20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2020.2.18
2020.2.18
レバテックフリーランスは、IT・Web系のフリーランスエンジニア(個人事業主)向けの求人・案件サービスです。
レバレジーズ株式会社の子会社となるレバテック株式会社が運営しています。レバテック株式会社は、レバテックフリーランスのほかにも「レバテッククリエイター」「レバテックキャリア」「レバテックエキスパート」「レバテックビギナー」などのサービスも運営し、IT分野に強い人材企業となっています。
レバテックフリーランスのサービス対象エリアは、関東(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)、関西(大阪府、兵庫県、京都府)、九州(福岡県)となります。
レバテックフリーランスを運営するレバテック株式会社は、レバレジーズ株式会社からの分社化により2017年8月に設立されています。
親会社となるレバレジーズ株式会社は2005年4月に設立され、システムエンジニアリング事業や人材関連事業を展開し、IT分野に特化した事業として業界大手となっています。レバレジーズ株式会社の概要は、以下の通りです。
会社名 | レバレジーズ株式会社 |
---|---|
設立 | 2005年4月6日 |
資本金 | 5000万円 |
役員 | 代表取締役 岩槻 知秀 取締役 垂水 隆幸 執行役員 藤本 直也 |
関連企業 | レバレジーズ・ベンチャーズ有限責任事業組合(LLP) レバレジーズキャリア株式会社 レバレジーズオフィスサポート株式会社 レバテック株式会社 |
事業内容 | 自社メディア事業 人材関連事業 システムエンジニアリング事業 |
レバテックフリーランスは、フリーランスエンジニアの活動を全面的にサポートする体制が整っています。以下、レバテックフリーランスの特徴を見ていきましょう。
レバテックフリーランスでは、「20代活躍中」「30代活躍中」とされる求人・案件が多い傾向があります。
2018年11月20日時点で、求人・案件数1333件のうち、「20代活躍中」の求人・案件は299件、「30代活躍中」の求人・案件は366件です。求人・案件での年齢層の傾向から、登録しているフリーランスの年齢層も若いと考えられます。
※レバテックフリーランスでは、約80%は非公開求人・案件とされていますが、公開案件・求人も目安として考えることができます。
「レバテック『フリーランスエンジニア・クリエイター白書』Vol.1」によると、2015年1月から2015年12月までにレバテックへ登録に訪れたフリーランスエンジニア・クリエイター739名の中で、
という結果が出ています。
30代が圧倒的に多く、しかも半分は30代前半(30~34歳)です。
これらの数値は2015年のものですが、最近では若手フリーランスエンジニア・クリエイターがさらに増えていると考えられます。
出典:レバテックフリーランス「フリーランスエンジニア・クリエイター白書vol.1」
若い世代でも、最新技術に精通しているエンジニアは多いです。若い世代の場合、Webなどが充実した環境で長く過ごしている分、ITは身近な存在です。
より身近に感じるからこそ、積極的に技術・知識を習得しようとする方も多いでしょう。
若い世代の方がフリーランスという働き方に抵抗がありません。今後はフリーランスエンジニアという働き方がさらに一般的になり、若い世代も増えると予想されます。
このような傾向の中、若い世代に特化したレバテックフリーランスは、若いフリーランスエンジニアにとって心強い存在です。
また、レバテックフリーランスは担当者(コーディネーター)の年齢層も若く、状況などの相談はしやすいでしょう。転職エージェントなどもそうですが、担当者は年代が近い方が何かと相談しやすいです。同年代として状況が似ているため、より身近な存在になってくれるからです。
レバテックフリーランスはLINEの開設もしており、エンジニアのスキルアップに役立つ技術や勉強会の情報を無料で入手できます。
また、カウンセリング後に電話やメール、その他SNSツールなどを利用して案件紹介も行われます。
レバテックフリーランスで扱っている案件は、ソーシャルゲーム案件、アプリ案件、Unity案件、インフラエンジニア案件、機械学習案件、フロントエンド案件など、多岐に渡ります。
