転職理由に人間関係や給与はマイナス評価?適切な伝え方は?

人間関係、給与への不満を転職理由としてそのまま伝えると面接官にネガティブな印象を与えます。ただ、伝え方を工夫すればアピールポイントになります。現職の人間関係や給与に満足していない20代ビジネスパーソンは多いです。ただ、いざ転職面接の場で転職理由を聞かれた時に不満をストレートに話しては良い評価を得られません。この記事ではネガティブな転職理由をポジティブに伝え、アピールポイントに変えるための伝え方にをご紹介します。(監修: 株式会社キープレイヤーズ代表取締役 高野 秀敏 氏)

転職理由に現職の「人間関係」や「給与」を上げる人は多い?

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20代で転職を検討している人は「人間関係」と「給与」を転職理由にあげる方が多いです。

 

「人間関係」と「給与」を転職理由に持つ人の割合、具体的な心情をご紹介します。

 

転職理由 「人間関係」

「人間関係がよくなかった」と回答する人が全体の

  • 19.6%

と、全体の2番目に多い回答となりました。

(総務省の「若年層雇用実態調査(15~34歳対象、有効回答者15986人)」より)

 

キャリア形成において他の世代より身軽な20代にとって

  • 「上司とウマが合わない」
  • 「同期にセクハラをさせた」
  • 「後輩が報告書の期限を守らない」

などの人間関係のこじれは、充分な転職理由となることが伺える結果です。

 

転職理由 「給与」

実際に自分の給与に関しては、ほとんどの方が不満を抱いたことがあるのではないでしょうか。

 

「給与に不満がある」と答えた人が

  • 7.4%

で3番目に多い回答でした。

(転職サイトDODAの「転職理由ランキング(有効回答数3万人)」より)

 

また、総務省の同調査によると「賃金の条件が良くなかった」は4番目に多い回答となっています。

 

給与は誰しも多く欲しいと思うものですよね。

  • 「自分の給与が後輩とほとんど差がない」
  • 「他の会社の同年代と比べて給与が少ない」

など簡単な理由で不満を持ちやすいテーマといえます。

 

DODAと総務省の調査から、多くのビジネスパーソンが「自分の実力に見合った給与をもらっていない」と不満を感じていることがわかります。

 

人間関係や給与を転職理由にするのはマイナス評価?

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多くの人が転職理由として掲げる「人間関係」と「給与」は、そのまま伝えると

  • ほぼ100%マイナス評価

になります。

 

人間関係について「上司とのウマが合わず転職を決意しました」と面接官に伝えると「すぐ人のせいにする自分勝手な人間」と捉えられてしまうのです。

「給与に不満を持ち転職を決意しました」という理由も「お金が欲しいだけ」とマイナスにうつりますよね。

 

20代の転職においては給与は現状維持か下がることが一般的ですので、世間知らずな若者と判断される可能性もあります。

 

  • 「上司とウマが合わなかった
  • 「給与が少なかった

など、受け身な表現は行動力に欠けるイメージを持たれがちです。

 

たとえ本当に「人間関係」や「給与」が転職の理由だとしても、面接の場で直接話すことは避けてください。

 

転職理由「人間関係」「給与」の上手な伝え方は?

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現職での人間関係や給与が理由で転職をするとしても、話し方次第でポジティブな印象をアピールすることができます。

 

模範回答例と合わせてご紹介します。

 

人間関係は転職面接で口にしない

人間関係のこじれは「上司がワンマン」「部下が非協力的」など、仕事に対する他人のスタンスへの不満が発端です。

 

裏を返せば、仲間とは協調性をもって「チームワークを重視した働き方がしたい」という気持ちの表れですよね。

 

「前職では個人で働くシーンが多かったので、チームや組織単位で連携してシナジーを生む働き方をしたいと思い、転職を決意しました。」

と伝えると前向きな印象を感じますよね。

 

給与はキャリアアップにつなげて伝える

給与はビジネスパーソンの労働価値を決める大きな指標です。

「実績を正当に評価されていない」ことが客観的に妥当であれば面接官も納得をしてくれることが多いです。

 

「前職では年功序列制度でどんな実績を出しても給与に変化がありませんでした。自分の成果に見合った給与を受け取れる環境で、自分がビジネスパーソンとしてどのくらいの価値を出せるか挑戦をしたく転職を決意しました。」

と面接官に伝えることが理想です。

 

前提として「自信を持ってアピールできる過去の実績」を持っておく必要があります。

 

マイナスな転職理由を転職先への志望動機へつなげる

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この記事を読んだ、「人間関係」と「給与」が理由で転職を検討している方へのアクションアイテムは「現職の環境を把握し、ポジティブな転職理由に言い換える」です。

 

本音の転職理由をポジティブに話すことは悪いことではありません。

職場の不満を他人のせいにせず、自責で捉えるビジネスパーソンは成長が速いです。

現職の不満が明確になっている方には裏を返せば成長するための「のびしろ」があるともいえるのです。

 

転職での面接を機会として、ポジティブなマインドセットをすることに挑戦してみてくださいね。

 

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