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【新聞から読み解く今】電力供給に隠されたコミュニケーションのヒント(2018/10/26)

1994年生まれ。埼玉県立川越高校、法政大学文学部卒。ライターが記事を作成する行為は「無から有を生み出す行為」であり、無のときにはなかった価値を提供する意味のある行為と感じている。「膨大な知識量と独自の視点で世の中の潮流を見極めるコンテンツメイカー」を目指して活動中。

スラックラインという競技を知っていますか?

2000年代後半にヨーロッパで盛んになったスポーツで、ラインと呼ばれる幅5センチ程度の平たいテープを張って、その上を歩いたり、ポージングをしたり、ジャンプしたりするものです。

あまり知られていないかもしれませんが、もしかしたら写真や動画を見たら知っている人もいるかもしれません。

こういうやつです。

最初は歩くのも難しいそうですが、やっていく内にバランス感覚が身につき、ジャンプなどができるようになるそうです。

クライマーがバランストレーニングなどで行ったことが、徐々に広まって今の形になったとされています。

 

バランス感覚が必要なのは、スラックラインだけではありません。じつは電力供給にも、バランスが必要なようです。

先日、九州で停電の可能性があるとして、電力の出力制御が行われました。電力は、供給量が少なければ当然停電してしまいますが、実は供給量が多すぎても停電してしまうのです。

供給量が多くなると周波数が上昇してしまい、電気を使用する設備に悪影響があるとのこと。大量生産すればいいというものではなく、需要と供給のバランスの見極めが大切なのです。

 

このバランス感覚は、コミュニケーションの中にも必要ではないかと思います。

例えば仕事をお願いする時、しっかりと説明せずにお願いすると、思っていたとおりの成果が出ないかもしれません。ただ、あまりにも細かすぎる指示を出すと、その人がそれにこだわりすぎるあまり、臨機応変な対応ができなくなることもあると思います。

情報という「電力」は、多すぎても少なすぎても悪影響を及ぼすのではないでしょうか。

 

ただその塩梅が難しいのだと思います。私もコミュニケーションに苦労しますが、バランスを意識していければと思います。

 

参考

弱い送電網、太陽光に影 発電しすぎでブレーキ エネルギー日本の選択「広がるひずみ」(1)」(2018/10/25)、日本経済新聞

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