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【新聞から読み解く今】違和感の放置がコミュニケーションミスに繋がる(2018/12/06)

1994年生まれ。埼玉県立川越高校、法政大学文学部卒。ライターが記事を作成する行為は「無から有を生み出す行為」であり、無のときにはなかった価値を提供する意味のある行為と感じている。「膨大な知識量と独自の視点で世の中の潮流を見極めるコンテンツメイカー」を目指して活動中。

「デジタル化」という言葉、実は英語にすると2つの単語が当てはまるって知っていますか?

”Digitization”と”Digitalization”という単語は、日本語に訳すとどちらも「デジタル化」となりますが、それぞれの意味は異なります。

”Digitization”は、アナログをデジタルに変換する、あるいは電子化するという意味です。一方”Digitalization”は、デジタルを用いて新しい価値を生み出すことを意味します。

つまり「デジタル化」というは、2つの意味を理解していないと正確な意味を理解しているとは言えません。

特に意識せずに使っている言葉ではありますが、身近な言葉でも、このように正確な意味を理解せずに使っていることがあるのです。

 

言葉にコミュニケーションツールとしての働きがある以上、言葉の意味を正確に理解していないと、コミュニケーションミスが発生してしまいます。

これは、「デジタル化」のように日常的に使っている単語にとどまりません。

ちょうど私も先日、言葉の意味を正確に理解できていないためにコミュニケーションミスが発生することを体験しました。

それは、友人と待ち合わせをしたときのことです。

友人が指定した場所のは、とあるお弁当屋さんの前。そこでしばらく待ってみたのですが、しばらくしても友人は姿を見せません。

実は同じお弁当屋さんが徒歩15分ほどの距離にもう1つあり、お互いに別々のお弁当屋さんの前で待っていたのです。

これも、言葉の意味を正確に理解できていなかった結果と言えます。

友人は「◎◎弁当」という言葉を使いましたが、友人の場合そこには「▲▲店」という意味が含まれていたのです。

私が待ち合わせ場所だと思ったお弁当屋さんは、今考えれば少し遠い場所にありました。そう感じた時に確認をすれば、お互いに別々の場所で待っていることもありませんでした。

 

コミュニケーションに少しでも違和感があれば、その都度確認することが必要なのだと思います。

私が体験した例はお弁当屋さんの名前という固有名詞でしたが、それは「デジタル化」のような単語でも同様で、コミュニケーションに何か違和感を感じたら、確認が必要です。

 

辞書も「デジタル化」されているので、疑問や違和感を感じた言葉はその場で確認してみるといいのではないでしょうか。

 

参考

デジタル化と顧客価値創造(1)新しい価値を創造・提供 一橋大学教授 神岡太郎」(2018/12/05)、日本経済新聞

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