例えば、2018年11月20日時点でアプリ開発案件が473件、ソーシャルゲーム案件が149件、インフラエンジニア案件が188件といったように、比較的まんべんなく案件が掲載されています。
※レバテックフリーランスでは、約80%は非公開求人・案件とされていますが、公開案件・求人も目安として考えることができます。
レバテックフリーランスの案件では、比較的高めの単価が提示される傾向があります。また、システムエンジニアとプログラマに向けた「単価診断テスト」というサービスがあります。
単価診断テストは、スキルや経験年数を入力して単価の目安を診断するサービスです。「査定したいスキル」「スキルの経験年数」「スキルにブランクがあればその年数」「経験工程」の4項目があり、それぞれを選択して診断できます。
「査定したいスキル」は「PHP」「Java(Web系)」「Java(業務系)」「HTML5」といったスキルから1つ選びます。一方で、「経験工程」では、「要件定義」や「運用・保守」などから複数選択できます。
フリーランスは常駐で働く場合ももちろんあります。2018年11月20日時点で常駐の案件は32件(フリーランスに加え派遣案件も含む)となり、フリーランスの案件は以下のような例があります。
※レバテックフリーランスでは、約80%は非公開求人・案件とされていますが、公開案件・求人も目安として考えることができます。
レバテックフリーランスは豊富なマッチング実績によって企業の信頼が厚く、比較的高額の案件を受注できます。
また、多くの企業からエンド直請けで案件を受注できます。エンド直請けとは、間に他社を挟まずに、参画先の企業と直接取引することです。マージンを低く抑えられるので、高単価になりやすいです。レバテックフリーランスでは、このエンド直請け案件が多数存在します。
レバテックフリーランス登録の方(2018年7月実績で週5日稼働の場合)の平均年収は862万円です。この数値からも、高単価案件が多いことがわかります。
また、担当者が現場を熟知していることも特徴です。レバテックフリーランスでは、「テクニカルカウンセラー」、「企業担当」、「フォロワー」の3つの担当が存在します。
テクニカルカウンセラーは、エンジニア・デザイナーの希望をヒアリングし、希望に沿った案件を提案します。企業担当は、現場のニーズをもとに求人案件を集めます。そして、フォロワーは、プロジェクトに参画中のエンジニア・デザイナーに対し、近況確認や各種相談といったサービスを行います。
このうち、企業担当は直接企業に訪問してニーズを分析します。企業がどのような人材を求めているかを熟知しているので、より効果的なマッチングが可能なのです。現場の情報をエンジニア・デザイナーに伝え、フリーランスが気になるポイントをきちんと情報共有してくれます。
ヒアリングを行うテクニカルカウンセラーは業界情報や技術・専門知識に精通し、希望者の条件に合った案件を紹介してくれます。
スキルシートに基づいた案件がカウンセリング前に用意され、カウンセリングの場で紹介されます。企業から商談依頼を受けたら、商談日程の調整などもしてくれます。
フリーランスは会社員と異なり、相談相手が少ない場合があります。案件獲得や仕事の進め方など、基本的には一人で進めるからです。
しかし、レバテックフリーランスではメール・電話やSNSによる連絡、ランチの場が設けられるなど、相談しやすい環境が整っています。契約更新や条件面など、一人で判断することが難しい部分の相談もできます。
レバテックフリーランスでは、参画者優待サービスや無料の税理士紹介といったサービスがあります。
参画者優待サービスは、レバテックフリーランス経由での参画により、宿泊施設の格安利用やスポーツ施設の割引など、様々なサービスが含まれます。
無料の税理士紹介では、通常料金の約半額による確定申告代行などのサービスがあります。効率的な節税の意味でも、利用するメリットが大きいサービスです。
他にも、「ライフ&マネープラン無料相談サービス」として、ファイナンシャルプランナーに保険などの相談をすることができます。また、エンジニア向けの無料イベントもあります。
