20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2017.6.9
2017.6.9
現在のフランスの原点は、843年にカロリング朝フランク王国が分裂したことにさかのぼります。
その後、
によって現在の
の原型が形作られました。
現在のフランスは、このときに成立した
がベースになった国家です。
西フランクのカロリング朝王家が断絶すると、987年に
が王に選出されてカペー朝が創始されました。
このときからこの地域を「フランス」と呼ぶようになります。
その後フランスはヴァロア朝を経てブルボン朝になり、絶対王政のもとでルイ14世のときに全盛期を迎えます。
ベルサイユ宮殿が建設されたのはこの頃です。
ただルイ16世の頃には衰退を始めます。
1775年に始まるアメリカ独立戦争や王妃マリー=アントワネットによる出費がかさみ、財政状況は苦しくなりました。
この時マリー=アントワネットが貧困に苦しむ農民を見て「パンがなければケーキを食べればいいのに」と言ったセリフは有名ですよね。
このような状況にフランス市民の不満は溜まっていきました。
ルイ16世は王政を緩和するための改革を目指したものの市民の不満を鎮めることはできませんでした。
ついに、フランス市民の不満が爆発する時がきます。
これがフランス革命です。
1789年7月14日、パリにあるバスティーユ牢獄において、自衛と秩序の維持を名目として市民が軍の司令官に対し武器の引き渡しを求めました。
これが拒否されたため、民衆は牢獄を襲撃します。
このバスティーユ牢獄襲撃がフランス革命の始まりとされ、
となっています。
この日は現在でも祝日です。
やがてフランス全土に騒乱は広がり、絶対王政は崩壊していきました。
その後フランスはナポレオンによる帝政を経て、現在のような共和政に移行していきました。
フランスの人口は
です。
(2016年1月現在:フランス国立統計経済研究所より)
ここ数十年間、フランスの人口は微増傾向が続いています。
1950年の人口は約4183万人だったので、
に増加したことになります。
世界銀行「Data Indicators」によると、2013年のフランスの
です。
イタリアやドイツなどのヨーロッパ主要国や日本の出生率は1.5を以下なので、先進国の中では高い水準を維持できています。
フランスの出生率は、1994年には1.73まで低下しました。
そこから再び上昇傾向になり、2008年以降2.0以上を維持しています。
高い出生率を維持し、移民政策にも力を入れているため、フランスの人口は微増を続けているのです。
2100年にはフランスの人口は
になるとされています。
(UNPD(国連人口部)の「World Population Prospects, the 2012 Revision(世界人口展望2012年版)」より)
フランス人の
で、特に
を信仰しているとされています。
フランスにはシャルトル大聖堂やモン・サン・ミッシェルといったカトリックに関する遺産が多く残っています。
古くからカトリックが信仰されている国なのです。
そのほか、
を信仰している人も一定数います。
このように、フランス国内にはキリスト教徒の中にイスラム教徒などの信仰者が混在するという構造ができています。
そのため宗教的な衝突が起こることも多い国です。
2015年11月にパリで起きた同時多発テロは宗教対立の象徴的な事件でした。
フランスは対テロ組織に参加しており、イスラム国(IS)への空爆を行っています。
その報復としてパリがテロ行為の対象になったといわれています。
フランス国内に住んでいるイスラム教徒は差別的な扱いを受けることも少なくありません。
そのため2015年1月に発生した新聞社襲撃事件(シャルリ・エブド事件)など、パリ同時多発テロ以前にもイスラム過激派の犯行とみられる事件がたびたび発生しています。
フランスの名目GDPは
です。
(2015年:IMF「World Economic Outlook Databases」より)
ヨーロッパ諸国の中では、ドイツ、フランスに次いで第3位の規模を誇ります。
世界トップ5、ヨーロッパトップ5は以下の表のようになっています(データはすべて2015年)。
【世界トップ5】
順位 | 国名 | 名目GDP |
---|---|---|
1位 | アメリカ | 17兆9470億ドル |
2位 | 中国 | 10兆9828億ドル |
3位 | 日本 | 4兆1232億ドル |
4位 | ドイツ | 3兆3576億ドル |
5位 | イギリス | 2兆8493億ドル |
【ヨーロッパトップ5】
順位 | 国名 | 名目GDP |
---|---|---|
1位 | ドイツ | 3兆3576億ドル |
2位 | イギリス | 2兆8493億ドル |
3位 | フランス | 2兆4215億ドル |
4位 | イタリア | 1兆8157億ドル |
5位 | ロシア | 1兆3247億ドル |
フランスはヨーロッパ最大の農業国です。
フランスの
を占めます。
(農林水産省公式ホームページより)
また農業生産額はフランスだけでEU全体の約20%にのぼります。
フランスは農業によっても大きな価値を生み出しているのです。
フランスの1人あたりGDPは
となっています。
(2015年:IMF「World Economic Outlook Databases」より)
フランスより上位には北欧を中心とするヨーロッパの国が多くランクインしています。
となっています。
フランスの平均年収は
です。
(2014年:OECD「Average annual wages」より)
日本円に直すと、フランスの平均年収は
ということになります。
(2014年のドルの平均値である約106円で換算)
世界で平均年収が高いのは
となっています。
日本の平均年収は
です。
(2014年:国税庁「平成26年民間給与実態統計調査結果」より)
フランスの平均年収は日本よりも高い水準にあります。
フランスは先進国であるにも関わらず出生率が高く、今後も人口の増加が予測されています。
GDPも高く、人口増加が続くフランスの経済規模は今後さらに成長を続けていくと考えられます。
フランスは宗教問題に悩まされています。
カトリックは偶像崇拝を禁止しているイスラム教と考え方が異なるため、しばしば衝突してしまうこともあります。
フランスは信仰の違いから宗教的衝突が起こっている国でもあるのです。
日本でも人口減少の解決策の一つに「移民の受け入れ」があげられています。
人口増加は経済的にはプラスになりますが、フランスのケースをみると、移民受け入れによる宗教対立は治安維持のリスクになる可能性もあるのです。
ビジネスに限らず、人生を豊かにするためには世の中の動向を知っておくことも大切です。
身近な方法としては、新聞を読むこともひとつの手段です。
英語圏の情報であれば、
ウォールストリート・ジャーナル日本版 | 世界最大の経済新聞 |
ワシントンポスト | 世界的影響力のあるアメリカを代表する新聞のひとつ |
AFP通信 | 世界最古のフランスの新聞社 |
ジャパンタイムズ | 日本最古の英字新聞 |
など日本からでもアクセスできる新聞紙があります。
日本であれば、
日本経済新聞 | 日本最大の経済新聞 |
読売新聞 | 1874年創刊 世界最多の発行部数 |
朝日新聞 | 1879年創刊 日本第2位の発行部数 |
毎日新聞 | 1872年創刊 日本三大紙のひとつ |
1942年創刊 中日新聞社発行 |
など、様々な視点の新聞があります。様々な角度から物事をみるためにも一通り目を通しておくことをお勧めします。
また、現在は英語さえ身につけていれば、インターネットで世界の情報にアクセスできる状況でもあります。
英語を身につけることで情報を手に入れる幅が格段に広がります。世界で起きていることを、現地の人の目線から知ることができるからです。
ライザップイングリッシュ | 30日間全額返金 |
短期集中ビジネス英会話トレーニング | |
日常英会話コース |
など、英語学習の場も充実してきているので学びの幅を広げてみてはいかがでしょうか。