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Pythonに特化して学べるおすすめプログラミングスクール

近年のIT技術の進展や、業界の拡大などもあり、教育の場やビジネスシーンでプログラミングが以前より一般的に知られるようになっています。プログラミングに精通した人材へのニーズがますます高まっているほか、プログラミング言語を学習できるさまざまなプログラミングスクールも登場しています。さて、数あるプログラミング言語の中にPythonというものがあります。Pythonは機械学習などで活用され、AIが何かと話題になる中、近年大きく注目されている言語です。この記事では、Pythonの概要や、Pythonを学習できるプログラミングスクールについて紹介していきます。

Pythonを学べるプログラミングスクール

まずはPythonを学習できるプログラミングスクールについて紹介します。主な講義内容やサポート体制、料金などを確認し、それぞれ比較検討してみてください。

1.DIVE INTO CODE(ダイブ イントゥ コード)

Webエンジニア・機械学習エンジニアになるためのコースを扱っており、「機械学習エンジニアコース」でPythonを学習することができます。

機械学習エンジニアコースは、4ヶ月で自立した機械学習エンジニアになることを目的としたコースです。卒業後は専属キャリアアドバイザーと就職活動を行い、機械学習エンジニアとしての就職を目指します。そのため、実務を踏まえたカリキュラムや就職サポートに特徴のあるコースとなっています。

具体的には、「Sprint」という2日単位のサイクルを繰り返す形でプログラムが進みます。1つのSprint内では、ディスカッションや質問形式による講義のほか、ペアで課題を進めるという形式に特徴があります。

また、1つのSprintが終わったら翌日からのSprintに向けた自習を行うため、2日で6時間程度の自習時間が確保されています。そして、卒業後に就職サポートを受けつつ就職活動を進めるという流れになります。

さらに、機械学習エンジニアコースは、2018年8月に経済産業省の第2回「第四次産業革命スキル習得講座」に認定されたほか、厚生労働大臣から「専門実践教育訓練講座」に指定され、「専門実践教育訓練給付金」「教育訓練支援給付金」の対象講座にも指定されています。一定の要件を満たす場合、最大40万円のキャッシュバックがあります。

期間と料金は以下のようになります。

期間 4ヶ月(事前学習期間1ヶ月、プログラム3ヶ月(10:00~19:00))
料金 入会金:20万円(税込)
受講料:79万8000円(税込)

向いている人

DIVE INTO CODE(ダイブ イントゥ コード)の機械学習エンジニアコースは、機械学習エンジニアとして就職することを目的としたコースです。そのため、とりあえずPythonを学んでみたい人というより、機械学習エンジニアとして就職するためにPythonも含めて学習したいという人に向いています。

また、課題発表やディスカッションも積極的に行われます。そのため、ただテキストで学習するより、ディスカッション形式や課題を進める形で勉強したい人にも向いています。

 

2. .Pro(ドットプロ)

.Pro(ドットプロ)は企業が求める実践型クリエイターの輩出を目的としたスクールで、「Pythonコース」でPythonを学習することができます。

完全対面式の集中講義で、積極的なコミュニケーションを取りながら学習を進めることができ、実践的な問題解決力やコミュニケーション能力の取得にもつながります。

講義は少人数制となるので、生徒の理解度に合わせたカリキュラムのもと、着実に理解を深めることができます。また、生徒同士でもコミュニケーションを取りやすいので、知識の確認などを気軽に行うこともできるでしょう。

以下、主な概要になります。

学習期間 6ヶ月間(週1回特訓24回)
参加上限人数 10名限定(選考あり)
講義形態 完全対面式の集中講義
授業料 43万2000円(税込)
学習スキル Python、Messaging API、NumPy、Beautiful Soup、Keras、pandas、Flask、Django、Seikit Learn
場所 東京渋谷校:渋谷区渋谷2-12-13 八千代ビル8階 TOMO PARTNERS内