レバテックフリーランスでは、約80%以上が非公開求人・案件とされています。転職サイトや転職エージェントもそうですが、競争が激しい分野は非公開求人・案件が多いです。サービスに登録することで、より幅広く求人・案件情報を入手できます。
レバテックフリーランスでの報酬支払いは、月末締め翌月15日払いです。業界でも最短クラスの支払い形式です。それ以外を希望する場合は、担当者に相談が必要です。
フリーランスの場合、支払いが遅いケースもあります。支払いの遅さを心配して、なかなかフリーランスを選択できないという方も多いのではないでしょうか。レバテックフリーランスであれば、支払いのスピードが早いので、この点は安心できます。
契約期間満了前月の中旬に、現場継続か終了かの意向確認があります。終了の場合は次の案件の提案が行われるので、ブランク期間をなくすことができます。
フリーランスの場合、ブランク期間が発生して仕事がなくなると、収入に結びつきません。レバテックフリーランスではブランク期間が発生しないような提案が行われるので、収入がない状態を避けることができます。
レバテックフリーランスを運営するレバテック株式会社は2017年設立のため、レバテックフリーランスは新しいサービスとなります。また、レバテック株式会社の親会社レバレジーズも、設立は2005年で比較的新しい会社です。
新しいサービスのため、求人・案件数は多くないと言えます。一方で、求人・案件の質には定評があります。良質な求人・案件に加え、充実したサービスも大きな特徴です。
求人・案件数でのデメリットを、質とサービスでカバーしているという印象です。
レバテックフリーランスは高単価案件が魅力のひとつです。ただし、高単価案件の受注は、ある程度の技術と経験が必要です。未経験または経験が少ない方など、実績が少ない方の場合、単価が低くなるおそれがあります。
レバテック株式会社には、レバテックビギナーというサービスもあります。技術や経験が足りないと考える方は、レバテックビギナーの利用も考慮すると良いでしょう。
対象エリアは関東(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)、関西(大阪府、兵庫県、京都府)、九州(福岡県)となりますが、首都圏の求人・案件が多い傾向があります。そのため、地方在住の方の場合、エリアによっては利用が難しい可能性があります。
レバテックフリーランスでは、在宅案件が少ない傾向があります。先ほど見たように常駐案件が多いくらいなので、在宅での案件を探す人にとってはデメリットとなります。
ただし、今後は在宅案件が増加する可能性もあります。適宜チェックしておきましょう。
レバテックフリーランスの登録からプロジェクト参画までの流れは、
1.登録
2.カウンセリング
3.調整、準備
4.参画
5.参画中サポート
となります(業務委託の場合)。
案件紹介や面談などのサポートのほか、参画中に発生した疑問点の相談なども可能です。
カウンセリング前にも、スキルシートに基づいて担当者が求人を用意します。そのため、スキルシートはきちんと作成する必要があります。よりマッチした案件を紹介してもらうためにも、自分のスキルや経験をきちんと示さなくてはなりません。
登録時は、希望する働き方を「フリーランス」「派遣」「正社員」から選択し、氏名や生年月日、メールアドレスや電話番号などの必須項目などを入力します。
フリーランス向けのサービスも、転職エージェントも、複数のサービス・エージェントを利用しつつ、自分に合ったものを見つけることが大切です。
フリーランスとして活動することも、他企業に転職して活動することも、いずれも自分のキャリアプランにおける選択肢です。現在会社員の方で、フリーランスになることを考えている方でも、会社員として他企業に転職するという選択肢を捨てる必要はありません。
つまり、フリーランスも会社員も選択肢の一つとして考え、フリーランス向けのサービスのほか、転職エージェントの利用を検討することも効果的な方法なのです。
以下、レバテッククリエイターと併用すると効果的なサービスをご紹介しますが、転職エージェントも含みます。
転職エージェントの複数利用については、【おすすめ】転職エージェントの複数利用。そのメリットは?注意点とは?に詳しく紹介しています。
