20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2019.11.11
2019.11.11
いつもご覧いただきましてありがとうございます。BraveAnswer編集部です。
ヒューリスティックとは、人が判断や意思決定をする際、
のことを意味します。
法則や手がかりはほとんどの場合が経験に基いているので、
として覚えてしまっても問題ありません。
ヒューリスティックでの判断や意思決定のスピードは早いものの、必ずしも正確な答えが導けるわけではありません。
どういうことかみていきましょう。
会社のイベントの野球大会で、野球経験のないメンバー9人で守備位置を決めるとします。
ある2人から、ピッチャーとキャッチャーを選ぶことになりました。
お互い「ピッチャーをやりたい」と譲らないので、他のチームメンバーの投票で決めることになりました。
この場合、スリムな体系で爽やかな人がピッチャーとして選ばれ、明らかに太っている人がキャッチャーをさせられることが多いでしょう。
これらはすべてヒューリスティックです。
実際には明らかに太っている人のほうが運動神経がよかったり、ピッチャーに向いていたりするかもしれません。
しかし、上記のようなヒューリスティックが働くので、明らかに太っている人がピッチャーに選ばれる可能性の方が低いのです。
ヒューリスティックには、3つの種類があるとされています。
人の判断に影響を及ぼすヒューリスティックがどこから来ているのかということです。
ヒューリスティックの種類を知ることで、
がわかります。
代表的、典型的であると思われる事象を判断に利用してしまうのです。
先ほどの
が代表性ヒューリスティックの代表的な例です。
利用可能性ヒューリスティックは、想起ヒューリスティックとも呼ばれます。
想起しやすい情報、簡単に手に入る情報を優先して判断に使ってしまうことを指します。
大規模な飛行機事故が起こると
と考える人が増え、飛行機の利用人数が減ります。
ただ、飛行機が事故に起こる確率は、電車やバスが事故を起こす確率より明らかに低いです。
これは、飛行機事故によって「飛行機=事故」が想起しやすい状況になると起こる典型的なヒューリスティックです。
ワイドショーが世論を作りやすい理由も、利用可能性ヒューリスティックが影響しています。
ワイドショーはテレビをつければ簡単に手に入る情報ですし、一度に百万、千万規模の人が取得可能な情報です。
ワイドショーは、利用可能性ヒューリスティックによって世論を形成するのに最適なツールなのです。
アンカリングとも呼ばれるヒューリスティックです。
同じ商品、同じ値段でも
という値札をつけておくよりも
という値札をつけておくほうが売れやすくなります。
固着性ヒューリスティックのような価格のコントロールはヒューリスティックをマーケティングに活かす典型例ですが、他のヒューリスティックもマーケティングに活かすことができます。
代表性ヒューリスティックをマーケティングに活かすのであれば、
にしてください。
という人の代表性の両方を活用することができるからです。
利用可能性ヒューリスティックをマーケティングに活かすのであれば、
と効果的です。
タイヤ売り場では
というストーリの動画を見せるべきです。
健康食品を売りたいのであれば、健康でないと人はヤル気がでない、生きることに希望が持てないという調査結果を見やすいところに置いておくのです。
すべての人に効果があるわけではありませんが、多くの人を相手にすればするほど、ヒューリスティックのマーケティング効果に期待が持てますよ。