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【新聞から読み解く今】段ボールや牛乳パックに見る付加価値の生み出し方(2018/10/22)

1994年生まれ。埼玉県立川越高校、法政大学文学部卒。ライターが記事を作成する行為は「無から有を生み出す行為」であり、無のときにはなかった価値を提供する意味のある行為と感じている。「膨大な知識量と独自の視点で世の中の潮流を見極めるコンテンツメイカー」を目指して活動中。

先日、新しくWi-Fiルーターを購入したのですが、ルーターが入ったダンボールにはこんな文言が記されていました。

配達員の方へ
いつも丁寧な配達ありがとうございます。
大切なお客様の商品が入っています。お取り扱いにはご注意ください。

この文言、わざわざ書かなくても問題はありません。それでもこの文言が入るだけで、配達員さんは「自分のこともしっかりと見てくれているのだな」と感じると思います。きっと、配達員さんのモチベーションに繋がるはずです。

段ボールに配達員さんへの感謝を書き加えたことで、「配達員さんのモチベーションアップ」を生み出したわけです。

ちょっとした工夫が付加価値を生み出したと言うことができると思います。

 

先週の新聞記事で、「今春以降に値上げした主要商品10食品を調べたところ、7食品で値上げ後に販売額が減少した」という記事が掲載されていました。

値上げの中には、商品価格を変えずに内容量を減らす「実質値上げ」も含まれています。そのような商品でも、販売額の減少が見られたとのことです。

ただ中には、実質値上げをしても販売額を維持している商品もあるようです。その1つが、「明治おいしい牛乳」です。

明治おいしい牛乳は、2018年春までに内容量を1000mlから900mlに変更しましたが、同時に、上部に注ぎやすいキャップを付けた新型容器に切り替えました。

これが功を奏して、実質値上げをしたあとも販売額を維持しています。

これも、キャップを付けるというちょっとした工夫で注ぎやすさという付加価値を生み出しています。

 

段ボールの例やキャップの例のように、ちょっとした工夫であっても、付加価値を生み出すことはできるのだと思います。

これまでにない、全く新しい形状の牛乳パックを作るといった、劇的な変化である必要はありません。

自分は普段どんな工夫をしているだろうか、と振り返りつつ、仕事でもプライベートでも付加価値を付けられるように、工夫できる場所を探していこうと思います。

 

参考

値上げより減量 厳しい目 チーズ・菓子・粉末ミルク… SNSですぐ拡散 10食品中7品 販売減」(2018/10/19)、日本経済新聞

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