20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2019.11.7
2019.11.7
20代のための転職支援サービス「マイナビジョブ20’s」によれば、第二新卒とは一般的に、「学校を卒業後就職をしたが数年以内に離職し、転職活動をする若手求職者」を指します。
多くの場合、卒業後1~3年程度の求職者を第二新卒と呼んでいます。おおまかな区分として、卒業後3年程度を「第二新卒」20代を総称して「若手」とすることが多いです。
この区分は一般論なので、法律などで決められたものではありません。そのため、企業によって表現自体が曖昧であったり、明確に年齢で区切っていたりします。
転職サイト「エン転職」によると、第二新卒に該当する人の割合は年々増加傾向にあり、新卒就職者の30%が3年以内に最初の会社を退職します。また、企業側の新卒採用時期の変化、一括採用(卒業した年の4月から雇用する従来の新卒採用)モデルの変化など様々な要因から、今後も一定の割合で第二新卒層が発生すると予想しています。(参考サイト: https://employment.en-japan.com/tenshoku-daijiten/8359/)
第二新卒として転職したい人の増加にともない、企業側の採用ニーズも増加しています。志望する企業に第二新卒での入社を希望している場合は、自分は第二新卒に当てはまるか直接問い合わせてみることをオススメします。
出典:マイナビジョブ20’s
出典:エン転職
第二新卒での転職と相性が良いのは、現職と職種が同じ場合です。
現職での経験を活かすことができるからです。業種が違った場合でも、業界の知識はあとから付けることは比較的簡単ですが、職種の経験を後から身につけさせるのは難易度が高いのです。
職種が異なる場合は、業種に関わらず転職のハードルは上がります。知識は持っていても、実務自体はほとんど現職の経験を活かすことができないからです。もし業種をまたいで第二新卒で転職をする場合、新卒と同じ待遇でも構わないという覚悟が必要です。
現職と異なる職種に転職できるチャンスは第二新卒が最後と思ったほうが現実的です。
第二新卒はポテンシャル重視で採用してくれますが、中途採用の基本は即戦力の獲得だからです。もし本当に転職したい企業があれば、業種や職種に関係なく挑戦するのも選択肢の1つですが、最初の好待遇は諦めましょう。「アルバイトや非正規雇用でも良い」というスタンスでなんとか入り込み、入社後に成果をあげて、後から待遇をあげるという順番が基本セオリーです。
どのような業界や職種で転職するにしても、最低3年間は現職での仕事のキャリアを積むのがオススメです。転職の際には「現職での成功体験や獲得できたスキル」が極めて重要視されるからです。
業界、職種を変えるにしても「現状の経験や知識を持っていることを強みとして異業界、異職種に挑戦してきてくれた人」という評価を得られれば、転職がしやすくなります。また、現職を1年や2年で辞める決断をした人は志望先企業から「うちに来ても1年や2年でやめちゃうのではないか?」というレッテルを貼られやすいのもマイナスポイントです。
現職で最低3年間キャリアを積むことで
・業界の知識
・職種の知識
・3年は一つのことを続けた人としての信頼
の3つを獲得してから、第二新卒として転職するのが最も効果的なキャリア形成プロセスといえます。
前述のとおり第二新卒という言葉には法律としての定義はありません。企業によって定義は異なります。
「第二新卒は25歳まで」と決まっている企業もあれば「新卒と同じ待遇で良ければ20代は第二新卒」とする会社もあります。「1浪して大学に入学後、博士課程まで取得したので社会人3年目、29歳です」という方も、企業によっては第二新卒として扱われる場合もあります。
第二新卒での転職を希望している場合は、志望する企業に問い合わせて「第二新卒に年齢制限はあるか」の確認を行うのがオススメです。
この記事を読んだ第二新卒での転職を希望する方へのアクションアイテムは
「現職で成功体験や得意なことを作り、自分のキャリアにおける強みとした状態で転職活動をする」です。
第二新卒は企業にとって採用ニーズがある層です。また、転職マーケットでは基本できない「職種を変えた転職」ができる可能性がある最後のチャンスでもあります。
上記2点から、第二新卒での転職はキャリア形成を考える上で有効な手段といえます。ただ、転職前に現職で経験を積まなければ第二新卒という肩書は効果は薄れます。
まずは現職で成功体験を作ることに全力を注ぎましょう。転職するにせよいまの会社に残るにせよ、現職で成功体験を作ることが今後のキャリアに極めて大きなメリットを生むのです。
各転職エージェントの特徴ごとにおすすめをご紹介します。
すべての人がまず登録して間違いないのが「大手総合転職エージェント」です。求人の量・質ともに充実しているのが以下の大手転職エージェントです。
大手転職エージェントは求人の量・質が多い反面、登録している転職希望者が多いので競争が激しくなるという一面もあります。
最低でも3~4社登録しておくと安心です。
マイナビジョブ20’sは、20代の転職を専門とする転職エージェントです。年間1万7000人以上の求職者が登録をしています。所有しているすべての求人が20代を対象としており、登録者の85%以上が社会人経験3年以内の20代となっています。第二新卒で転職を考えているのであれば登録しておきたい転職エージェントです。
より詳細に知りたい場合は、「マイナビジョブ20’sとは?20代におすすめする転職エージェントの支援内容とは?」で紹介しています。
