職務経歴書の書き方は?フォーマット6選、やってはいけないこと5選

この記事の結論は「職務経歴書の書き方には3つのポイント、6つのフォーマット、5つのやってはいけないことがある。ルールに沿って作成をしたあとは信頼できる人に見せてフィードバックをもらう」です。履歴書や職務経歴書は転職活動に必須の書類ですが、書き方を正確に知っている人はそう多くありません。この記事では、履歴書の書き方、フォーマット、やってはいけないことを、現役キャリアコンサルタントの高野秀敏氏の監修の基まとめました。(監修: 株式会社キープレイヤーズ代表取締役 高野秀敏氏)

職務経歴書とは?

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職務経歴書とは、社会人としての社歴や仕事歴をまとめた書類です。

履歴書は個人情報や写真、学歴、希望条件など書く代わりに職歴欄はサマリーを書く形式が多いです。職務経歴書は、履歴書における職歴欄を詳細に書くものです。提出先企業に関連する「仕事以外の活動(ボランティアなど)」のアピールにも活かせます。

企業は、職務経歴書を参考に転職者のビジネスパーソンとしての価値を判断します。職務経歴書は履歴書と並び、面接に呼ぶかどうかの判断にも直結する大事な資料なのです。

 

職務経歴書、書き方のポイントは?

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職務経歴書を書くポイントは3つあります。

面接を意識して書く

転職活動で最も重要なのは面接です。

そこから逆算すると職務経歴書は「面接に進む」「面接で好印象を残す」という2つの目的を意識して書くべきです。職務経歴書をどのように書けば面接にすすめるか、面接でアピールしたいポイントを質問してもらえるかを意識して、戦略的にストーリーをもって書くのが基本です。

 

数字で書く

営業職、エンジニア職、スタッフ職、デザイナー職などすべての職種において、数字で語れるように書くのもポイントの1つです。

営業職であれば成績が明確なのでわかりやすいですが、エンジニア、スタッフ、デザイナー職の人は自分の仕事を定量化するのが難しいと感じることもあるのではないでしょうか。

ただ、ビジネスの基本は売上と利益の向上なので、売上か利益向上に繋がらない行動はビジネス活動とはいえません。職務経歴書を数字で書く、各努力をするのは、ビジネスを意識しながら日々仕事をしているというメッセージを伝える意味でも重要なのです。

 

フォーマット、やってはいけないことを守って書く

以下にまとめたフォーマット、やってはいけないことを守りながら書くのもポイントです。フォーマットには6つ、やってはいけないことには5つポイントがあります。

 

職務経歴書のフォーマット

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職務経歴書のフォーマットは「職務要約」「職務経歴」「経験・知識・技術」「資格」「自己PR」「仕事以外の活動」の6つです。

職務要約

これまでの社歴や職歴をまとめて書くのが職務要約です。数行でOKですが、アピールしたい職歴、職種やスキルを意識して書くのがポイントです。たとえば、営業職の募集案件にも関わらず企画的な仕事に力点をおいて書いてある職務要約は、ピントがづれているといえます。ビジネスパーソンとしての自分のラベルを職務要約にまとめて書くべきなのです。

 

職務経歴

勤務した企業の資本金、売上高、従業員数、在籍年数など、会社にまつわる数字は絶対に間違えないでください。会社情報の下に部署や職務内容を書きます。その職務において出した成果を「数字で書く」を意識して書いてください。

 

経験・知識・技術

これまでの職務から身につけたスキルや知識を抽象化して書いてください。同じ広告の営業職での経験も「新規案件の獲得」スキルがある人もいれば「既存案件の継続フォロー」スキルがある人もいます。面接官は職種からはわからないその人の得意なこと、学んだことをこの部分から判断します。ポイントは具体的な事例を交えて書くことです。特定のスキルや知識を身に付けるのに役立った事例を「具体的に、冗長にならずに」書くのがポイントです。

 

資格

保有資格、取得年月を書きます。ただ「取得難易度が高い資格」「レアな資格」以外を記入しても意味はありません。

 

自己PR

応募先企業の仕事に合わせて、自分の実績やスキルがどのように活用できるかを書くのがポイントです。わかりやすいのは「いくらの売上を作ることができる」「いくらの利益を作ることができる」を根拠とともに明示することです。シミュレーションに納得感があればあるほど、プランニング力をアピールできます。

 

仕事以外の活動

外資系企業では仕事以外の活動を重視しているところもあります。「スポーツチームに所属して週に1度活動している」「ボランティア活動をしている」「地域貢献をしている」など、仕事だけに没頭せず、社会活動や生産活動をしている事実も、その人のビジネスパーソンとしての価値を表すエピソードになるのです。

 

職務経歴書でやってはいけないこと

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職務経歴書を書く上でやってはいけないことは5つあります。「分量が多すぎる」「分量が少なすぎる」「抽象的すぎる」「嘘を書く」「アルバイト経験を書く」の5つです。

 

分量が多すぎる

長過ぎる職務経歴書は読む気がなくなるだけでなく、まとめる能力がないというマイナス評価を受けることもあります。A4サイズ2〜3枚にまとめることが重要です。伝えたいことがたくさんあったり、職歴がたくさんあったりする方はついつい長くなりがちですが、絶対にこの分量を守ってください。外資系企業では、A4で1枚にまとめることを原則としている企業もあります。

