群馬県の人口は?推移や増減率、未来予測は?

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この記事の結論は「2016年6月現在の群馬の人口は約197万人。人口のピークは2004年頃で、2040年の人口は約163万人に減少する。高齢者の割合は約37%になると予測されている」です。群馬県は人口減少が始まっており、将来的には少子高齢化にともなっておよそ3人に1人は高齢者になると予測されています。この記事では、群馬県の人口や推移、増減率、未来予測についてまとめました。

群馬県の人口は?

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群馬県統計情報提供システム「群馬県移動人口調査」によると、2016年6月現在の群馬県の人口は196万7635人です。対前月比で157人減少しています。世帯数は77万9532世帯です。

最も人口が多いのは高崎市で、人口は37万502人です。2番目は前橋市の33万5703人、3番目は太田市の22万332人となっています。

群馬県公式ホームページ「外国人住民数の状況」によると、2015年12月末時点での外国人居住者数は4万4798人です。県の人口の2.2%を占めています。対前年同月比で2487人増加しました。5.9%の増加です。

最も外国人居住者が多いのは伊勢崎市で、1万572人の外国人が暮らしています。2番目は太田市の8802人、3番目は大泉町の6717人となっています。また上位5市町で群馬県の外国人居住者の約78%を占めています。太田市や大泉町は富士重工の工場があり、外国人労働者が多く働いているため、外国人居住者数が多いです。

国別ではブラジル、中国、フィリピンの順で人口が多いです。上位5カ国で外国人住民の約75%を占めています。

 

群馬県の人口、過去推移は?

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群馬県企画部統計課「群馬県の人口と世帯」によると、群馬県の人口推移は以下の表のようになっています。

調査年 人口 全国順位
1970年 165万8909人 22位
1990年 196万6265人 19位
2000年 202万4852人 19位
2010年 200万8068人 19位
2015年 197万3476人 19位

1970年から1990年の経済成長と共に20年で約30万人増加してます。2004年頃に人口が最大となりますが、その後は減少に転じています。2005年の調査以降、人口増減率はマイナスです。

 

群馬県の年齢区分による人口比は?

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群馬県統計情報提供システム「群馬県移動人口調査」によると、2016年6月現在の群馬県の人口は196万7635人です。全国第19位となっています。同サイト「群馬県の年齢別人口」によると、2014年10月現在の年齢別人口は以下の表のようになっています。

年代 人口 割合
年少人口(0歳〜14歳) 25万7646人 13.1%
生産年齢人口(15歳〜64歳) 118万407人 60.1%
老年人口(65歳〜) 52万6337人 26.8%

また総務省統計局「労働力調査(基本集計)都道府県別結果」によると、2016年1月から3月の平均値での労働力人口は約99万7000人となっています。

人口は減少傾向ですが、年齢区分別では老年人口は増加傾向です。群馬県統計情報提供システム「群馬県の年齢別人口」によると、2014年10月現在、老年人口は過去最高となりました。一方で年少人口と生産年齢人口は減少しています。年少人口は過去最低です。群馬県では少子高齢化が進行しているといえます。

総人口は2000年にピークを迎え、以降人口は減少傾向にあります。2040年には約163万人(2010年比19%減)となる見込みです。生産年齢人口は2040年には約86万4000人(総人口の約53%)、年少人口は約16万9000人(総人口の約10%)にまで減少すると予想されています。

一方で老年人口は2040年には59万6000人(総人口の約37%)にまで増加する見込みです。WHOの定義では65歳以上の高齢者の人口比率が21%以上の社会を超高齢社会と呼びます。2040年の群馬県は超高齢社会のラインを大きく上回る高齢化が見込まれているのです。

 

群馬県の未来予測は?

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群馬県の人口は2004年をピークに減少に転じています。

2040年には約163万人、2060年には約128万7000人にまで減少していくと見込まれています。ものづくり産業を県の主産業とする群馬県では、人口減少による労働力の不足は産業の県外への流出につながるため、人口減少に対する対策を打ち出しています。

群馬県の第15次総合計画「はばたけ群馬プランII」では「限りない可能性を大きくはばたかせ、群馬の未来を創生する」を基本理念として掲げており、「若者の結婚・出産・子育ての希望(家族の理想)の実現」と「群馬に人を呼び込む流れの創出」の取り組みを軸に人口減少に歯止めをかけようとしています。

また地域社会では「地域を支え、経済・社会活動を支える人づくり」として子供若者の育成(教育)、職業人材の育成、交流・移住・定住の促進などにに取り組んでいます。

群馬県は出生率の回復と社会移動の改善を目標に人口減少対策を行っているのです。

 

メリットを活かした人口対策を実施

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群馬県の人口は、2040年には約163万人にまで減少すると予想されています。少子高齢化も進行し、人口の約37%は高齢者になる見込みです。

群馬県は産業都市として魅力ある地域にするために、県内にコンベンション施設の整備などにも取り組む活動を行っています。イメージアップと、雇用の創出が目的です。群馬県の地理的優位点(交通網の充実、首都圏からのアクセスの良さ)を大いに生かした政策になっています。

群馬県は地域特有のメリットを活かした政策を打ち出すことで、少子高齢化や人口減少の解決を目指しているのです。