リクルートエージェントは日本最大級の転職エージェントです。一般の求人サイトには掲載していない非公開求人を10万件以上保有しています。各業界に精通したキャリアアドバイザーが、求職者の希望やスキルにマッチした求人を厳選して紹介します。
創業は1977年で、これまでにリクルートエージェントを利用して転職した人は約37万人にのぼります。
より詳細に知りたい場合は、「リクルートエージェントはどんな転職エージェント?評判は?利用すべき?」で紹介しています。
主に20代〜30代を対象にした、総合型転職エージェントです。全国規模で求人をカバーしており、その数は非公開求人も含めて10万件以上となっています。利用者の属性としては、第二新卒・既卒・フリーターから、ハイキャリア・管理職までが想定されています。
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より詳細に知りたい場合は、「doda(デューダ)とはどんな転職エージェント?」で紹介しています。
主に20代〜30代を対象とした総合型の転職エージェントです。全国の求人をカバーしており、特に優良な中小企業の求人を多く扱っています。求人票だけでは分からない、企業の社風や雰囲気、入社後のキャリアパスといった情報を網羅しており、後悔のない転職を実現させる手助けをしています。また、第二新卒や女性に特化した転職情報が載っているサイトもあります。
より詳細に知りたい場合は、「マイナビエージェントを徹底解説!特徴、サポート、求人、登録や利用法まとめ」で紹介しています。
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より詳細に知りたい場合は、「パソナキャリアを徹底解説!特徴、デメリット、おすすめの人は?」で紹介しています。
大手では扱っていない案件も多く扱っている転職エージェントをご紹介します。登録者数が大手よりも少ないので、穴場的な求人に出会えることもあります。また、内定・入社後にもアフターフォローがあるなどキャリアアドバイザーの対応もきめ細かいという特徴もあります。
大手と一緒に登録することで効果を発揮する転職エージェントです。
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より詳細に知りたい場合は、「type転職エージェントの特徴は?評判と口コミ!」で紹介しています。
出典:type転職エージェント
転職決定人数部門で4回連続1位を獲得したことがある転職エージェントです。元々IT業界特化型転職エージェントだったので、IT系の案件に強みを持っています。ローキャリアや未経験からのキャリアチェンジにも定評があります。
より詳細に知りたい場合は、「初めての転職の人大歓迎!総合転職エージェント「ワークポート」を徹底取材!」や「ワークポートを徹底解説!転職エージェントはどこを利用すべき?」で紹介しています。
大手転職エージェントでも扱わないようなハイキャリア向けの案件を多く持った転職エージェントもあります。今後海外も視野に入れたキャリアアップを目指す方には積極的におすすめしたい転職エージェントです。
主に20代〜30代のハイキャリア・管理職に就いている人を対象にした、総合型転職エージェントです。全国の求人をカバーしており、特にコンサルや外資系企業に力を入れています。高品質のハイキャリア案件を多く扱っているため、更なるキャリアアップを狙うことができます。また、面接対策やキャリア面談をしてくれるコンサルタントの質の高さにも定評があります。
より詳細に知りたい場合は、「JACリクルートメント(ジェイエイシーリクルートメント)を徹底解説!特徴やメリットとデメリットは?」で紹介しています。
自分の「年代」によって選ぶべき転職エージェントも変わってきます。自分の年齢により特化している転職エージェントを選びましょう。
「20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは?」では、『20代全員におすすめ』『20代で正社員に挑戦したい人やはじめての転職におすすめ』『20代でキャリアアップの転職をしたい人におすすめ』『20代の女性におすすめ』の4つに分けてご紹介しています。
また、「【徹底比較】第二新卒の転職におすすめの転職エージェント10選と活用のポイント」では、第二新卒の方ぴったりな転職エージェントを紹介しています。
「30代におすすめの転職エージェント14選!選び方、使い方、転職実態、年代による違いについても解説」では、30代全員におすすめの転職エージェントの他に、正社員未経験もしくはブランクが長い場合や、マネジメント経験がない場合とある場合、女性の場合に分けて、おすすめの転職エージェントを紹介しています。
もし今後年収をあげていきたいと感じているなら、まずはご自身が今どれくらいの市場価値があるのかを知る必要があります。
市場価値を知るには転職エージェントに登録するのが1番の手段です。転職エージェントは登録した人に適切と思われる案件を送ってくれるので、自分の市場価値を送られてくる案件から判断することが出来ます。
登録自体は無料です。
ただ、転職エージェントにも相性があります。転職エージェントの傾向や、担当者の力量によって転職が左右されるともいわれています。自分に合ったエージェントに出会うためにも、傾向をみながら複数の転職エージェントに登録するのがおすすめです。
BraveAnswer編集部では、キャリアに関するご相談を受け付けております。
といった、具体的なアクションが明確でない人でも大歓迎です。
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