IT分野に強い転職エージェントで、未経験可の案件も見られます。IT分野でのスキルや経験を活かしたい方にももちろんおすすめですが、未経験で業界に進みたい人にもおすすめできるエージェントです。ワークポートについては、ワークポートを徹底解説!転職エージェントはどこを利用すべき?や初めての転職の人大歓迎!総合転職エージェント「ワークポート」を徹底取材!に詳しく紹介しています。
レバテッククリエイター同様、レバテック株式会社が運営するサービスです。
先ほど述べたように、基本的にはエンジニア向けのサービスとなります。しかし、「IT/Web業界のエンジニア・クリエイター専門」と掲げていることもあり、クリエイターでも十分に活用できます。
キャリアアドバイザーも、クリエイターに関するスキルや業界情報に精通しています。そのため、業界に特化したサービスとして、案件のミスマッチも少ないと言えます。特にクリエイターとして実務経験がある方の場合、選択肢を広げる意味でも併用するメリットがあります。
レバテックキャリアについては、レバテックキャリアを徹底解説! 強みと弱み、利用の流れや退会方法、向いている人は?に詳しく紹介しています。
IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。また2019年12月時点で、公開求人が約8800件、非公開求人が約1万件あるほか、1次面接確約サービスのようなスカウトサービスもあります。
ギークリー(Geekly)については、ギークリーの特徴は? メリット・デメリット、向いている人、登録方法や利用の流れを解説!に詳しく紹介しています。
転職支援実績トップクラスの転職エージェントです。抜群の求人数を誇り、非公開求人は10万件以上です。特定分野への特化型エージェントとは異なりますが、登録して損はないサービスです。
リクルートエージェントについては、リクルートエージェントはどんな転職エージェント?評判は?利用すべき?に詳しく紹介しています。
主に20代〜30代を対象にした、総合型転職エージェントです。全国規模で求人をカバーしており、その数は非公開求人も含めて10万件以上となっています。利用者の属性としては、第二新卒・既卒・フリーターから、ハイキャリア・管理職までが想定されています。
また、女性の転職に特化したページも用意されています。定期的に転職フェアやセミナーが開催されており、転職ノウハウや、キャリアアップのヒントなどを得ることができます。
doda(デューダ)については、doda(デューダ)とはどんな転職エージェント?に詳しく紹介しています。
上記のITに強い代表的な転職エージェントの他にも、IT×フリーランスに強い求人サイトが存在します。困った時のために覚えておくと良いでしょう。
IT業界の転職におすすめの転職エージェント8選。選び方や活用のポイント、市場動向、未経験の転職についても解説。では、IT業界への転職に強いエージェントについて詳しく紹介しています。
フォスターフリーランスは、フリーランスITエンジニアの案件・求人サイトです。東証一部上場企業の株式会社豆腐ホールディングスの子会社となる株式会社フォスターネットが運営しています。優良案件が多く、担当者も様々なIT知識に精通しています。
ITエンジニア・Webデザイナーに特化したフリーランス専門のエージェントです。レバテックフリーランス同様に知名度が高く、併用する人も多いでしょう。
フリーエンジニア案件数No.1の実績があるサービスです。とにかく多くの案件を見て判断したい人にはおすすめです。
フリーランスITエンジニア向けの案件・求人サイトで、こちらも案件数の多さに定評があります。
上流エンジニア案件に強い、フリーランス・ITエンジニア向けの案件紹介サイトです。高単価案件が多く、平均報酬80万円以上となっています。
自分の「年代」によって選ぶべき転職エージェントも変わってきます。自分の年齢により特化している転職エージェントを選びましょう。
「20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは?」では、「20代全員におすすめ」「20代で正社員に挑戦したい人やはじめての転職におすすめ」「20代でキャリアアップの転職をしたい人におすすめ」「20代の女性におすすめ」の4つに分けてご紹介しています。
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