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2016.7.15
2016.7.15
茨城県は江戸時代まで常陸国全域と下総国の一部でした。
古代から土地が広く、産物も多い豊かな国といわれていました。平安時代前期になると、様々な武士団が根付くようになります。後に反乱を起こした平将門の本拠地も下総国(茨城県の西南部)にありました。
中世には多くの豪族が割拠していましたが、戦国時代に源氏の流れをくむ佐竹氏が勢力を伸ばします。茨城県をほぼ統一するまでに勢力を拡大しました。
関ヶ原の戦いの後、徳川家康は佐竹氏を秋田へ転封させ、その後に自分の子供を入れて御三家の一つとなる水戸藩を成立させました。これは東北の諸大名に対する備えであったとされます。
藩主として有名なのは「水戸黄門」で知られる水戸光圀です。実際の光圀は諸国を漫遊することはありませんでしたが、学者を招いて儒学を奨励し、彰考館を開設して藩をあげての事業となる「大日本史」の編纂を始めました。この過程で形成された水戸学は、幕末の尊王攘夷思想に少なからず影響を与えています。
明治時代の廃藩置県では初めは多くの県に分かれていましたが、県の統合によって1873年8月に現在の茨城県の形となりました。
茨城県の県庁所在地は水戸市です。
茨城県公式ホームページ「茨城県の人口と世帯(推計)月報」によると、2016年6月現在、水戸市は人口27万840人で最も人口の多い都市でもあります。江戸時代は水戸藩の城下町で、日本三名園の一つとして有名な偕楽園があります。明治以降は納豆の生産が盛んになりました。「水戸納豆」は全国区の有名ブランドとなっています。
2番目に人口が多いのはつくば市で22万9451人です。筑波研究学園都市の開発とともに成長した日本最大の学術都市となっています。つくばエクスプレスの開業で東京へのアクセスも便利です。
3番目に多いのは日立市で人口は18万3641人です。日立鉱山をもとに発展し、鉱山機械の修理工場として設立された日立製作所の創業地でもあります。
茨城県の公式ホームページ「県民経済計算」によると、2013年度の茨城県の名目県民総生産は約11兆5113億円で全国第11位です。産業別の割合は以下の通りです。
産業 | 生産額 | 割合 |
---|---|---|
第一次産業 | 2372億円 | 2.0% |
第二次産業 | 3兆9908億円 | 34.7% |
第三次産業 | 7兆1999億円 | 62.5% |
同時期の全国平均と比べると、第一次産業と第二次産業の割合が高くなっています。
茨城県公式ホームページ「茨城県の年齢別人口四半期報」によると、2015年7月1日現在の茨城県の人口は291万1176人です。年齢別人口は以下の通りです。
年齢区分 | 人口 | 割合 |
---|---|---|
年少人口(15歳未満) | 37万2393人 | 12.9% |
生産年齢人口(15~64歳) | 175万7330人 | 60.6% |
老年人口(65歳以上) | 76万8091人 | 26.5% |
総務省統計局「労働力調査(基本集計)都道府県別結果」によると、茨城県の2015年平均の労働力人口は約151万6000人で、前年より約3万人減少しています。ここ数年は微減傾向です。
2015年平均の失業率は3.3%で、前年より0.1ポイント改善しています。
情報サイト「年収ガイド」によると、2015年の茨城県の平均年収は約486万2900円で全国第7位です。平均月収は約33万700円、平均賞与は約89万4500円、平均勤続年数は12.6年となっています。
総務省統計局「平成25年平均消費者物価地域差指数」によると、茨城県の物価指数は全国平均を100とすると98.4で、全国第24位です。
茨城県は平均年収が高く、物価が低い地域なのです。経済的にとても住みやすい地域といえます。
情報サイト「けんみん」によると、2010年の茨城県の共働き率は約56.1%で全国第31位です。全国平均の約57.79%より低くなっています。北関東3県の中では最も低い数値です。
厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ(平成27年4月1日)」よると、2015年4月1日現在の茨城県の待機児童数は373人で、前年より146人増加しています。市町村別では水戸市が158人、つくば市が 104人の順で多く、この2市で全体の70%を占めています。
待機児童が多いことが共働き率が低い要因の1つといえます。
茨城県は、産出額全国第2位の農業や日立・鹿島の工業地域、つくばの科学技術研究施設といった経済基盤があります。またつくばエクスプレスの開通や茨城空港の開港によって交通網が整備されつつあり、その利点を生かしたさらなる産業の育成が必要となっています。
一方で少子高齢化や東日本大震災後の人口減を克服するために、子育て支援や地域間の交流促進も求められます。年収水準が高く、物価は安いので住みやすい地域です。交通インフラの発達により、つくば市や守谷市の人口は増加しているのもポジティブな流れです。
工業地帯や、つくば市にある筑波大学のアカデミックな基盤を通じて、企業誘致、地域連携を強化していくことが茨城県の今後の課題といえます。
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