20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2019.11.11
2019.11.11
企業の3つの選び方
現在の日本で企業を選ぶなら、自分の市場価値が高まる企業を選ぶのがオススメです。
関連記事にまとめたとおり、日本では終身雇用制度や年功序列給与制度はすでに機能していません。一度大手企業に就職したら定年退職まで勤めあげることが約束された社会は過去の話なのです。
自分の給与や待遇をあげたいのなら、自分自身が成長するしかありません。自分自身の価値を高めることが、直接自分の評価につながります。
「給与は同じでいいから成長しなくていい」という考え方の人は、年齢を重ねるほど「可能性がある若い人」に仕事をとられてしまいます。年をとっても今と同等のパフォーマンスしかできないのであれば、企業としては今後伸びる可能性が高い若い人を重宝します。
経済合理性上、年齢を重ねても同じパフォーマンスの人から仕事はなくなるといえます。
自分の市場価値を高める方法は以下の関連記事がおすすめです。
前項にまとめた通り、大企業や上場企業であっても終身雇用制度は継続できていません。企業選びの際は、「大企業かどうか」よりも「成長企業かどうか」を重視するのがオススメです。
成長企業であれば今後仕事は増えていきます。特にWeb系やIT系であれば、数年〜10数年は市場が伸び続けると予想されます。成長市場にいる企業なら、ニーズが高い経験や知識が習得できるのです。
成長企業は、スタートアップやベンチャー企業に多いですが、大企業にも成長企業はあります。企業の大きさにとらわれず、企業の成長、市場の成長という観点で業界や企業を見極めてください。
現在20代であれば、あと35〜40年程は仕事をすることになります。
2050年、2060年の日本や世界経済はどうなっているでしょうか。
上記のようなテーマで、自分が働く40年の世界の変化や未来を想像してみてください。何十年も先を正確に想像することは難しいですが、大切なのは、未来を予測し、現時点でベストと思える決断をすることです。
未来から逆算した企業の選び方をすることで、先を見据えたファーストキャリアを選択することができますよ。
この記事を読んだ方にオススメのアクションアイテムは
「本当の安定は自分の価値によって決まることを理解する」です。
東京電力、シャープ、東芝、オリンパス、パイオニア、三菱自動車など、日本を代表する大企業が続々と凋落しています。
2016年4月の日経新聞によると、粉飾決算を期に凋落した東芝の人員削減数(再配置と早期退職を含む)は1万4450人にのぼります。リストラされた人の中には、すぐに再就職できる人とできない人がいます。再就職できたとしても、待遇が上がる人、維持の人、下がる人がいます。その差は市場価値の差です。
もし自分の勤める会社が同じようなの事態に陥ったとき、市場は自分をいまよりも高い価値で評価しますか?低い価値で評価しますか?市場価値が低く評価されると思う人は、いまのうちから自分の市場価値を高める行動をするべきなのです。
大手企業に入社しても、職業人生において常に安定した生活ができるとは限りません。本当の安定は自分の市場価値を高めることで、実現されるのです。
出典:「日本経済新聞 2016/4/15」