ブログ

【新聞から読み解く今】この瞬間が「人生映え」しているか(2018/11/01)

1994年生まれ。埼玉県立川越高校、法政大学文学部卒。ライターが記事を作成する行為は「無から有を生み出す行為」であり、無のときにはなかった価値を提供する意味のある行為と感じている。「膨大な知識量と独自の視点で世の中の潮流を見極めるコンテンツメイカー」を目指して活動中。

自分の人生を振り返ると、本当に色々なことがあったと思います。

中でも高校時代はちょっと変わっていました。私が通っていたのは、公立の男子校という、全国的にも珍しい高校だったのです。

ただ、同世代の女性がいない環境ではありましたが、部活に打ち込んだり友達とふざけ合ったりと、楽しかった思い出がたくさんあります。

当時はまだスマートフォンが珍しく、いわゆるガラケーが主流でした。SNSも発達しておらず、友達に連絡する時はメールが基本。mixiが流行ったかな、くらいです。最近の高校生は知らない世界かもしれませんね。

 

今では多くの人がスマートフォンを持ち、写真を撮ってはSNSにアップしています。「インスタ映え」という言葉も生まれました。

私の高校がある川越では、自撮りをしている人をたくさん見かけます。

ただ気をつけなければならないのは、インターネットにアップした情報は簡単には消えない、ということです。場合によっては、悪用されるリスクもあります。

それは、写真や動画ではない個人情報も同様です。

 

個人情報の扱いが重要視されてきている現代において、注目されているのが「忘れられる権利」です。

インターネット上の個人情報の削除を求められる権利で、2018年5月にEUで施行された「一般データ保護規則(GDPR)」で規定されています。

Googleにはこれまでに、約280万件のリンク削除要請が届いているそう。内容は度外視するとして、それだけ、誰かが消したいデータがインターネット上に存在するということです。

こんな今だからこそ、インターネットリテラシーは高めていく必要があるのではないかと思います。

 

とは言え、いくらインターネット上でデータが公開されようが、削除されようが、私の高校時代の思い出が消えることはありません。

インスタ映えを追求する前に、この瞬間が人生に映えているか、思い出に映えるものになっているか、気にした方がいいのかもしれません。

 

参考

忘れられる権利、グーグル100万件削除」(2018/10/31)、日本経済新聞

あわせて読みたい

カテゴリー