成長

GEEK JOB(ギークジョブ)を徹底取材!学び方を知って社会に貢献できる無料のプログラミングスクール

1994年生まれ。埼玉県立川越高校、法政大学文学部卒。ライターが記事を作成する行為は「無から有を生み出す行為」であり、無のときにはなかった価値を提供する意味のある行為と感じている。「膨大な知識量と独自の視点で世の中の潮流を見極めるコンテンツメイカー」を目指して活動中。
たくさんのプログラミングスクールがある中で、どのスクールに通うべきなのか判断するのはなかなか難しいと思います。この記事では、GEEK JOBはどのようなサービスなのか、学習することで何ができるようになるのか、どんな人に向けたサービスなのかをまとめています。GEEK JOBを利用するべきか判断する際に参考にしてみてください。

無料で学べるプログラミングスクール


(今回お話をお伺いした三澤さん)

BA編集部:GEEK JOBはどのようなサービスですか?

GEEK JOBは、プログラミング学習と就職転職支援を行うサービスです。プログラミングの学習から就職や転職まで、全て無料で使えるのが大きな特徴となっています。

GEEK JOBは、ユーザー様が企業に転職した際に企業から紹介料を頂いています。そのため、ユーザー様には無料でサービスを提供することができるのです。

サービスを開始して5年目になりますが、サービス開始当初は無料で学べることから「怪しいスクール」という声も聞かれました。

ただ最近は認知度も高まってきており、そのような声もなくなってきています。

利用者の9割はプログラミング未経験の文系出身の方です。GEEK JOBは、そのような方々がエンジニアとして就職・転職できるまでを支援しています。

 

BA編集部:無料で学習できるというのは大きな特徴ですね。学習はどのように進めるのですか?

カリキュラムをご用意していますので、それに合わせてご自身で学習を進めて頂く形です。わからないところはメンターに聞くことができます。

このような学習スタイルにしているのは理由があります。

もし仕事をするようになったら、わからなくなっても答えを教えてくれる人は近くにいないことが多いです。もし講義形式で受け身で勉強していたら、ビジネスパーソンとして仕事ができるようにはなりません。

ユーザー様が仕事のチャンスを掴めるように、仕事に近い学習スタイルにしています。

 

BA編集部:オンラインで学習することが可能ですか?

オンラインでの学習は可能ですが、正直あまりおすすめはしていません。というのも、能動的に学習しない限りオンラインでの学習を進めるのは難しいからです。

もちろんサポートはしますが、オンラインでの学習は独学に近いスタイルです。自分で継続して学習を進めることができる人でない限りは、教室に来ていただくことを推奨しています。

よく体験に来ていただいた人にお話するのですが、私達は勉強したり就職や転職をしたりするサポートをしているだけで、行動の主体はユーザー様にあります。

学習や就職、転職に関するお互いの方向性が合わないと適切なサポートをするのが難しくなってしまいますが、オンラインでこれを合わせるのは大変です。

教室に来ていただいたほうが、確実に方向性を合わせることができるので、教室での学習をおすすめしているのです。

 

スキル以外の部分こそ大切である


(心地よい音楽が流れるカフェのような学習スペース)

BA編集部:登録をすると最初に面談がありますが、どのような話をするのですか?

来ていただくのは、今の仕事をやめたい方やフリーターの方が多いのですが、そのような人に対して「本当に今の仕事をやめるべきなのか?」「エンジニアの仕事ってそんなに簡単ではないよ」というお話をしています。

というのも、「プログラミングスキルを身につければ仕事なんてすぐに見つかる」と思っている人が多いからです。「スキルを身につければどこでも就職できる」というわけでもありませんからね。

もし、現職をやめない方がその人のためになったり、今のお話をご理解いただけなかったりした場合は、一部ですがお断りする場合もあります。

未経験で就職や転職をするということは、その人のスキルよりもポテンシャルを重視して採用していただいているということです。つまり大切なのは、スキル以外の部分、考え方や人間性、モチベーション、コミュニケーションなどにあるのです。

そこをお伝えするのも、私達の仕事ですね。この話は面談に限らずしていますし、このような考え方を理解していただけるようにアドバイスしています。

 

住職から小学校の先生まで利用している

BA編集部:転職したい方やフリーターの方が多いとのことですが、その他にはどのような目的で利用する人が多いのですか?

