政治・経済

フランスの産業や企業、大統領は?首都、面積は?

フランスの名目GDPは世界第6位だが、失業率は10%を超えている。ファッションに関心が高く、多くのファッションブランドが本社を置いている。日本とフランスの関係は良好で、さらなる連携強化を図っている。フランスの首都であるパリは「花の都」と呼ばれてます。その華やかさ、伝統に憧れを持つ方も多いのではないでしょうか。この記事では、フランスの経済や産業、有名企業、大統領、首都、面積、日本との関係についてまとめました。

フランスの経済、産業は?

shutterstock_366555647

IMF「World Economic Outlook Databases」によると、2015年のフランスの名目GDPは約2兆4215ドルです。

世界第6位の規模となっています。

同調査によれば、フランスの2005年の名目GDPは1兆7720億ドルでした。

10年間で約1.4倍になったことになります。

同調査によると、2016年4月現在のフランスの失業率は約10%と推計されています。

ドイツが約4.6%、イギリスが約5%、日本が約3.3%となっているので、他の先進諸国と比べると高い失業率になっています。

「EUROSTAT」によると、フランスの失業率は2010年10月以降10%を下回ったことはありません。

ただ、フランスの失業率は今後改善する見通しもあります。

IMF「World Economic Outlook Databases」によると、フランスの2021年の失業率は9.1%と予想されています。

フランスの主要産業は多岐にわたりますが、石油化学、航空、ワイン製造を中心とした食品、原子力などの分野を主要産業としています。

ワインの輸出量は世界最大です。

またフランスは農業大国で、小麦や肉、果物を中心とした農業も盛んにおこなわれています。

フランスの農産業輸出額はEU農産業輸出額の約20%を占めています。

 

フランスの有名企業は?

shutterstock_351548024

フランスには、日本人にとってなじみのある企業の本社が置かれています。

  • エルメス
  • カルティエ
  • シャネル
  • ルイヴィトン

といったファッションブランドはフランスに本社があります。

フランスは世界的なファッションショーであるパリコレクションが開催されるなど、服飾に関する関心が高い国です。

ファッションブランド以外には

  • ダノン(ヨーグルトやミネラルウォーターを扱う食品関連企業)
  • ミシュラン(「三つ星」評価付きの旅行ガイドブック『レッドガイドブック』を発行するタイヤメーカー)

などもフランスの企業です。

 

フランスの大統領は?

shutterstock_306053711

現在フランスの大統領を務めているのは、第24代にあたるフランソワ・オランド氏です。

1954年8月12日生まれで、2016年6月現在61歳です。社会党に所属しています。

オランド氏はフランス西部の街ルーアンで生まれました。

数々のエリートを輩出してきた難関校のパリ政治学院を卒業したのちにHEC経営大学院に進学し、ビジネスについて学びます。

オランド氏は1979年に社会党に入党したものの、派閥争いに嫌気がさして1984年に超党派集団を結成しました。

1988年に国会議員選挙で当選を果たし、当選4回を経て約20年間国会議員を務めています。

2008年から4年間コレーズ県の県議会議長を務めたのちに2012年の大統領選へ出馬、当時現職だったサルコジ氏を下して大統領に当選を果たしました。

 

フランスの首都や面積は?

shutterstock_348159044

フランスの首都はパリです。その華やかさから「花の都」と呼ばれることもあります。

フランスの面積は約55万1500平方キロメートルで、日本(約37万8000平方キロメートル)の約1.5倍の大きさとなっています。

ただこれは本土のみの面積で、南アメリカ大陸北東部のフランス領ギアナ、オーストラリア大陸の東方に位置するニューカレドニアなどの海外領土をすべて含めると、面積は約67万5000平方キロメートルとなります。

パリ市の面積は神奈川県小田原市とほぼ同じ約105平方キロメートルで、その中に約225万人が住んでいます。

人口密度は1平方キロメートルあたり約2万1300人です。

これは日本でもっとも人口密度が高い東京都豊島区(1平方キロメートルあたり2万2372人 2015年10月現在)に匹敵する高さとなっています。

 

フランスと日本の関係性は?

shutterstock_367703579

現在のフランスと日本の関係は政治・経済の両面において良好で、政治要人や民間人の往来も活発に行われています。

フランスのオランド大統領、日本の安部総理がそれぞれ就任してからは首脳会談なども積極的に行われており、両国関係はさらに緊密なものになり連携強化が行われています。

外相レベルでも対話や会談が頻繁に行われており、安全保障や防衛分野において協力を強化する方針を固めています。

経済関係においては、特に自動車産業分野で資本提携や企業間協力が行われています。

一方で、フランスと日本はともに高い水準の経済力があるにもかかわらず貿易は活発ではありません。

2015年の日本の輸入額に占める対フランスの割合は第15位、輸出額に占める対フランスの割合は第21位にとどまっています。

 

失業率改善が経済成長のポイント

shutterstock_311443724

フランスの失業率は10%を超えています。

これは先進国の中でも高い数値です。

フランスは労働者の権利が手厚く保障されているため、企業側は雇用に対して慎重な姿勢をとることが原因と考えられています。

移民政策や女性へのサポートの充実によって今後フランスの人口は増加すると予想されています。

人口増加は経済のプラス材料ですが、失業率の問題を併せて改善する必要があります。

雇用の創出が経済成長を続けるためのポイントといえます。