20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2017.7.10
2017.7.10
日本の平均貯金額は
です。
(総務省統計局「家計調査」より)
年齢別の貯金額は以下のとおりです。
年齢別 | 貯金額(単位:万円) |
---|---|
〜29歳 | 272万円 |
30〜39歳 | 669万円 |
40〜49歳 | 1012万円 |
50〜59歳 | 1725万円 |
60〜69歳 | 2371万円 |
70歳〜 | 2226万円 |
60代以上の方は平均して2000万円以上を貯金しています。
これに対して20代は約10%程の約270万円です。
日本銀行「資産循環統計」によると、2016年末の個人金融資産は1800兆円を超えました。
国民全員の資産を合計すると、これほど大きな金額になるのです。
ただ、年齢層別の世帯数と平均貯金額から換算すると、この個人金融資産のうち約70%は60歳以上の方が保有しています。
20代が保有している資産は、相対的にみて圧倒的に少ないのです。
そんな現在だからこそ、ひとりひとりが年収アップを目指す必要があります。
一口に年収アップと言っても様々な方法があります。
転職だけが年収を上げる手段ではありません。
今すぐできるものもあるので、チェックしてみてください。
出典:貯蓄の状況
出典:2019年第2四半期の資金循環(速報)
29歳までの平均貯金額は
です。
(総務省統計局「家計調査」より)
また、生活応援バンク中国ろうきんによれば、20代の貯金額の中央値は
です。
平均値とは、数値の総和を数値の数で割ったものです。
中央値とは、数値を順番に並べていったときに中央にくる数字を示したものです。
例えば、貯金額0万円、100万円、1000万円の人がいたとします。
貯金額の平均値は
です。
貯金額の中央値は、3人を順番に並べて真ん中に来る人の貯金額、つまり
になります。
多くの貯金を持っている人がいれば、平均額は上がってしまいます。
貯金額においてより体感に近い数字は、平均値ではなく中央値なのです。
2013年の日本の家計貯蓄率は
です。
(2014年12月の内閣府「国民経済計算年報」より)
家計貯蓄率とは、家計の可処分所得に対する貯蓄の割合のことです。
つまり、家計貯蓄率がプラスなら貯金が貯まり、マイナスなら貯金を切り崩しているということになります。
2013年の日本の家計貯蓄率はマイナスですので、貯金にお金が回らず、金融資産を切り崩さなければ生活できないという結果になっています。
これは同じフォーマットで調査をはじめた1995年の統計開始以来初めてのことです。
家計貯蓄率は年々減少を続けています。
(内閣府「国民経済計算年報」より)
1995年に10%近かった家計貯蓄率は、直近10年間で1度も3%を超えていません。
20代の家計貯蓄率も全体と同様の推移をしていると想定されます。
また、「金融資産を有していない」と回答した世帯が
います。
(金融広報中央委員会の調査より)
3世帯のうち1世帯は、貯金がまったくない状態なのです。
家計貯蓄率がマイナスの状態では、貯金がない世帯は借金をしないと生活できません。
20代のうちから計画的なマネープランを立てることが大切です。
この記事を読んだ方にオススメのアクションアイテムは
です。
東京農科大学教授であった本多静六氏は、節約と投資で莫大な財産を築いたことで有名です。
その方法は「4分の1貯金法」と呼ばれます。
これは「通常収入の4分の1は必ず貯金する。臨時収入はすべて貯金する」というものです。
本多静六氏はこの方法を25歳から続け、40歳のときには利息からの収入が本業の収入を超えたといわれています。
まさに「ちりも積もれば山となる」というマネープランですよね。
本多静六氏のように計画的なマネープランをたてて、地に足の着いた生活をしてくださいね。