フリーランスになりたい、という人もいらっしゃいます。ただ、フリーランスになるのは簡単ではありません。

私達がご紹介する企業は、メンターが時間をかけて信頼関係を築き上げてきた企業です。就職していった卒業生達が活躍してくれているからこそ、求人を出していただいてます。

一方で最初からフリーランスになった人は、いきなり信頼してもらうのは難しいですよね。つまり最初のうちは、仕事をもらえないことのほうが多いのです。

仕事をもらうのは簡単ではないんです。だから、フリーランスを目指す人でも最初は企業で働くことが大事だと思っています。実績を積むことが、信頼に繋がります。

また最近は、半フリーランスという形で、企業で働きながらフリーランスとしての活動もしているエンジニアも増えてきました。

そういう意味では、フリーランスのエンジニアの働き方も変わってきているのかもしれません。

また、副業が目的の方もいらっしゃいますね。例えば、30代で子育て中の女性の方などがそのような目的でいらっしゃいます。

そのような方は就職や転職が目的ではないので、有料コースをおすすめしています。

ユーザー様のバックグラウンドは様々ですね。

住職や百貨店の受付、小学校の先生をされていた方など、本当に色々な人にご利用いただいています。

最近は働きながら学習される方も増えており、ユーザー様の幅は広がってきています。

 

プログラマーやインフラエンジニアを目指すことができる


(実機を使えるのも魅力)

BA編集部:コースのお話がありましたが、GEEK JOBは大きく分けると有料のコースと無料のコースの2つに別れていますよね。それぞれどのように違うのでしょうか?

学習内容はだいたい一緒ですね。

2つのコースの違いは目的です。有料のコースはプログラミングスキルを身につけるのがメイン、無料のコースは転職がメインという違いがあります。

先程お話したように、無料でカリキュラムを提供できるのは企業にユーザー様をご紹介しているからです。そのため、無料コースには転職サポートが付き、基本的には転職を目指していただきます。

 

BA編集部:カリキュラムは大きく変わらず、目的が違うということですね。

そうですね。また、学習のスピード感も違います。

有料コースは2ヶ月、無料コースは3ヶ月という決まった期間がありますが、後者の場合、4週間程度で次の転職先が決まる場合がありますので、そうなるとカリキュラムは全部終わらないことも正直あります。

ただ企業側と密にコミュニケーションを取っているので、「カリキュラムはここまで終わっていればOK」としている企業も多いです。

私達が扱っている企業の多くはOJTや研修が充実している企業ですので、基礎さえ出来ていれば後は実践でスキルを身につけることができます。

プログラミングはあくまで手段であって、就職や転職をして働いて社会に貢献することが目的だと考えておりますので、深いスキルは現場で身につけていただければと思っています。

 

BA編集部:転職サポートが受けられる無料コースは、更にプログラマーコースとインフラエンジニアコースに別れていますよね?

そうですね。何をやりたいかによってコースが分かれています。

ユーザー様はプログラマーコースを希望される方が多いですね。プログラマーコースはwebアプリケーションの開発をするので、目に見えるものを作れるという点で人気のコースです。

一方でインフラエンジニアコースは、求人が多いという特徴があります。

実はインフラエンジニアというのはとても需要のある仕事で、5Gの到来によってさらなる需要が拡大するなど、なくなることのない仕事です。水道や電気などのインフラと同様に、インターネットインフラも生活に欠かせない仕事となっています。

