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【新聞から読み解く今】便利だと思うものほど「裏」に目を向ける(2018/12/03)

1994年生まれ。埼玉県立川越高校、法政大学文学部卒。ライターが記事を作成する行為は「無から有を生み出す行為」であり、無のときにはなかった価値を提供する意味のある行為と感じている。「膨大な知識量と独自の視点で世の中の潮流を見極めるコンテンツメイカー」を目指して活動中。

私はスケジュール管理にGoogleカレンダーというアプリを使っているのですが、これがとても便利。

予定が何時から何時まで入っているのか視覚的にわかりやすく、予定の変更などがあっても簡単に変えられるので、重宝しています。

特にデメリットは感じていなかったのですが、先日iPhoneの充電が切れたときに、スケジュールを確認できずに困ってしまいました。紙のスケジュール帳でないがゆえのデメリットです。

便利なものは、デメリットが見えにくいのでつい万能だと思いこんでしまうときがありますが、どんな状況でも誰にとってもデメリットがない、というものはありません。

 

例えば、先日ニュースになった顔認証システムも同様です。

セブン-イレブンが、NECの顔認証システムを導入した店舗の展開に乗り出しました。入店の際に個人を特定し、会計の際には顔認証でキャッシュレス決済ができる仕組みです。

顔認証システムの導入とキャッシュレス化によって、店舗は人員削減やデータ収集が可能になります。収集データを利用することで、さらなる改善や新たなサービス展開に応用可能です。万引防止にもつながるでしょう。

顧客も、レジの待ち時間の削減など、恩恵をうけることができます。

 

このように、メリットが注目されがちですが、デメリットもあります。

電気に頼っている分、災害等で電気が止まってしまえばお店は全く機能しなくなってしまいます。

また、これまで以上にお店の機能をシステムに頼るので、クラッキング(悪意を持ってシステムに侵入したりPCを不正利用したりすること)されてしまうとお店をまるごと乗っ取られてしまうかもしれません。

さらに、顔のデータという個人情報を扱うので、情報が流出してしまうと大きな問題になります。

 

コインには表と裏があるように、物事には表と裏があります。もし表しか見えていないのであれば、それは物事をフラットに評価できていない可能性があります。

デメリットが顕在化してからあたふたすることのないように、メリットを見たらデメリットも確認する癖をつけておくといいのかもしれません。

ちなみに私は、GoogleカレンダーをiPhoneとiPadとPCで使えるようにして、充電切れに対応しました。デメリットに対して対策まで打てると、理想的ですね。

 

参考

顔認証で「無人コンビニ」 セブン、NECと実験店」(2018/11/30)、日本経済新聞

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