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Rubyとは?日本人が開発した万能なプログラミング言語を解説

世界には、数百種類ものプログラミング言語が存在しているといわれています。中でもRubyは、日本で生まれた、初心者でも扱いやすいとされる言語です。Rubyとはそもそもどんな言語なのか、わかりやすく解説します。

Rubyとは?

Rubyは1995年にまつもとゆきひろ氏により公開された日本発祥のプログラミング言語で、Webアプリケーションなどの動的なサイトを作るのに適しています。

Rubyは実際に多くの企業で採用されており、クックパッドやHulu、食べログ、Twitterなどもこの言語を使用しています。

現在プログラミング言語は何百種類もあるといわれていますが、Rubyはシェア率を見ても常に上位に入るほど人気があります。

またRubyは「オブジェクト指向スクリプト言語」とも呼ばれ、コンパイル(※)が要らないという点が特徴です。そのため、効率よくプログラミングが行えるのです。

そして、全てのデータがオブジェクト(※)として表されているため、いくつかの関連したプログラムを1つのまとまり(=オブジェクト)にすることで開発をスムーズに行うことができます。

 

※コンパイル:人が書いた設計図(ソースコード)を、コンピュータが実行可能な設計図(オブジェクトコード)に変換すること

※オブジェクト:コンピュータ上で操作や処理の対象となる何らかの実体のことをオブジェクトという。

出典:「Stack Overflow Developer Survey 2019」、TIOBE
出典:IT用語辞典「オブジェクト

 

Rubyでできること

Rubyは、オールラウンドで万能な言語と言われています。

たとえば、

  • ホームページ内の「ユーザー認証(ログイン)」などの仕組み
  • Webサイト
  • ショッピングサイトの制作
  • Webアプリケーション
  • SNS・ブログ・スマホアプリの開発
  • チャットボットの開発

など、多岐にわたり用いられています。

また、スクレイピング(web上の情報を収集する技術)にもRubyは多く使用されています。

 

Rubyを使うメリット

ここで、Rubyを使うメリットを見ていきましょう。

 

1.Ruby on Railsが使える

Rubyを使うことの利点のひとつに、Rubyで書かれたRuby on Railsというフレームワークを使用できる点が挙げられます。フレームワークとは、システム開発をより簡単に行えるよう組まれたプログラムのことです。

このフレームワークを使うと、Webサイトなどの開発をより簡単に、効率よく開発することができます。

Ruby on Railsは米国の多くのスタートアップ企業でも採用され、大きな支持を得ています。

 

2.手軽に、広く利用できる

Rubyで開発できるものは、Webサイトからソーシャルゲームに至るまで広範囲に及びます。この言語をひとつ覚えることで、プログラミングでできることが圧倒的に広がるのです。Webアプリの開発も夢ではありません。

さらに、様々なパソコン環境(Mac、Windows、Linuxなど)に対応しているため、とても使い勝手がよく、広く利用されることにつながっています。

また、Rubyは柔軟な言語と言われています。他の言語に比べて記述の仕方が自由で、さまざまなコードの書き方が可能な点も、初心者でも親しみやすいポイントといえるでしょう。

 

3.シンプルな構造

Rubyはコードが簡潔で、他の言語よりも短く済むことが多いです。そのため、初心者でも読みやすく、エラーなどの洗い出しも容易な点がメリットです。

また、記述量が少なくなることで、作業の効率化を図ることもできます。

プログラマーにとってコーディングしやすいシンプルな形式は、あとから修正を加えたり、他者の書いたコードをコピーして利用できるため、開発効率が非常によいのです。

 

4.転職に有利

新規開発にRubyを採用する企業は増えており、今後も増加すると推測できます。Javaなどの求人数には及ばないかもしれませんが、求人もおおむね増加傾向にあります。

開発要員として、大規模な求人を打ち出す企業も少なくありません。その分、市場が拡大しているということです。

将来性にも期待できるため、就職や転職にも有利な市場であるといえるでしょう。

 

5.日本語の文献が多い

Rubyは日本で生まれた言語なので、最新情報などを日本語でキャッチアップすることができます。

他の言語では、ヘルプや最新情報は英語で発表されることがほとんどです。そのため、Rubyはプログラミング初心者にとっても、入りやすい言語といえるでしょう。

 

Rubyの学習方法

それでは、Rubyを学習するにはどうしたらよいでしょう。押さえておきたい点をまとめました。

 

1.学習環境を整える

まずは、お手持ちのパソコン環境を、Rubyに対応できるよう整える必要があります。各ツールを順番にインストールする必要がありますが、複雑なため、ここで挫折する人も少なくありません。

環境構築に手軽な方法は、「Cloud9」などのツールの利用です。データベースやアプリ開発などをクラウド環境で、無料で利用できるというサービスです。

Google Chromeなどのブラウザがあれば、開発環境を簡単に作ることができます。

 

2.プログラミングスクールを利用する

Rubyの知識を学びたいという人には、プログラミングスクールがおすすめです。

Rubyの市場が拡大する中、Rubyが日本由来の言語ということもあり文献や情報が多いので、書籍などと組み合わせるとより理解が深まります。

詳しくは次の項でご紹介します。

 

3.作りながら学ぶ

プログラミング学習において大切なのが、「実践」です。実際に手を動かし、プログラミングを組んでいくことが、最も早いスキル向上につながります。

簡易なアプリを作成してみるなどして、何をどう作っているのか意識しながら学習をすすめていきましょう。

 

4.つまづいたら、聞く

プログラミング学習をしていると、必ず突き当たるのがエラーなどの不具合です。けれども、一人で考えていてはなかなか前に進むことができないのも、プログラミング学習の難しいところ。

そこで、エンジニア向けのQ&Aサイトなどを利用してみましょう。Q&Aサイトでは「teratail」などが有名です。

また、プログラミングに詳しい友人を探す・作るなどしておくことも、有効な手段です。

 

Rubyを学習できるプログラミングスクール

最後に、Rubyが学べるプログラミングスクールをご紹介します。

 

TechAcademy

webアプリケーションコースを選択するとRubyを学習することができます。週2回のメンタリング、23時までのチャット/レビューサポート付きです。

オンライン完結型のプログラミングスクールですので、身近に通えるプログラミングスクールがない人や日中仕事をしている人におすすめです。

 

Tech Boost

オーダーメイド形式で、目標に応じた学習期間やコンテンツを提案してくれます。webアプリケーションの作成などを目標とした場合にRubyを学ぶことができます。

教室での学習とオンラインでの学習を選択することができるので、ライフスタイルに合わせて選択すると良いでしょう。

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