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【新聞から読み解く今】「よそ者、若者、ばか者」が変化をもたらす理由とは(2018/12/04)

1994年生まれ。埼玉県立川越高校、法政大学文学部卒。ライターが記事を作成する行為は「無から有を生み出す行為」であり、無のときにはなかった価値を提供する意味のある行為と感じている。「膨大な知識量と独自の視点で世の中の潮流を見極めるコンテンツメイカー」を目指して活動中。

イノベーションとは何でしょうか。

先日、がん治療の基礎研究でノーベル賞を受賞した本庶先生は、「イノベーションとは結果だ」とインタビューで答えていました。

世の中に影響を及ぼすとは思えないようなものから始まり、それが大きくなり、結果として世の中が変わる。振り返れば、あれがイノベーションだったと認識する。そのようなものだと言います。

本庶先生の研究も、最初からがんに効くと考えた人はいなかったのだそう。

 

変化をもたらすのは「よそ者、若者、ばか者」と言われることがありますが、これは既存の組織が持っていない新しい価値観を持ち込むのがこのような人々だ、ということなのだと思います。

これまでにない価値観でこれまでにない行動をするのが「よそ者、若者、ばか者」であり、それによって引き起こされるのが、想像のできない変化、イノベーションなのです。

つまりイノベーションに必要なのは、既存の価値観を無視した新しい価値観を持ち込める人、ということになります。

 

ただ、新しい価値観を醸成するのは難しいことです。そこで参考にしたいのが、Googleの20%ルールです。

20%ルールとは、業務時間の20%は担当する業務と関係のない業務に時間を使っていい、というルールのことです。

この20%ルールから、GmailやGoogle Mapsが生まれたとも言われています。

新しい価値観を生みたければ、今までの行動の延長線上にない、何か新しい行動が必要だと思います。そしてそれを生み出すのが、20%ルールなのではないでしょうか。

 

会社に20%ルールを導入するのを掛け合うのは難しいと思いますが、仕事終わりや休日等に、これまでとは違った行動をしてみることはできます。

例えば、いつもなら同僚と飲みに行っているところを、週に1回はなにかの勉強会に参加してみるなど、少しの変化でいいので、自分の行動を変えてみるといいのではないかと思います。

世の中を変えるとまではいかなくても、仕事のちょっとした問題を解決するような小さなイノベーションを起こせる「よそ者、若者、ばか者」になることはできるのではないでしょうか。

 

参考

ノーベル賞・本庶佑氏『ばかげた挑戦が革新生む』」(2018/12/03)、日本経済新聞

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