向いている人

少人数での講義で、講師や生徒とある程度近い距離で勉強を進めたいという方におすすめできます。独学では勉強が進まないという人や、テキストを読むだけの勉強では集中できないといった人にとっては、少人数での講義は何かとメリットが多いです。コミュニケーション能力も鍛えられるので、プログラミングに加えて対人的なビジネススキルを磨きたい人にも向いています。

 

3.TechAcademy(テックアカデミー)

TechAcademy(テックアカデミー)はプログラミングやアプリ開発などを学べるオンラインスクールです。現役のプロによるマンツーマンメンタリングで実践的なスキルを習得することができ、数多くあるコースの中には「Pythonコース」もあります。

Pythonコースは、Pythonの学習を通じて機械学習の基礎を習得し、機械学習プログラムの開発をゴールとするコースです。週2回のマンツーマンによるメンタリング、パーソナルメンターと1回30分のビデオチャットでの質問、ペアプログラミング、毎日のチャットサポート、回数無制限の課題レビューなど、短期間で実践的な学習を進めるためのサポートが充実しています。

Pythonコースで開発する機械学習プログラムとして、「画像を解析して分類」「データから花の種類を分類」「住宅価格の分析と予想」「ビットコインの価格変動を予測」の4つがあります。

「画像を解析して分類」は、画像から犬か猫かを分類するものです。また、「データから花の種類を分類」はデータセットから花の種類を分類し、「住宅価格の分析と予想」はデータセットから部屋数と住宅価格を予想します。さらに「ビットコインの価格変動を予測」は、ビットコインの過去のデータから価格変動を予想するというもので、近年のトレンドにつながる実践的な学習内容となっています。

以下、Pythonコースの主な概要になります。

期間 4週間プラン、8週間プラン、12週間プランから選択
言語 Python
料金 4週間プラン:13万9000円(税抜き)
8週間プラン:18万9000円(税抜き)
12週間プラン:23万9000円(税抜き)
受講形態 オンライン

向いている人

オンライン講義であるほか、期間プランも充実しているので、それぞれの生活スタイルに合わせて学習を進めることができます。そのため、生活も踏まえて自分のペースで効率的に学習を進めたい方におすすめできます。

実践的な学習内容となるので、機械学習の学習を通じてエンジニアとして活躍したい人、就職での強みにしたい人、フリーランスとして活動したい人、さらには起業に活かしたい人など、それぞれの目標に合わせて学習したい人にもおすすめです。

 

4.PyQ(パイキュー)

初心者レベルから実務者レベルまでPythonを学習できる、Python専門のスクールです。初心者でもプログラミングのスキルが身につき、実務的な機械学習の知識、作り方を学習できます。

1000問以上の問題から学習でき、未経験者でも90日でPythonの基本を身につけることが可能です。また、機械学習・データ分析で業界標準となる「JupyterNotebook」にも対応しています。

個人ライトプランと個人スタンダードプランがありますが、質問・回答機能といった学習サポートを受けるには、個人スタンダードプランを契約する必要があります。
その他の概要は以下の通りです。

受講形態 オンライン
料金 個人ライトプラン:月額2980円
個人スタンダードプラン:月額7980円

向いている人

Pythonに特化してプログラミングの学習を進め、初心者レベルから実務者レベルまで習得したい人におすすめです。一方で、プランによっては回答機能などのサポートが受けられないので、注意しなくてはなりません。

 

5.CodeCamp(コードキャンプ)

CodeCamp(コードキャンプ)はオンライン完結型のスクールで、時間と場所に縛られず自分のペースで学習できます。また、現役エンジニアの個別指導によってカリキュラムが進むので、初心者でも効率的に学習を進めることができます。

注意点としては、Pythonを学習する「Pythonデータサイエンスコース」は期間限定のコースという点です。そのため、受講できる時期についてはその都度確認しておく必要があります。