求人数が多いので、とにかく正社員のエンジニアで働きたいという人におすすめです。求人の量はプログラマーよりも多いくらいです。

ただ、インフラエンジニアは自由な働き方は難しいという点があります。

プログラマーの場合はPCと向き合ってコードを書くのが基本ですが、インフラエンジニアの場合はそうではありません。

サーバなどを実際に触る必要がありますし、大規模な仕事になるほどチームで動くためチームワークが必要になってきます。

コミュニケーションが大切な仕事ですので、接客業の経験がある人などは向いているのではないかと思います。

クラウドサービスなども伸びていきますし、IoTもサービス化されていっています。これからの生活の基盤となるのが、インターネットインフラなのです。間違いなく今後伸びていきますし、求人も増えていくと思います。

ちなみにGEEK JOBでは、サーバの実機に触って学ぶことができます。これは教室に通うスクールならではなのではないでしょうか。

 

BA編集部:有料コースでは転職サポートは受けられないのですか?

サポートはできませんが、案件の紹介がついたコースがあります。

カリキュラムは同じですが、私達がおすすめする案件を紹介させていただきます。転職コースとの違いは、他の転職エージェントなどを利用して転職することが可能な点です。身につけたスキルを元に、他のサービスを利用することができます。

また、GEEKJOBが紹介した案件に転職した場合は、受講料を返金させていただいています。

 

目的は働いて社会貢献すること

BA編集部:転職はどのように進めるのですか?

学習と就職・転職活動は同時並行で進めていきます。学習については学習メンターが、就職・転職については転職メンターが担当します。

最初の1週間で履歴書と職務経歴書を作成していただきます。

2週目以降、遅くとも3週目には書類選考に進んでいただいて、早いと4週目には内定が出て転職となります。

平均60日程度で内定が決まっていますね。

かなりペースが早いですが、人手不足などの背景から企業側もコミュニケーション能力など、スキル以外のポテンシャルを重視することが多くなってきています。

もちろん、就職や転職活動を進めていく中で書類添削や面接練習などのサポートもします。

また、週1回ペースで勉強会をしています。

書類の添削が完了していて、まだ内定をとっていない人全員が対象です。

課題を1つ出して、参加しているメンバーで解決してもらいます。当然、メンバー内で進みが早い人と遅い人が出てきますよね。そこでお互いにコミュニケーションを取ってもらうことで、進んでいる人は自分の考えを言語化する練習に、遅れている人はわからないことを明文化する練習になります。

お互いに教え合うことで、スキルを高め合うことができるのです。

 

BA編集部:他のサービスを比べると内定までのペースはかなり早いですね。

就職や転職をして働いて社会に貢献することを目的としているからこそ、内定までのペースが早いんです。ここは他のサービスと大きく違うところだと思います。

他のサービスとの違いで言うと、就職先の質にも違いがあると思っています。

例えば、SESはブラックだという話を聞くことも多いですが、GEEKJOBで扱っているSES企業にブラック企業はないと言って良いと思います。

ここで言うブラック企業というのは、一度企業に派遣されると、その後のコミュニケーションが一切なく放っておかれるような企業のことです。

SESだとそのような事例も聞かれますが、GEEKJOBで扱っているSES企業は、キャリアを一緒に考えてくれたり、社内研修制度が充実したりしている企業ばかりです。メンターをつけてくれるところもあります。

GEEKJOBの卒業生がしっかりと働いていることを理解してもらっているので、プロフェッショナルな仕事ができる求人が揃っています。

また卒業生は3年以内には開発系の仕事をもらえているので、SES企業でしっかりとスキルが身についていると言えます。

ずっと保守運用をしていたり、エンジニアとして入社したのに実はサービスデスクだったりということは絶対にありません。

ただ表面上の求人だけでは、ブラック企業かどうかを見極めるのは難しいですよね。そのような見極めの手段としても、GEEKJOBを使って頂きたいです。

 

BA編集部:しっかりフォローしてくれるSES企業が揃っているのですね。卒業生はどのようなキャリアを歩んでいますか?

