「もう、その話し方では通じません。」に学ぶ!新しい話し方5つのルール

仕事術

この記事の結論は「相手に伝わる話し方を身につけたければ聞く力を学び、つかみと弱みをさらす話を準備する」です。インターネットがインフラとして整い、情報が簡単に手に入るようになればなるほど、人と話す必要性が減ります。人と話すことが苦手という方も多いのではないでしょうか。この記事では、民間人出身者としてはじめて公立中学校の校長を務め、現在は奈良市立一条高校の校長先生をしている藤原和博氏の著書「もう、その話し方では通じません。(中経出版)」を題材に、新しい話し方の5つのルールをご紹介します。

新しい話し方ルール1「相手の言葉で話す」

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多くの人は、自分の言葉を使って話します。

わかりやすく説明をしても、相手が知らない言葉を使って話していたら、その説明は伝わりません。業界用語や一般的ではないカタカナ語を使ったプレゼンは、「相手の言葉で話す」というルールの対極にある話し方です。相手の年代や経歴、現在の会社や仕事内容、普段会話で使う言葉に合わせて言葉を選び、「相手の言葉で」話しましょう。

 

新しい話し方ルール2「共感させる」

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話が伝わるとは、共感が生まれることです。

共感は「相手がもともと知っていること」に「新しいアイディア」を加えることで生まれます。多くの話は、相手がもともと知っていることを重要視せず、新しいアイディアを伝えることのみに偏っています。人は、自分の知らないことを警戒し、恐怖心を抱きます。知っていることは警戒せず、安心感をもって聞けるのです。相手がもともと知っていることを把握するのが新しい話し方のポイントの1つです。

 

新しい話し方ルール3「肩書きを使わない」

初対面の人と話すとき、肩書きに頼ると自分の印象は弱まってしまうことがあります。

相手は肩書きをみて「この会社の、この役職の人」として情報を処理し、過去に会った同じような人と一緒という分類にされてしまうからです。藤原氏は本書のなかで、肩書きよりも「つかみ」が大事としています。

会社、役職ではなく、自分独自の情報をつかみとして初対面の人につたえ、良い印象をもってもらえれば、その後の話を聞いてもらいやすくなります。

 

新しい話し方ルール4「弱みをさらけだす」

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会うたびに自分の自慢話ばかりするAさんと、自分の弱み打ち明けてくれるBさん。

どちらの方が、また会いたくなるでしょうか?

人は、自慢話より失敗談を聞くほうが好きです。失敗談を聞くと、自分がもっている弱い部分と共感したり、弱みを打ち明けてくれた相手をサポートしたくなったりしますね。お笑い芸人の「自虐ネタ」を好意的に受け取る理由もこの論理です。藤原氏は「マイナスモードの話をおもしろおかしく語れるかどうかに、その人のコミュニケーション能力がもっとも表れる」としています。

 

新しい話し方ルール5「話す前に聞く」

ルール1「相手の言葉で話す」、ルール2「共感させる」に共通するポイントは、「相手のことをどれだけ知っているか」です。

相手のことを知れば知るほど、相手に伝わる話し方ができるといえます。

つまり「話すより聞く」ほうが重要なのです。

聞いて、聴いて、訊くことによって、相手の理解がどんどん深まります。そこに自分や自社の強みを加えて話せば、受け入れてもらえる可能性が高まります。相手に受け入れてもらえる話ができるかは、どれだけ相手のことを知れるかがポイントなのです。

 

聞く力を身につける

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この記事を読み、話し方のレベルを高めたい人にオススメのアクションアイテムは

「聞く力を身につける」

です。

これまで見てきた通り、藤原氏が新しい話し方として紹介している5つのルールのうち3つは「聞く力」がポイントとなっているルールです。

聞く力を高めることで相手の理解が深まり、相手に合わせた話ができるようになるのです。関連記事には、聞く力を身につける方法や考え方についてまとめています。併せて確認してみてくださいね。

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