大阪府の歴史、都市、経済規模、労働人口、平均年収や共働き率は?

この記事の結論は「大阪府は古くから商業で発展し、国家レベルの経済規模を持つ都市。労働人口や平均年収は全国トップレベルだが共働き率は低い」です。大阪はかつて「天下の台所」と称されるほど交易で発展した地域です。この記事では、大阪府の歴史や都市、経済規模、労働人口、平均年収や共働き率についてまとめました。

 

大阪府の歴史は?

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大阪は、船舶の交通量の多い瀬戸内海と内陸から大阪湾に向かって流れる川が合流する地点にあります。古来より大阪はあらゆる地域から人が集まってくる場所であり、経済の中心地としてアジア全域からやってくる貿易商や旅人を迎える日本の玄関となっていました。

安土桃山時代には豊臣秀吉が大坂城を築きました。豊臣秀吉は、城下に配下の大名や堺などの周辺町の町人を集め、上町台地から大阪平野に広がる大坂の町を作ることで、大阪を政治と経済の中心地にしました。

大坂夏の陣の後に一時的に荒廃しましたが、江戸幕府が大坂を直轄地とし、西国に睨みを利かせる要として大坂城を再建したことで賑わいを取り戻しました。河川の改修や堀の開削が行われ、諸藩が大阪に蔵屋敷を置きました。

蔵屋敷へは水路で年貢米が運ばれたため、「浪華の八百八橋」と言われるほど橋と水路の多い町となりました。水の都として復興した大坂は日本全国の物流が集中する経済・商業の中心地として「天下の台所」と呼ばれ繁栄しました。また、この頃堂島の米市場では世界で最初の先物取引が行われました。

戦後は、卸売業を中心とした商業活動に加え、重化学工業の比重が高まり、今日にいたるまで阪神工業地帯の中核を担っています。2014年にアメリカのシンクタンクが公表した、ビジネス・人材・文化・政治などを対象とした総合的な世界都市ランキングにおいて、大阪は世界第55位の都市と評価されています。

日本では東京に次いで2番目に評価が高い都市です。

 

大阪府の都市は?

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2015年の国勢調査によると、大阪府で最も人口が多いのは大阪市で人口269万1742人です。

大阪市は西日本の行政・経済・文化・交通の中心都市であり、市域を中心として大阪都市圏および京阪神大都市圏が形成されています。大阪市の2009年度の市内総生産は約20兆円で、全国の政令指定都市のなかで最大の規模です。名古屋市や横浜市を大幅に上回っています。都道府県と比較しても、東京都、大阪府、愛知県に続く経済規模となっています。

ひとつの市町村ながら、その実力は都道府県ランキングトップクラスに匹敵します。

2番めに人口が多いのは堺市で、人口83万9891人です。

堺市は大阪府の中南部に位置しており、2006年に政令都市に指定されています。現在「クフ王ピラミッド」「始皇帝陵」と並ぶ世界3大墳墓である日本最大の前方後円墳「仁徳天皇陵古墳」を含む百舌鳥古墳群の世界遺産登録を目指しています。

堺市は、室町時代に日明貿易や南蛮貿易など海外との交流拠点として発展しました。当時世界でも珍しい環濠都市を形成し、自治都市として繁栄していきます。明治以後は「近代工業の発展」「人口の増大」「市域の拡大」「交通の発達」など急速に近代化が進み、現在も発展を続けています。

3番めに人口が多いのは東大阪市で人口50万2605人です。

東大阪市は大阪市の東部に位置し、2005年に中核市に指定されています。東大阪市花園ラグビー場をもつ「ラグビーのまち」として2019年のラグビーワールドカップを推進しています。また、技術力の高い中小企業が多数立地するものづくりのまちとしても全国に知られ「ラグビーのまち」「ものづくりのまち」をアピールする形でまちづくりを行っています。

 

大阪府の経済規模は?

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2014年度の府内名目総生産は37兆8462億円で、実質総生産(2005年連鎖価格)は39兆2968億円です。対前年度増加率(経済成長率)は、名目で1.4%増、実質で0.0%増となっています。名目経済成長率は2年連続のプラスとなりましたが、実質経済成長率は横ばいです。

「社会実情データ図録」によると、2012年の大阪府のGDPはベルギーやポーランド、台湾と同程度です。オーストリアよりも大きい経済規模です。大阪府は、ヨーロッパの中堅国家と同等の経済規模を誇る都市なのです。

 

大阪府の労働人口、完全失業率は?

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2015年国勢調査によると、大阪府の人口は883万8000人です。東京、神奈川に次ぐ、全国第3位で、日本の人口の約7%を占めています。ただ面積は約1905k㎡と全国で2番目に小さいため、人口密度が高いことでも有名です。

また2015年度の労働人口は449万6000人で、こちらも東京・神奈川に次ぐ第3位となっています。前年同期比で2万2000人増加しており、労働力人口比率も0.2%増加しています。

ただ、大阪府の完全失業者数は16万3000人、完全失業率は3.6%と、全国平均の3.1%と比較すると高くなっています。全国で 7番目に高い数字です。

 

大阪府の平均年収は?

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2015年「賃金構造基本統計調査」によると、大阪府民の平均年収は約528万円で、東京、神奈川、愛知に次ぐ第4位です。生涯年収は約1億8600万円と試算されています。また同調査では、大阪府で年収1億円以上稼ぐ人は約1100人いると発表されています。

大阪府の共働き率は?

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2010年国勢調査によると、共働き率の全国平均は45.4%です。

全国1位の福井は55%を超えており、以降山形、島根、石川、富山と日本海側が上位を占めています。一方で、最下位の奈良県とワースト2位の大阪府だけが40%を下回っています。

2013年「女性の就業機会拡大に関する調査」によると、大阪府では全国に比べて、女性の離職理由に「結婚」をあげる割合が高く(全国4位)、「出産・育児」を理由とする離職 についても全国平均より高いです。結婚・出産・育児といったキャリアの節目での離職の多さが、大阪府の既婚女性の就業率の低さに影響しています。

また大阪府は他の大都市都県に比べて、無職の方における就業希望の割合が低いです。このような就業意識も大阪府の共働き率の低さに影響しているといえます。

 

国家に匹敵する経済規模

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大阪府は古来より多くの人が活発に行き交い、商いの町として発展しました。現在では大きな人口と経済規模で、名実ともに西日本の経済の中心地となっています。

面積は全国で2番目に小さいですが、人口や労働力人口は東京、神奈川に次ぐ第3位で、府内実質総生産は39兆円とヨーロッパの中堅国家や台湾と同レベルの経済規模です。一方で、全国平均と比べて完全失業率が高く、共働き世帯率が低い地域です。

競争の激しい地域ではあるものの、日本経済をけん引している都市の一つである大阪府。将来のキャリアプランにおいて大阪で働くことを視野にいれるのも魅力でオススメです。

 

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