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【新聞から読み解く今】古い制度が時代に取り残されないために(2018/12/13)

1994年生まれ。埼玉県立川越高校、法政大学文学部卒。ライターが記事を作成する行為は「無から有を生み出す行為」であり、無のときにはなかった価値を提供する意味のある行為と感じている。「膨大な知識量と独自の視点で世の中の潮流を見極めるコンテンツメイカー」を目指して活動中。

以前弊社は、とある会社様にオフィスの一部を貸して頂いていたのですが、その会社には、毎週金曜日になるとメンバーみんなでオフィスを掃除するという素敵な制度がありました。

隅から隅まで掃除して週末を迎えることで、また月曜日から綺麗なオフィスで働くことができました。

 

時は経ち、弊社は移転してワンフロアを借りました。

オフィスが移っても毎週金曜日の掃除は受け継いでいたのですが、弊社はその時人数が多くなかったので、フロアを隅々まで掃除するのはなかなか労力がいる仕事でした。

そこで、トイレなど水回りやフロアの床など、最低限の場所だけ掃除をするように制度を変更しました。

おかげさまで、掃除に必要以上の労力を使わなくて済むようになりました。

 

このように、制度は環境の変化に合わせて臨機応変に変更するべきだと思います。

政府は先日、自動車にかける税を、排気量など「保有」に関わる課税から、走行距離など「利用」に応じた課税に軸足を移す方向性を示しました。

近年は、カーシェアリングなど自動車を保有せずとも利用できるサービスが台頭してきており、自動車を取り巻く環境は変化してきています。

政府が示した方向性は、その環境に合わせて、税制を臨機応変に対応させたものと言えます。

政策そのものについての議論はさておき、この環境に合わせて臨機応変に対応しようとする姿勢は見習うべき部分があるのではないでしょうか。

 

時代の変化に取り残されて古い制度が残っていると、どこかしらに不具合が生じることが多いと思います。

もし弊社が、毎週金曜日に隅々まで綺麗に掃除する制度をオフィスが移ってもそのまま運用していたら、掃除だけで1時間も2時間もかかってしまったかもしれません。

環境の変化に合わせて、必要であれば制度を柔軟に変更する姿勢が大切なのではないでしょうか。

 

参考

車課税『保有から利用へ』 与党税制大綱 抜本改革を明記」(2018/12/12)、日本経済新聞

 

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