GEEK JOBにはSESの求人が多いので、まずはSES企業に転職することが多いです。

その後はSESから開発という人が多いですが、中には自分で会社を起こした人や、フリーで大企業と仕事をしている人もいます。

 

「学びかた」を改革して、自ら学び自らサービスを創り出す人を増やす

BA編集部:GEEK JOBを通してどのような世界を実現したいと考えていますか?

GEEK JOBのミッションである「『学びかた』を改革して、自ら学び自らサービスを創り出す人を増やす」が実現したい世界です。

そのためには、どれだけ自分で学習してインプットできるかが大切になってくると思います。これが全員当たり前にできればいいですね。

日本では、小学校から大学まで、先生が教壇に立って一方的に生徒に教える形が一般的です。これでは、自分から学ぶ姿勢は作れないですよね。

いきなり社会に出て「自分で学んでなんとかしろ」というのは無理があります。

自分で学習することができないのではなくて、学習の仕方がわからないのだと思います。

だからこそ、GEEKJOBでは学習の仕方をお伝えしていますし、勉強会では答えを教えたりせずに自分たちで課題を解決していただいています。

正直、勉強する内容は何でもいいと思っています。それよりも、勉強の仕方を学ぶことが大切です。

新卒で苦労するのはこの部分だと思います。新卒が「仕事を待っていないで取りに行け」のように怒られることがあると思いますが、それは単純に自分から動く方法を知らないだけだと思います。

教育の問題ですよね。

GEEKJOBでは、この部分にメスを入れられたらと思っています。

何かを知ること自体が目的であれば、そこまでする必要はないかもしれません。

ただ学習というのは、何か目的があるべきです。GEEKJOBではその目的を、学んだことを働いて社会に還元する、としています。

学ぶことそのものは目的ではありません。

大きく言うなら、社会貢献という目的のために学習があると思っています。

 

BA編集部:ミッションを実現するためのGEEK JOBなのですね。とはいえ世の中にはたくさんのプログラミングスクールがあるので、GEEK JOBを利用しようか迷っている人もいると思います。

迷っている人は、無料体験会を実施しているので一度体験していただければと思います。メンターとお話することもできます。

それでもなかなか一歩を踏み出せないのであれば、for GEEKというGEEK JOBが運営するサイトに掲載されている卒業生のインタビューを見てほしいです。見てもらうとわかりますが、プログラミングと全く関係ないところにいた人がほとんどです。

卒業生がみんな特別だったかと言うとそうではありません。迷っている皆様と同じ状況にいました。

全くプログラミングのことわからない、という方もよくいらっしゃっていただいています。

自分にはできないと思うかもしれません。もしかしたら、1人で同じ状況までたどり着くのは難しいかもしれませんが、それをサポートするために私達がいます。

まずは卒業生のインタビューを見るところから、始めてみてください。

 

編集後記:ミッションが浸透しているサービス

取材をしている中でプログラミング市場の話になった時に、小学生向けのプログラミング教室の話になりました。

「GEEK JOBは小学生向けのプログラミング教室まで領域を広げる予定はありますか?」とお聞きしたところ、以下のようにお答えいただきました。

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確かに今はプログラミング市場が大きくなってきていて、小学生にもプログラミングスクールを、という動きもあります。ただGEEKJOBではそこは考えていません。

なぜならプログラミング学習の目的が、働いて社会に貢献するところにあるからです。就職や転職という出口がある領域でカリキュラムの提供をしたいと思っているので、小学生向けのプログラミング教室をやる予定は今のところありません。

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ミッションと学ぶ目的が設定されているからこそ、事業領域も明確になっているのだと思います。取材を通して、GEEK JOBはミッションや思想がしっかりと浸透しているプログラミングスクールだと感じました。

GEEK JOBは、プログラマーやインフラエンジニアとして働きたいと思っている人や、学習の方法を身につけたいと考えている人、社会に貢献したいと考えている人におすすめのプログラミングスクールです。

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