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2018.11.26
2018.11.26
「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざがありますが、そうならないことを願うばかり。政府が方針を示した、消費税増税に伴う消費の落ち込みを防ぐ施策のことです。
2019年10月に消費税を10%に増税してから東京オリンピックが開催されるまでの9ヶ月間、キャッシュレス決済をした際に、5%のポイント還元を実施する方向性とのこと。
ポイント還元によって消費行動を喚起し、同時にキャッシュレス化も進めようという魂胆のようです。
成功すれば一石二鳥の施策ですが、そう簡単にいかないからこそ、二兎を追う者は、ということわざがあるわけで。
施策を打ち出したけれど、消費活動は落ち込み、キャッシュレス化も進まなかった、となってしまう可能性もあるということです。
多動力という言葉が浸透してきている今の世の中、1人で二兎も三兎も追いかける人が目立つようになってきました。
キングコング西野さんや幻冬舎の編集者箕輪さん、サッカーの本田圭佑選手などはまさにそのような人たちです。
BraveAnswerの多動力についての記事でもありましたが、多動力は私たちでも発揮することができる力です。
ただ、多動力の真意を掴んでいないと、二兎を追う者は一兎をも得ず、となってしまう可能性もあります。二兎を追ってどちらも中途半端に終わってしまっては、せっかく二兎を追った意味が薄れてしまいます。
二兎を追うことも大切ですが、一兎を確実に捕まえることもまた、大切なのではないでしょうか。確実に一兎ずつ捕まえていくことで、気付けば何兎も得ているかもしれません。
「5%還元、二兎を追う 増税対策と脱・現金、効果は不透明」(2018/11/23)、日本経済新聞