埼玉県の人口は?推移や増減率、未来予測は?

この記事の結論は「埼玉県の人口は増加傾向だが将来的には減少が予想されている。早い段階から人口減少対策を打ち出し、取り組んでいる」です。埼玉県は現状、人口が増加していますが、年齢区分で見ると増加しているのは老年人口だけです。この記事では、埼玉県の人口や推移、増減率、年齢区分による人工比、未来予測についてご紹介します。

埼玉県の人口は?

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埼玉県公式ホームページ「埼玉県推計人口」によると、2016年5月現在の埼玉県の人口は727万5227人です。全国都道府県別人口ランキングで5位にランクインしています。

前月比で6822人の増加です。総務省統計局「人口推計」によると、同時期の日本の人口は約1億2696万人と推計されています。埼玉県の人口は日本の人口の約5.73%ということになります。また埼玉県の世帯数は300万829世帯で、男女比は約1万人女性のほうが多くなっています。

2014年末の埼玉県の外国人居住者は約13万人です。対前年比増減率はプラス5.5%、県人口に占める割合は1.79%となっています。国籍は148カ国と幅広いですが、アジアが75%以上を占めます。国籍別では、中国(台湾を除く)が5万2495人と最も多く、次いで韓国・朝鮮が1万7198人、フィリピンが1万7147人となっています。都道府県別在留外国人数は、東京都、大阪府、愛知県、神奈川県に次いで全国第5位です。

 

埼玉県の人口推移は?

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埼玉県公式ホームページ「人口の推移と見通し」によると、埼玉県の人口推移と人口増加率は以下の表のようになっています。

年代 人口 人口増加率
1970年 387万人 26.3%
1975年 482万人 24.5%
1980年 542万人 12.4%
1985年 586万人 8.1%
1990年 641万人 9.4%
1995年 676万人 5.5%
2000年 694万人 2.7%
2005年 705万人 1.6%
2010年 706万人 0.1%

1970年から埼玉県の人口は増え続けており、2010年までの40年間で約55%増加しました。ただ人口増加率は減少を続けています。

 

埼玉県の年齢区分の人口比は?

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埼玉県公式ホームページ「町(丁)字別人口調査」によると、2016年1月現在の埼玉県の年齢区分による人口比は以下の通りです。

人口区分 人口 県内人口比率
生産年齢人口(15歳以上65歳未満) 459万7709人 62.8%
老年(65歳以上)人口 178万7951人 24.4%
年少(15歳未満)人口 93万7700人 12.8%

総務省統計局「労働力調査(基本集計)都道府県別結果」によると、2016年1月から3月の平均値での労働力人口は約378万4000人となっています。

埼玉県では日本の少子高齢化にともなって生産年齢人口と年少人口は減少傾向で、老年人口は増加傾向にあります。前年に比べて人口は増えていますが、年齢区分では増加したのは老年人口だけです。対前年度比で、年少人口は6989人減少、生産年齢人口は3万3102人減少、老年人口は5万8643人増加となりました。

 

埼玉県の未来予想は?

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埼玉県公式ホームページ「人口の推移と見通し」によると、埼玉県の人口は今後減少する見通しです。

2010年4月の時点では、2020年の埼玉県の人口は約683万人(人口増加率マイナス2.1%)と予想されています。また人口維持に必要とされる出生率は2.08といわれていますが、2005年には埼玉県の出生率は1.18にまで低下しました。2013年時点では、埼玉県内では鳩山町の0.63をはじめとして、出生率が1に満たない市町村が10あるといわれています。

このような状況をふまえて、埼玉県では「5か年計画-安心・成長・自立自尊の埼玉へ-(平成24~28年度)」という政策を実施しています。

埼玉県が抱える問題を「安心・安全を広げる分野」「人づくり・教育を高める分野」「経済・産業を支える分野」「環境を守り育てる分野」「暮らしと地域を豊かにする分野」の5つに分類し、合計で57の施策を打ち出しています。

68の指標から進捗状況を自己評価しており、2014年7月時点での指標の進捗状況は、約83.8%が「目標値を上回る」「策定時から改善した」と評価されています。埼玉県では、いずれ訪れる人口減少とそれに伴う問題に対して既に対策を打ち出し、実行しているのです。

 

継続して人口減少対策を実施

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埼玉県は全国と比較しても人口が多く、1970年からの40年間で人口は2倍以上になりました。ただ現在は人口は増加していますが、将来的には人口減少が予想されています。少子高齢化の影響は既に出始めており、人口増加に反して年少人口と生産年齢人口は減少傾向です。

埼玉県では早い段階で人口減少対策を開始しています。2010年時点では2015年の人口は減少が予想されていましたが、実際は増加しました。埼玉県は将来を見据えて早くから施策を打ち出している地域なのです。