政治・経済

埼玉県の歴史、都市、経済規模、労働人口、平均年収や共働き率は?

この記事の結論は「埼玉県はかつて武蔵国の中心地だった。市の数は全国第1位。名目県内総生産は約22兆6897億円で、平均年収は高く共働き率は低い」です。埼玉県はかつては武蔵国と呼ばれていました。特に川越は「小江戸」といわれ、商工業の中心として発展しました。この記事では、埼玉県の歴史や都市、経済規模、労働人口、平均年収、共働き率についてまとめました。
出典:埼玉県総務部統計課「埼玉県県民経済計算2016

 

埼玉県の歴史は?

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埼玉県は隆起と海退によって形成されました。古代の海面は現在よりも高かったため、東京都江戸川区から埼玉県南東部を中心とした海抜の低い地域は海底だったと推定されています。川口市などでは貝塚が発見されており、弥生時代頃まで海面が高かった影響がありました。

古代の国選史書である「日本書紀」や6世紀に現れた巨大古墳郡、鉄剣などから、埼玉県は長らく武蔵国の中心だったと考えられています。この地域は律令制以前は毛野国と呼ばれ、筑紫や吉備に肩を並べるほどの大国でした。大和朝廷との関係において高い地位にあり、現在の東京地域よりも繁栄していたといわれています。

中世に入ると、武蔵国で特に人口の多かった北武蔵の丘陵地や台地に武蔵武士が出現し、河越氏や畠山氏などを分出した秩父氏の一族が活躍しました。鎌倉幕府の成立を機に街道が整備され、西武蔵には南北に鎌倉街道の上道や中道が通じて奥州方面と結ばれます。物資の流通路となったほか、軍事的にも重視されるようになりました。

戦国後期には相模国の後北条氏が台頭します。後に北条氏は天正年間には関東の大半を支配するようになり、豊臣家に次ぐ全国第2位の勢力となりました。ただ1590年に豊臣秀吉の天下統一の過程で行われた小田原征伐で後北条氏は没落します。

徳川家康が関東へ転封され、武蔵を含む関東地域には徳川氏の家臣団が配置されました。江戸幕府が確立すると、埼玉県域には「武蔵三藩」と呼ばれる川越藩や忍藩、岩槻藩が立藩します。江戸に近く親藩・譜代の重臣が配されましたが、川越藩を除いて城下町の形成は小規模でした。川越は江戸北方の防衛拠点や武蔵国の商工業の中心地として「小江戸」と呼ばれ繁栄しました。

明治政府による廃藩置県により、1876年に現在の埼玉県が成立しました。埼玉県は2019年ラグビーワールドカップや2020年東京オリンピックの会場になることが予定されるなど、東京に隣接する県として発展を遂げています。

 

埼玉の主な都市は?

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埼玉県の県庁所在地はさいたま市です。同市は政令指定都市となっています。

埼玉県公式ホームページ「埼玉県推計人口」によると、2019年10月1日現在の埼玉県の人口は733万7330人です。最も人口が多いのはさいたま市で、130万7931人となっています。2019年10月時点の全国47都道府県の速報人口をもとにすると、さいたま市の人口は全国15県よりも人口が多くなっています。2番目に人口が多いのは川口市の59万2373人、3番目は川越市の35万4249人です。

埼玉県は市の数が全国で最も多い県です。2019年10月現在、埼玉県には40市あります。市町村の数では、北海道、長野県に次ぐ第3位となっています。

出典:埼玉県公式HP「埼玉県推計人口

 

埼玉の経済規模は?

埼玉県総務部統計課「埼玉県県民経済計算2016」によると、2016年の埼玉県の名目県内総生産は約22兆6897億円です。対前年度増加率はプラス0.6%となっています。4年連続でプラス成長となりました。

埼玉県のドル換算の名目県内総生産は約2094億ドルです。日本も含めたOECD加盟国の中では第24位に位置します。これはフィンランドと同程度の経済規模で、ポルトガルやギリシャ、チェコなどの小国よりも大きな金額です。

出典:埼玉県総務部統計課「埼玉県県民経済計算2016

 

埼玉の労働人口は?

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埼玉県公式ホームページ「埼玉県推計人口」によると、2019年10月1日現在の埼玉県の人口は737万7330人です。同ホームページ「町(丁)字別人口調査」によると、2019年現在の埼玉県の生産年齢人口は455万5562人となっています。埼玉県の人口の約61.7%を占めます。前年度比8,256人減少しています。

また総務省統計局「労働力調査(基本集計)都道府県別結果」によると、2018年の平均値での労働力人口は約402万3000人となっています。

出典:埼玉県公式HP「埼玉県推計人口
出典:埼玉県公式HP「町(丁)字別人口調査 平成31年1月1日現在 結果報告
出典:総務省統計局「労働力調査(基本集計)都道府県別結果

 

埼玉県民の平均年収は?

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年収情報サイト「年収ガイド」によると、2018年の埼玉県の平均年収は487万7900円です。全国第12位となっています。平均賞与は約84万1100円で、平均勤続年数は12.1年です。

総務省統計局「平成25年平均消費者物価地域差指数」によると、さいたま市の物価指数は全国平均を100としたとき103.3となっています。横浜市、東京都区部についで全国で3番目に高い数値です。

「平成27年度県民経済計算」によると、埼玉県の1人当たり県民所得は297万7000円です。都道府県別のトップは東京都で約537万8000円となっています。また、同年の1人当たり国民所得は319万円です。埼玉県の1人当たり県民所得は全国平均と比較して約22万円程低くなっています。

出典:年収ガイド「都道府県年収ランキング
出典:年収ガイド「埼玉県の概要と年収・収入状況について
出典:総務省統計局「平成25年(2013年)平均 消費者物価地域差指数の概況
出典:総務省統計局「平成27年度県民経済計算について

 

埼玉県民の共働き率は?

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総務省統計局「就業構造基本調査」によると、2017年の埼玉県の共働き率は56.5%で、全国第40位です。

埼玉県は平均年収が平均値よりも高いため、共働きをしなくても生活が成り立つ家庭が多いと考えられます。

出典:総務省統計局「平成29年 就業構造基本調査

 

少子高齢化が課題

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埼玉県は平均年収、物価指数共に平均を上回っており、経済規模も小国に匹敵する大きさです。県内総生産は4年連続でプラス成長しており、2019年ラグビーワールドカップや2020年東京オリンピックの影響などの影響で今後も成長が期待されます。

ただ埼玉県公式ホームページ「将来人口推計」によると、埼玉県の人口は2030年には約703万人に減少すると予想されています。今後数年で団塊世代が65歳以上の高齢者になることから、2030年までに高齢者が約30万人増加する見通しです。一方で少子化の影響により、15歳以下の年少人口は約24万人減少するとされています。

イベント等による経済効果を逃さずに少子高齢化による人口減少に対応するのが埼玉県の今後の課題といえます。

 

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