 

分量が少なすぎる

長過ぎる職務経歴書が良くないからといって、A4の1枚の半分にも満たない職務経歴書も少なすぎると逆評価です。熱意があっても「やる気がない人ではないか」という印象を与えかねません。無駄に長くする必要はありませんが、A4の1枚半分で終わってしまう職務経歴書は短すぎます。

 

抽象的すぎる

「大きな売上をあげた」「一生懸命頑張った」「コツコツ継続した」などの表現は、使ってはいけません。読み手の価値観で解釈が分かれるような書き方は読みやすい職務経歴書とはいえないのです。自分なりに仕上げたと思ったら、転職エージェントや信頼している人に見てもらってフォードバックを受けることをオススメします。

 

嘘を書く

職務経歴書は企業の経済活動(採用or不採用)を決めるうえで重要となる公的書類なので、嘘を書く行為は立派な私文書偽造にあたります。逮捕に繋がる例は少ないとはいえ、これが基に解雇や罰則規定にひっかかることは充分にありえます。テレビに出ていたコメンテーターや芸能人も、経歴詐称によって表舞台から姿を消すこともよくあります。職務経歴書には、嘘を書いても面接で突っ込まれたり、客観的証明を取られたりするので、ほとんどの確率でバレます。自分の社会人としての信頼を失墜させる行為なので、やめましょう。

 

アルバイト経験を書く

派遣社員の経験は記入するべきですが、アルバイトの経験は原則記入をしません。アルバイトの経験が転職先の仕事に関連があったり、書いてプラスに働く内容であれば書くべきですが、そうでない場合には書かないようにしてください。また、職務経歴が空いている期間も書かないのが原則です。

 

職務経歴書を書きフィードバックをもらう

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この記事のアクションアイテムは

「職務経歴書を書いて、信頼できる人に見せてフィードバックをもらう」

です。

この記事で紹介したポイントを基に職務経歴書をまとめてください。完成したら、信頼できる人に見せてフィードバックをもらうことも併せてしてみてください。自分なりとしては完璧でも、人に見せれば曖昧な部分やわかりづらい部分がクリアになり、より良い職務経歴書を磨かれるからです。

転職の予定の有無に関わらず、ビジネスパーソンであれば定期的に職務経歴書を更新しておくのも自分の市場価値が意識できてオススメですよ。

 

あなたの適正年収はいくら?

もし今後年収をあげていきたいと感じているなら、まずはご自身が今どれくらいの市場価値があるのかを知る必要があります。

市場価値を知るには転職エージェントに登録するのが1番の手段です。転職エージェントは登録した人に適切と思われる案件を送ってくれるので、自分の市場価値を送られてくる案件から判断することが出来ます。

登録自体は無料です。

 

ただ、転職エージェントにも相性があります。転職エージェントの傾向や、担当者の力量によって転職が左右されるともいわれています。自分に合ったエージェントに出会うためにも、傾向をみながら複数の転職エージェントに登録するのがおすすめです。

 

各転職エージェントの特徴ごとにおすすめをご紹介します。

 

すべての人がまず登録すべき転職エージェント

すべての人がまず登録して間違いないのが「大手総合転職エージェント」です。求人の量・質ともに充実しているのが以下の大手転職エージェントです。

 

リクルートエージェント

非公開求人10万件以上、日本最大級の転職エージェントです。

 

doda

求人数10万件以上(日本最大級)です。doda限定の求人もあります。

 

マイナビエージェント

非公開求人10万件以上、日本最大級の転職エージェントです。

 

パソナキャリア

大手転職エージェントの一角で、丁寧なサポート体制です。

大手転職エージェントは求人の量・質が多い反面、登録している転職希望者が多いので競争が激しくなるという一面もあります。

最低でも3~4社登録しておくと安心です。

 

今までの職務経歴に自信のない方におすすめの転職エージェント

大手では扱っていない案件も多く扱っている転職エージェントをご紹介します。登録者数が大手よりも少ないので、穴場的な求人に出会えることもあります。また、内定・入社後にもアフターフォローがあるなどキャリアアドバイザーの対応もきめ細かいという特徴もあります。

大手と一緒に登録することで効果を発揮する転職エージェントです。

 

type転職エージェント

非公開案件約80%です。転職した人の約71%が年収アップに成功しているエージェントですが、首都圏在住の方限定です。

 

ワークポート

転職決定人数部門で4回連続1位を獲得したことがあり、IT系や未経験からのキャリアチェンジに強みがあります。

 

今までの職務経歴に自信がある人におすすめの転職エージェント

大手転職エージェントでも扱わないようなハイキャリア向けの案件を多く持った転職エージェントもあります。今後海外も視野に入れたキャリアアップを目指す方には積極的におすすめしたい転職エージェントです。

 

JACリクルートメント

業界3位。外資系企業や海外への転職に強く、アジア最大級のネットワークを持ちます。

BraveAnswer編集部では、キャリアに関するご相談を受け付けております。

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こちらより、お気軽にお問い合わせください。

 

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