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【新聞から読み解く今】私のライバルは誰?(2018/12/14)

1994年生まれ。埼玉県立川越高校、法政大学文学部卒。ライターが記事を作成する行為は「無から有を生み出す行為」であり、無のときにはなかった価値を提供する意味のある行為と感じている。「膨大な知識量と独自の視点で世の中の潮流を見極めるコンテンツメイカー」を目指して活動中。

先日現役を引退したサッカー元日本代表GK、川口能活選手の引退セレモニーに、同世代で最高のライバルと言われた楢崎正剛選手がサプライズで駆けつけました。

セレモニーのスピーチで川口能活選手は、次のように述べています。

「僕にとって楢崎正剛は特別な選手です。彼がいなかったら日本代表でプレーすることは出来なかったですし、この年齢までプレーすることは出来ませんでした。」

まさに、最高のライバルだと思います。

 

ライバルの存在は、スポーツの世界に留まりません。

JR東日本は先日、最高時速360kmの次世代新幹線を公開しました。2030年に開通する予定の東京―札幌間での運行を予定しており、移動時間は現時点の約8時間から約5時間に短縮できると言われています。

ただこの区間は今、航空会社の独占状態です。この新幹線が運行を始めれば、航空便と利用客を奪い合うことになります。

つまり、JR東日本は東京―札幌間において、航空会社をライバルとしたのです。

 

ライバルの設定は大切だと思います。ライバルを超えるという目標に向かって試行錯誤をすることができるからです。

ただ、何をライバルとして設定するかは、何を追求するかで変わると思います。

例えば、どれだけ東京―札幌間の利用客を乗せられるかを追求するのなら、同じ区間を飛んでいる飛行機がライバルだと思います。

一方で、移動中の快適さを追求するのなら、広くておしゃれな空間を提供するリムジンがライバルかもしれません。

遅延のないWi-Fiを提供しようと思ったら、ポケットWi-Fiがライバルとも言えます。

もちろんライバルを1つに絞る必要はないと思いますが、提供するもの次第で、設定するべきライバルは変わると言えます。

 

それでは、この文章を打つ私のライバルは何でしょうか。

入力の速さなら、音声入力かもしれません。情報の正確性なら、新聞かもしれません。心に響くコンテンツなら、スティーブ・ジョブズのスピーチかもしれません。

どんな領域でも、自分にとってのライバルを見定めて、それを超える努力をしたいものです。

 

参考

新幹線、空路と競争再び 30年度開業、東京―札幌5時間も」(2018/12/13)

 

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