人に仕事を教えるコツは?教え下手がイライラしない考え方は?

この記事の結論は「教えるとは相手の行動を引き出すことであり、3つのコツがある。教える側がイライラしないコツは、できない理由を自分の責任として捉える」です。誰かと仕事をする場合、あらゆるシーンで「教える」「教わる」の関係が生まれます。この記事では「教える」側に自信がない人のために仕事を教えるコツや教え下手がイライラしないための考え方についてまとめました。

教えるとは?

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教えるとは、相手から望ましい行動を引き出す行為である。出典:教える技術 石田淳氏(かんき出版)

行動科学マネジメント研究所所長の石田淳氏は著書のなかで、教えるをこのように定義しています。教えるとは一方的な行為ではありません。教わった相手が望ましい行動をしてはじめて成功といえるやりとりです。

この定義に沿って考えると、教えた結果、相手が望ましい行動をしていなければ、教える側にも問題があるということです。

教えるとは、仕事内容や依頼、要求を一方的に伝えることではありません。望ましい行動を相手が理解し、受け入れ、実行するところまで責任を持つことなのです。

 

人に仕事を教えるコツは?

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人に仕事を教えるとき、重要なポイントは以下の3つです。

 

仕事を教えるコツ1「結果でなく行動に注目する」

人に仕事を教えるうえで最も重要な考え方は結果ではなく行動に注目することです。

「売上目標未達成」
「10試合連続ノーヒット」
「遅刻」

これらはすべて結果を表した言葉です。

教えるコツは、

「売上目標達成に必要な行動」
「ヒットを打つための行動」
「遅刻を防ぐための行動」

結果をだすために重要な「行動」に焦点にあてることです。

理由は、結果は行動の積み重ねだからです。

因果関係で考えると、結果を変える手段は行動を変えることです。行動を変えれば結果は必ず変わります。「望ましい行動をしないで結果が出ている人」よりも「望ましい行動をして結果が出てない人」のほうが、中長期的には大きな結果を出すことができるのです。

 

仕事を教えるコツ2「知識と技術にわける」

教える内容は大きく分けると「知識」と「技術」の2種類しかありません。知識とは知ってること。技術とはできることです。

野球でホームランを打つための方法論をすべて知っていたとしても、技術がなければホームランは打てません。この2つを混同していると、教える側も教わる側も何が問題なのかを整理できません。

成果があがらないときには、それは知識の問題なのか技術の問題なのかに分けて「何を教えるべきか」を明確にするのがポイントです。

 

仕事を教えるコツ3「再現性がある」

再現性とは「誰が」「いつ」「どこで」やっても、同じ結果が出せることです。

教えたことにより結果を出せたとしても、その結果に再現性がなければ良い教え方とはいえません。再現性を持たせるには「誰でも理解できる方法で知識を身に付ける」「誰でも取り組める方法で技術を身に付ける」ことが重要です。マニュアルやポリシーを作る場合などには特に再現性があるところまで教え方を分解、簡略化するべきです。

 

仕事を教えるのが下手な人の特徴は?

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仕事が教えるのが下手な人は、「自分の常識やできることはあたりまえのこと」と考えている人に多いです。自分がプレイヤーの時に大きな成果を残していたり、天才的と表現されたりするのが特徴的です。

このような人は自分自身、成果が出る行動を体系化できていなかったり、やり方に再現性を持っていなかったりするケースもあります。

周囲に対して「普通に考えてこうでしょう?」「普通できるでしょう?」「プロセスはいいから結果だけ教えて」「仕事は盗んで覚えるものだよ」という言葉を使います。

天才的なのでプレイヤーとしての仕事はできて、管理職に抜擢されることも多いのです。ただ教え方が下手なので、一緒に働く人が同じ成果をあげられるとは限りません。

 

仕事を教えるのにイライラしないための考え方は?

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この記事を読んだ「教える側の人」には部下やメンバーが教えた通りに動いてくれずにイライラしてしまう人もいるのではないでしょうか。

そんな方にオススメのアクションアイテムは

「部下やメンバーができない理由をすべて自分自身の責任と捉える」

です。

自分に原因があると受け入れられると、自分自身の改善点と向き合えるので、イライラを減らすことができます。

また「教える」「教わる」関係は望ましい行動を目的とした対等な関係であるので、教える側だけイライラしていいわけもありません。

この記事でご紹介した教えるコツを活用しながら、教える技術を身につけて、あなたがもっている素晴らしい知識や技術を周囲にプレゼントしてあげてくださいね。

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