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【新聞から読み解く今】二兎を追うより一兎を確実に得るもまた良し(2018/11/26)

1994年生まれ。埼玉県立川越高校、法政大学文学部卒。ライターが記事を作成する行為は「無から有を生み出す行為」であり、無のときにはなかった価値を提供する意味のある行為と感じている。「膨大な知識量と独自の視点で世の中の潮流を見極めるコンテンツメイカー」を目指して活動中。

「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざがありますが、そうならないことを願うばかり。政府が方針を示した、消費税増税に伴う消費の落ち込みを防ぐ施策のことです。

2019年10月に消費税を10%に増税してから東京オリンピックが開催されるまでの9ヶ月間、キャッシュレス決済をした際に、5%のポイント還元を実施する方向性とのこと。

ポイント還元によって消費行動を喚起し、同時にキャッシュレス化も進めようという魂胆のようです。

成功すれば一石二鳥の施策ですが、そう簡単にいかないからこそ、二兎を追う者は、ということわざがあるわけで。

施策を打ち出したけれど、消費活動は落ち込み、キャッシュレス化も進まなかった、となってしまう可能性もあるということです。

 

多動力という言葉が浸透してきている今の世の中、1人で二兎も三兎も追いかける人が目立つようになってきました。

キングコング西野さんや幻冬舎の編集者箕輪さん、サッカーの本田圭佑選手などはまさにそのような人たちです。

BraveAnswerの多動力についての記事でもありましたが、多動力は私たちでも発揮することができる力です。

ただ、多動力の真意を掴んでいないと、二兎を追う者は一兎をも得ず、となってしまう可能性もあります。二兎を追ってどちらも中途半端に終わってしまっては、せっかく二兎を追った意味が薄れてしまいます。

二兎を追うことも大切ですが、一兎を確実に捕まえることもまた、大切なのではないでしょうか。確実に一兎ずつ捕まえていくことで、気付けば何兎も得ているかもしれません。

 

参考

5%還元、二兎を追う 増税対策と脱・現金、効果は不透明」(2018/11/23)、日本経済新聞

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