経済の情勢が思わしくなく、リスク不安から損害保険の必要性が高まったことがあります。

東京海上日動は、通常の会社の売上にあたる正味収入保険料が2兆円を超える超大企業なのです。

 

東京海上日動の平均年収は?

有価証券報告書(2016年3月末)によると、

東京海上日動の社員平均年収は約891万円です。

2011年3月末に公表された有価証券報告書では、平均年収は約821万円と報告されているので、東京海上日動の平均年収は過去5年間で70万円、8.5%増えています。

2016年3月末現在、東京海上日動の従業員は1万7148人、平均年齢は41.7歳、平均勤続年数は11.5年です。
2011年3月末時点では、従業員は1万7051人、平均年齢は40.7歳、平均勤続年数は10.5年でした。

過去5年で見ると従業員の人数、平均年齢、平均勤続年数が微増傾向にあることがわかります。

 

東京海上日動の新卒採用は?

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リクナビ2017によると、東京海上日動の採用人数は未定とされています。

あさがくナビのインタビュー記事によると、2014年度の採用実績はグローバルコースは約120人、エリアコースは350人でした。

面接解禁前のスケジュールは、

  1. 3月広報解禁→
  2. 学内&企業による説明会→
  3. OB訪問→
  4. エントリシート提出→
  5. 筆記試験

という流れになります。

説明会の内容は、東京海上日動についてやコース別のものがあります。社員の方と話ができる座談会なども用意されています。

OB訪問は同業他社と異なり、大学のキャリアセンターにOB名簿を送っていて、名簿をもとに東京海上日動に連絡を取ることで先輩社員に繋げてくれます。

東京海上日動はOB訪問を重視します。

OB訪問を通して単なる憧れでなく、入社してやりたいことを作るきっかけにしてほしいという考え方があるようです。

学生側も東京海上日動について理解を深めることができるので、積極的にOB訪問をするのがオススメです。

エントリーシートの通過連絡を受けたら、次は筆記試験です。筆記試験は、東京海上日動がオリジナルで作成した問題になります。

2017年新卒の筆記試験はマークシート方式で、受験科目は数学のみでした。

制限時間が約30分で出題数も約30問です。難易度は非常に難しく、時間内に解き終わるのはほぼ不可能な難易度と分量です。

比較的に簡単な問題を見極めて解くことがオススメの戦略です。

 

東京海上日動のエントリーシートは?

2017年新卒のエントリーシートの質問事項は、以下の通りです。

  1. 大学時代に力を入れて取り組んだことを3つ挙げてください。(3つ合計して150字以内)
  2. 上記1で答えた3つの取り組みのうち、最も力を入れた取り組みを選択してください。
  3. 上記2で答えた取り組みの活動期間、役割、人数等が具体的に分かるよう内容を教えてください。(250字以内)
  4. 取り組みの中で感じた課題や問題、および感じたきっかけ・背景について教えて下さい。また、その後どのような行動を取ったのかを教えてください。(400字以内)

東京海上日動のエントリーシートの特徴は、学生時代に頑張った取り組みを事細かに記載するように求めてくることです。

取り組みのなかで直面した課題を、どのように解決していったのかを重視していると推察されます。実際の仕事でも困難に立ち会った時、課題を発見して行動できる人が重宝されるからです。

もう一つの特徴は、志望動機の記入欄がないことです。志望動機よりも学生時代に力を入れた取り組みを重視し、学生時代の実績にフォーカスしていることがわかります。

 

東京海上日動の選考フローは?

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東京海上日動の選考フローは

「6月面接解禁→1次選考(面接+小論文)→2次面説→最終面接」

でした。

筆記試験の通過者のみに電話にて1次選考の案内が来ます。

1次選考は、面接と小論文です。面接の内容はエントリーシートをもとに、学生時代に頑張ったことの深掘りです。雰囲気は和やかで学生の人柄を重視していると推察されます。

小論文は、選考会場にて題材を伝えられます。

2次面接は、これまでの人生について詳しく聞かれます。現在の人格がいつ、どのように形成されたのかを論理的に話す必要があります。親友や家族関係のことも質問されることあるようです。

3次面接は、1次2次で質問されたことの深掘りに加えて、意思確認があります。3次面接を突破すると内定です。

 

損保業界のリーディングカンパニー

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東京海上日動は、国内損害保険会社のリーディングカンパニーです。

同業他社に比べ、経常利益額が高く、収益力のある会社といえます。

働く社員の方と接してみると、リーディングカンパニーの社員であるという意識で働いているように感じられます。

自信と気持ちの良い責任感、プレッシャーを持って働きたいという人にオススメです。

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