「Pythonデータサイエンスコース」はPythonプログラムの作り方を学習するコースで、データサイエンスのうち「データ収集」に注目したカリキュラムとなります。数学的な知識がなくてもプログラミングの学習を進めることができ、初心者の方にもおすすめです。
以下、「Pythonデータサイエンスコース」のその他の概要です。

学習できる言語 Python
受講形態 オンライン
期間 2ヶ月
料金 受講料金:14万8000円(税抜き)
入学金:1万円(税抜き)

向いている人

時間と場所を問わず効率的な学習ができるので、仕事などで多忙な人におすすめできます。また、初心者でも効率的に学習しやすいカリキュラムのため、Pythonの基礎からじっくり学びたいという人にもおすすめです。ただし、期間限定のカリキュラムのため、開催時期のチェックは必要です。

 

6.TECH::CAMP(テックキャンプ)

TECH::CAMP(テックキャンプ)では、サービス開発スキルなどを習得することができます。転職やフリーランスでの働き方を検討する人に向けたサービスでもあり、より実践的な内容によるカリキュラムが編成されています。

Pythonは「AI(人工知能)入門」のコースで学習できます。「AI(人工知能)入門」では、Python によるプログラミングの概念・文法の理解や、Pythonを活用した複雑なデータ分析などのスキルを身につけることができます。
TECH::CAMP(テックキャンプ)の受講形態と料金は以下の通りです。

受講形態 通学またはオンライン
料金 月額1万4800円(税抜き/初月無料)
入学金14万8000円(税抜き)

向いている人

AIに関する実践的な内容を学習したい人に向いています。また、転職やフリーランスという選択肢を踏まえて、Pythonの学習を進めたい人にもおすすめです。

 

7.DataMix(データミックス)

データサイエンス人材の育成を目指したスクールで、「データサイエンティスト育成コース」でPythonを学習することができます。データサイエンティストとしてキャリアを形成したいという人向けのカリキュラムとなっています。

講義では、データサイエンティストとして活躍する講師が、実務も踏まえて指導を行います。ビジネス知識も含めて幅広いスキルを身につけるカリキュラムにも特徴があります。また、受講形態は少人数制の講義となっています。
料金は以下のようになります。

入学金 2万5000円(税抜き)
受講料 67万5000円(税抜き)

向いている人

データサイエンティストとしてのキャリアを念頭に置いたコースのため、データサイエンティストとして活躍したい人向けのスクールになります。そのうえで、少人数制の講義の中でお互いに高め合いたい人、講師から実務的な話も聞きたい人、講師に直接質問したい人などにおすすめです。

 

8.侍エンジニア塾

侍エンジニア塾は、日本初のマンツーマン専門指導のプログラミングスクールです。未経験でも最短1ヶ月でプログラミングの習得が可能となり、「AIコース」でPythonの基礎学習をすることができます。

「AIコース」のほかにも「Business」「Freelance」「Debut」のコースがありますが、いずれもPythonに対応しています。専属マンツーマンによるサポートのもとで、効率的にPythonの学習を進めることができます。
以下、主な概要となります。

学習できる言語 AIコース:Python
その他のコース:PHP、Java、Ruby、Pythonなど
受講形態 対面またはオンライン
期間 1ヶ月~6ヶ月程度
料金 【AIコース(6ヶ月コース)】
一般:合計98万円
学生:合計78万4000円
【AIコース(3ヶ月コース)】
一般:合計58万円
学生:合計49万3000円
【Business】
一般:合計69万8000円
学生:合計55万8400円
【Freelance】
一般:合計43万8000円
学生:合計37万2300円
【Debut】
一般:合計16万8000円
学生:合計15万1200円

向いている人

AIコースではPythonの基礎学習が行われるので、基礎レベルからしっかりとPythonを学習したい人におすすめです。専属マンツーマンによるサポートや受講者専用QAサイトといったサービスも充実しているので、疑問点をその都度解決しつつ効率的に理解を深めることができます。

また、エンジニアへの就職・転職支援サービスもあるので、就職・転職も見据えて実践的なスキルを磨きたい人にもおすすめです。

 

Pythonとは?

