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【新聞から読み解く今】シニア層の雇用のポイントは料理と同じ(2018/10/24)

1994年生まれ。埼玉県立川越高校、法政大学文学部卒。ライターが記事を作成する行為は「無から有を生み出す行為」であり、無のときにはなかった価値を提供する意味のある行為と感じている。「膨大な知識量と独自の視点で世の中の潮流を見極めるコンテンツメイカー」を目指して活動中。

私は今、友人と都内でルームシェアをしているのですが、実家を出て痛感するのが母親の偉大さです。

私の家は共働きだったのですが、仕事帰りで疲れているだろうに、夕飯を作ったり洗濯をしたりと、たくさんの家事をやってくれていました。

私も休みの日にまとめて掃除や洗濯をすることはありますが、毎日料理はできません。出来合いのものを買って帰ることが多く、せいぜい作っても野菜炒めくらいです。

 

そんな私が先日、休みの日にふと肉じゃがを作ろうと思い立ちました。

ただ、いざ食材を買って肉じゃがを作ってみたのですが、普段料理をしない分、仕上がりは微妙な結果に。なんとも言えない味になりました。

同じ食材を使っているはずなのに、母親が作る肉じゃがは美味しいです。食材ももちろん大事ですが、それを活かせなければ料理としては上手くいかないのだと感じました。

 

話が変わりますが、安倍首相が「70歳までの就業機会を確保する」と表明しました。

人生100年時代を見据えて、シニア層の中途採用市場の拡大を目指したもので、年功要素を含まず、実力で評価される状態を広めることでシニア層の転職を広げようとしているようです。

もちろん、実力が正当に評価されることは大切です。ただシニア層の場合は、若手と並んで仕事をゴリゴリ進めるのではなく、これまでの経験や知識、ノウハウを伝える役割の方が活きるのではないでしょうか。

同じビジネスパーソンでも、若手とシニア層では持っているものが違います。両者の強みをどう活かすのか考えることも、大切なのではないかと思います。

 

料理と同じで、人材が揃っていても、それを活かしきれなければ組織として上手くいかないのだと思います。逆に、自分はどんな人材で、どんな強みを持っているのか、知っておくことも大切だと思います。

 

肉じゃがの大切な食材であるじゃがいもは、日本では99種類が品種登録されており、それぞれに特徴があります。

私たちの特徴も十人十色。私自身も、就職活動の自己分析のように、自分の特徴や強みはなにか、自問してみようと思います。

 

参考

シニア転職、環境整備 未来投資会議 首相、『70歳就業』へ具体化指示」(2018/10/23)、日本経済新聞

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