新入社員が入社直後に理解したい3つの心得

この記事の結論は「新入社員は会社にとって収益ではなくコスト。一日も早く収益、価値を生み出す力をつける責任があり、そのために3つの心得が必要」です。新卒の会社員が受ける新入社員研修は長期に渡るため、入社直後の緊張感が緩み、研修に取り組む姿勢が日ごとに後ろ向きになってしまう人も少なくないのでは無いでしょうか。この記事では、そんな心の迷いを引き締めるために必要な心得についてまとめました。

入社直後に理解したい社会人としての心得

  • 心得1 「丁寧な指導が当たり前」とは限らない
  • 心得2 「仕事にやりがいがある」とは限らない
  • 心得3  「他責思考」では何も変わらない

社会人としての心得1 「丁寧な指導が当たり前」とは限らない

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就活中の企業選びの軸に「社員教育が充実している」という基準をもつ就活生は少なくありません。このニーズに基づいて、「自社の特徴は、社員研修が充実していること」とアピールし、学生の志望度を高める企業が数多く存在しています。

ただそれは「会社は手取り足取り新入社員に多くの時間をかけて教育をする」「即戦力になるまで企業が責任をもって教育をする」ということと同じ意味ではありません。

新入社員の中には、会社勤めを始めるまでは「懇切丁寧に教えてくれることが当たり前」という状況を想定していたため、入社後に戸惑いを感じる方もいます。特に「不明点がある場合は質問する前に、まずは自分の頭で考えるように」といわれる場面です。

「親切な指導を受けることができない」と不快感を覚えるかもしれませんが、可能な限り新入社員自身が課題を自己解決することを求める企業の姿勢は合理的です。

指導する社員の時給は、新入社員の時給に比べて圧倒的に高いため、新入社員への指導時間が伸びるだけ、教育コストが大きくなるからです。

研修中や配属後も丁寧な指導を受けられるとは限りません。それでも、「新入社員には、給与をもらっている以上、一日もはやく成長する責任がある」のです。

このことを分かっている人はいつまでも学生気分の同期を「子どもだ」「幼稚だ」と思いながら、ドンドン社会人の顔になっていきます。

 

社会人としての心得2 「仕事にやりがいがある」とは限らない

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長期に渡る研修では、集中力や意欲を保ち続けるのは簡単ではありません。また、研修中に課される課題に気が進まないと感じる場面もあります。

ただ新入社員が、「自分の興味がある分野ではないので真剣に取り組めない」という権利はありません。

研修期間中、新入社員は会社にとって収益ではなくコストだからです。

実績を積み上げて、自他ともに能力を認められた社員は、「自分の関心のある仕事」と「会社の収益への貢献」を両立することができます。そういう人には少しずつ仕事を選べるようになるのです。

新入社員にはどんなにつまらない研修でも全力で取り組む義務、責任があります。関心を持てない事実は大切にしながら、一生懸命取り組んでください。ここに選択肢はありません。

 

社会人としての心得3 「他責思考」では何も変わらない

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ここまで見てきた通り、新入社員には「丁寧な指導を受けることができない」「研修に興味がもてない」という理由で、会社から与えられた役割を放棄する権利はありません。

ただ「職場の先輩社員が取り合ってくれずに、新しい仕事が進まない」「管理部門を希望していたのに営業部へ配属された」など、理不尽に感じることも頻繁におこります。

ここでどんな顔をできるかがポイントです。

「先輩社員が教えてくれないのでできない」「希望と違う配属だからやる気が起きない」という他責思考は、一秒でも早く捨ててください。

理由は他責思考の新入社員は周囲に失望され、評価がどんどん下がるからです。状況を良くするためには、自分のできる範囲で日々の言動を変えていくのがオススメです。

取り合ってくれない先輩には「心を開いてもらうためにどう接し方をしたらよいか、自分のコミュニケーションを改めてみよう」と考えられる人が、状況を好転させられます。

他責思考の人は、環境を変えることで状況を良くしようと考えます。ただ、困難な状況はいつどのような組織でも存在します。

他責思考を捨て、自ら考えや行動を変え、状況をより良く前進させる」という姿勢を持つ以外、環境を変えても何も変わらないのです。

 

コスト意識を持ち、収益に貢献できるまで成長する

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この記事を読んで、会社にとって自分はコストだと認識し、一日も早く会社の収益へ貢献したい新入社員におすすめのアクションアイテムは、

  • 「できない」「わからない」という言葉を禁止する
  • 研修内容や業務の目的を深く考察する

です。

丁寧な指導がされない状況で着実に成果を残すためには、自分の頭をフル活用する必要があります。新しい役割や難しい状況に「できない」「わからない」という言葉は禁止してください。

思考を停止させる、危険な言葉だからです。

これらの言葉を禁止することで、「どうすれば状況を好転できるか?」を考える習慣が身に付くのです。

興味がわかない、やりがいを感じられない仕事も、業務の理解を紐解いてみると、自分の望む領域との接点や、新しい面白さを発見できるかもしれません。

これらの取り組みを続ければ、会社が自分に対して払う給与以上の収益貢献や価値貢献ができるようになるでしょう。その時初めて、自分のやりたい仕事を伝えると周囲の賛同や協力を得られるようになるかもしれません。

ライバルに負けないように、自分に負けないように、全力を尽くしてくださいね。

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