20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2016.12.13
2016.12.13
IMF「World Economic Outlook Databases」によると、2015年のカナダの名目GDPは約1兆5523億ドルで世界第10位です。
同資料によると、2005年のカナダの名目GDPは約1兆1695億ドルです。
10年間で約1.3倍になったことになります。
2020年には約1兆7400億ドルになるとされており、今後も成長していくことが予想されています。
同資料によると、2016年4月現在のカナダの失業率は約7.3%です。
カナダの失業率は変動が激しく、経済状況に左右されます。
リーマンショック後の2009年は8.36%まで上昇しましたが、ここ数年は7%前後で落ち着いています。
同資料によれば、2015年のカナダの経済成長率は約1.2%です。
1995年以降マイナス成長だったのは2009年の-2.95%だけで、この20年間は堅実に成長しているといえます。
カナダは他の先進国と同様に第三次産業の割合が大きいです。
GDP総額の約70%を占めます。
また、金融・不動産・保険などの分野の成長が著しくなっています。
他にも、自動車などの製造業、工業、林業なども盛んにおこなわれています。
カナダには世界に誇る有名企業が本社を置いています。
などはすべてカナダに本社がある企業です。
カナダで主に使われている言語は英語とフランス語です。
この2言語は公用語に指定されています。
カナダはフランス領だった時代とイギリス領だった時代があるので、英語とフランス語が話されているのです。
フランス語を話す人はケベック州を中心とする東部に多いといわれています。
2011年の国勢調査によると、国民の約60%は英語を母語として話しています。
フランス語を母語とする人は約20%です。
また、カナダ人の約85%は英語で仕事をしています。
フランス語の知識はあっても、仕事は英語で行う人が多いです。
またカナダには移民が多いため、中国語やイタリア語などもともとの母語を話している人も一定数存在するといわれています。
現在のカナダの首相を務める人物は、第29代にあたるジャスティン・トルドー氏です。
1971年12月25日生まれで、2016年6月現在44歳です。
所属政党は自由党です。
トルドー氏はオタワの生まれで、当時の首相だった父ピエールと、母マーガレットの間に生まれました。
マギル大学、ブリティッシュコロンビア大学で英文学や教育学を学んだあとは、教師となり教鞭をとります。
その後、2008年に行われたカナダ連邦選挙で当選を果たし、庶民院(下院)の議員となりました。
2013年の自由党党首選挙で勝利したのち、2015年の総選挙で自由党の政権奪回に成功しました。
こうしてトルドー氏は、2015年11月に首相に就任したのです。
カナダの首都は東部に位置するオタワで人口は約87万人です。
トロント(約250万人)やモントリオール(約165万人)よりも人口は少なくなっています。
オタワは1857年にイギリスのビクトリア女王により首都に選定されました。
行政官庁や研究機関が多い町です。またトルドー首相の出身地でもあります。
カナダの面積は約998万5000平方キロメートルで日本(約37万8000平方キロメートル)の26倍です。
面積ではロシア(約1709万8000平方キロメートル)に次ぐ世界で2番目の大きさとなっています。
カナダと日本は官民ともに交流がさかんです。
政治面では議員間の交流を強化する方針を打ち出しています。
また、農業・情報通信・エネルギーなどの幅広い分野について政府間会議や日加次官級経済協議を行うなど一層関係が深まっています。
経済面では、天然ガス分野を中心とするエネルギー分野での関係を強化すべく「石油・天然ガスに関する協力声明」への署名が行われました。
インフラや科学技術などの面でも協力を強化していく方針を両国間で固めています。
また、カナダと日本の二国間の貿易は毎年1兆円規模で行われており、重要な貿易パートナーとなっています。
カナダは面積が非常に広く、林業などもさかんにおこなわれています。
自動車産業や航空機産業などもオンタリオ州やケベック州を中心にさかんで、カナダの経済に大きな役割を果たしています。
また現在の主要産業は第三次産業で、GDP総額の約70%を占めています。
カナダは多民族国家で、移民政策による人口増加が予想されています。GDPも増加傾向で、カナダは今後も経済発展が見込まれています。