Pythonとは、機械学習やデータ分析、ディープラーニングなどに活用されるプログラミング言語です。近年AIが話題になる中で、Pythonに精通した人材のニーズも高まっています。一方で、まだPythonを扱える人材は多くありません。ただ、今後は多くのエンジニアやエンジニア志望者がPythonの学習を進めるものと思われます。

Pythonは文法がわかりやすく、誰が書いてもコードが同じようになるので、読みやすく学習しやすい言語でもあります。そのため、初心者でも比較的スムーズにPythonを学習できます。これからエンジニアになりたい人にとって、Pythonは参入しやすい分野と言えるのです。

 

Python言語でできること

Pythonを活用して行われることの代表例としては、機械学習、サービス開発、データ分析、アプリケーションの作成などが挙げられます。

 

Pythonで作られている有名なサービス

Pythonが活用されている有名なサービスには、Google、YouTube、Instagram、Pinterest、Dropboxなどがあります。

 

Pythonを学べるプログラミングスクールを選ぶ時のポイント

Pythonを学習できるプログラミングスクールは多いですが、スクールごとにその特徴は異なります。基礎の学習に焦点を置いたカリキュラムから、実務的な内容をマスターできるカリキュラムまで、スクールやコースによってさまざまです。

スクールを選ぶ際には、自分がPythonを使ってどの程度のスキルを身につけたいのかを整理し、そのスクールを利用するとどれぐらいのレベルまで到達できるのかをあらかじめ確認しておくことが大切です。

また、料金や受講スタイル、就職・転職支援の有無なども検討すべきポイントです。

 

料金

スクールの料金は、必ず「合計金額」をチェックしましょう。月額料金だけを見るのではなく、入学金なども含め、「合計でいくらなのか」を確認してください。スクールの料金案内で「合計○○万円」「○ヶ月△△万円」などと示されている箇所をしっかりチェックする必要があります。

 

講座の質

講座が特化している内容、講座の目的、講師のレベルなども、わかる範囲でチェックしておきましょう。場合によってはSNSなどで口コミを確認することも一つの方法です。

ただしSNSや口コミの信ぴょう性は保証できないので、なるべく公式サイトに示されている内容(講座内容やサービス内容などを主観抜きに示しているもの)から客観的に推察してください。SNSや口コミはあくまで目安です。

 

受講スタイル

通学かオンラインかを選択することになります。時間と場所に捉われずに学習したい人はオンラインが向いています。一方で、集団で高め合いながら学習したい人は、通学の集団講義形式のコースを選ぶと良いでしょう。

また通学形式の中でも、オンラインのようなマンツーマンでの講義もあります。自分の生活スタイルを踏まえ、最適な受講スタイルを選びましょう。

受講時間ももちろん確認しなくてはなりません。スクールによっては夜遅くまで受講可能な場合もあります。こちらも事前にチェックし、生活スタイルにあった受講時間のものを検討しましょう。

 

サポート体制

特に、質問に迅速に対応してくれるかどうかをチェックしましょう。疑問点を残したまま学習を進めても効果はありません。その都度しっかり疑問を解消できるサポート体制が整っていることが大切です。

オンラインですぐに対応できる場合や、対面式で相談しながら解決できる場合など、それぞれでメリットがあります。いずれにせよ、質問に対するサポート体制の内容は必ずチェックするべきポイントです。

そのほか、学習全般についての相談(カリキュラムの進め方やモチベーション維持などの相談)ができるかどうか、不具合が発生した際のサポート体制など、細かい部分までチェックしておくと良いでしょう。

 

転職/就職支援

就職・転職支援サービスを設けているスクールもあります。対象年齢を確認してサービスを利用できるのであれば、実績や特化している業種を確認しましょう。

より手厚いサポートを希望するのであれば、書類添削や面接対策などの有無もチェックしておくと良いでしょう。

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