20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2020.3.24
2020.3.24
どのような転職エージェントが20代におすすめなのでしょうか。
「20代でキャリアアップの転職をしたい人におすすめ」「20代全員におすすめ」「20代で正社員に挑戦したい人やはじめての転職におすすめ」「20代の女性におすすめ」の4つに分けてご紹介します。
20代におすすめの転職エージェント15選
次に、全員におすすめできるエージェントです。
主に20代〜30代を対象にした、総合型転職エージェントです。全国規模で求人をカバーしており、その数は非公開求人も含めて10万件以上となっています。利用者の属性としては、第二新卒・既卒・フリーターから、ハイキャリア・管理職までが想定されています。
また、女性の転職に特化したページも用意されています。定期的に転職フェアやセミナーが開催されており、転職ノウハウや、キャリアアップのヒントなどを得ることができます。
より詳細に知りたい場合は、「doda(デューダ)とはどんな転職エージェント?」で紹介しています。
20代後半を最も得意とするのがリクルートエージェントです。ある程度実績を積んでいて、さらにステップアップしたい人におすすめです。
より詳細に知りたい場合は、「リクルートエージェントはどんな転職エージェント?評判は?利用すべき?」で紹介しています。
マイナビジョブ20’sは、マイナビの20代特化版です。キャリアカウンセリングや適正診断などが充実しており、転職するどうか悩んでいる人にも適しています。
まずは転職相談から、と考えているなら、マイナビジョブ20’sを利用してみましょう。
より詳細に知りたい場合は「マイナビジョブ20’sとは?20代におすすめする転職エージェントの支援内容とは?」で紹介しています。
パソナキャリアは、まだ転職に踏み切れていない層やキャリアが浅い層にも丁寧に対応してくれるとの評判を得ています。
転職エージェント利用に対するハードルを高く感じている人におすすめです。
一方、既に転職を決断している人はスピード感に物足りなさを感じるかもしれません。じっくり転職について考えたい場合は登録を検討してみましょう。
求人数は40000件ほどあり、3人に2人が年収アップに成功しています。女性のサポートも積極的なので、女性の転職希望者にもおすすめできます。
より詳細に知りたい場合は、「パソナキャリアを徹底解説!特徴、デメリット、おすすめの人は?」で紹介しています。
主に20代〜30代を対象とした総合型の転職エージェントです。全国の求人をカバーしており、特に優良な中小企業の求人を多く扱っています。求人票だけでは分からない、企業の社風や雰囲気、入社後のキャリアパスといった情報を網羅しており、後悔のない転職を実現させる手助けをしています。また、第二新卒や女性に特化した転職情報が載っているサイトもあります。
より詳細に知りたい場合は、「マイナビエージェントを徹底解説!特徴、サポート、求人、登録や利用法まとめ」で紹介しています。
ワークポートはコンサルタントの対応が丁寧と評判です。拠点が少ない分サポートが手厚く、時間をかけて支援してくれます。
転職エージェントを初めて利用する場合におすすめです。
IT、ウェブ系に強みがあるため、これらの業種への転職を狙う人は特にワークポート向きと言えます。
より詳細に知りたい場合は、「ワークポートを徹底解説!転職エージェントはどこを利用すべき?」で紹介しています。
関東エリアの企業とのコネクションが強いのがtype転職エージェントです。顧客満足度が高いことから、転職成功への期待が高まります。
営業職や、経営コンサルタント、ITエンジニアに強みを持つエージェントです。
より詳細に知りたい場合は、「type転職エージェントの特徴は?評判と口コミ!」で紹介しています。
20代でキャリアアップの転職をしたい人におすすめのエージェントを見ていきましょう。
JACリクルートメント(ジェイエイシーリクルートメント)は外資系への転職やハイポジションへの転職で国内最大手です。
キャリアの棚卸しからキャリアプランの相談、書類の添削、面接対策まですべてをサポートしてくれます。
ただし、市場価値が低いと判断されてしまうと紹介される案件が限られる場合もあり得ます。すでに一定の実績を積んできている人におすすめです。
より詳細に知りたい場合は、「JACリクルートメント(ジェイエイシーリクルートメント)を徹底解説!特徴やメリットとデメリットは?」で紹介しています。
40代以上を主な対象とした、全国をカバーしている総合型転職サイトです。ハイキャリア・管理職の求人をメインに扱っており、求人数は公開求人だけで10万以上あります。登録は無料ですが、別途で利用料金がかかります。
自分で求人に応募するほかに、サイトに登録する際に作成する職務経歴書に興味を持った企業やヘッドハンターからスカウトを受けることで転職を進めていきます。
より詳細に知りたい場合は「ビズリーチを利用する上でのポイントやメリットは?ハイクラス層の転職に強い?」で紹介しています。
次に、20代で正社員に挑戦したい人や、転職が初めての人におすすめのエージェントをご紹介します。
第二新卒や既卒など、若年層に特化した転職エージェントではハタラクティブがよく知られています。
未経験者歓迎の求人を1000件以上持っており、第二新卒向けでは最大級です。キャリア相談、職務経歴書や面接対策も徹底してサポートしてくれるので安心感があります。
異業種、異職種への転職を考えている人にもおすすめです。
より詳細に知りたい場合は、「ハタラクティブの特徴は?紹介する企業、利用するメリットとデメリット、おすすめな人は?」で紹介しています。
無料の就活講座を受けられる点が魅力なのがJAIC(ジェイック)です。
講座では、履歴書・面接の対策方法などを学ぶことができます。また、書類選考なしで優良企業20社と面接することができます。より詳細に知りたい場合は、「JAIC(ジェイック)のサービス内容は?メリットとデメリット、転職先企業の分類は?」で紹介しています。
20代や第二新卒を対象にした転職エージェントがウズキャリです。求人を厳選している点が特徴です。
サポート体制には定評があり、個別サポート形式か集団サポート形式かを選ぶことができます。
離職率や労働時間、社会保険の有無、雇用形態など、掲載企業に厳しい基準を定めています。
より詳細に知りたい場合は、「ウズキャリ第二新卒、既卒とはどんな転職エージェント?違いはあるの?」で紹介しています
アイデムスマートエージェントは、転職者の不満を分析して、転職者の希望を最大限尊重したサポートを展開しています。
40年以上の運営歴を持つ人材業界の老舗です。
キャリアコンサルタントは全員「求人広告取扱者資格」を取得しており、安定した品質に期待できます。親身なサポートを受けたいと考えている、初めて転職する人におすすめです。
より詳細に知りたい場合は、「アイデムスマートエージェントとはどんな転職エージェント?若手に強い?」で紹介しています。
20代女性は以下のおすすめ転職エージェントもチェックしてみましょう。
女性ならではの条件で求人を探したい人におすすめできるのがリブスキャリアです。
女性特有の条件で求人を検索することができます。働く女性のロールモデルが豊富にあることや、専用のアプリを利用できることなども魅力です。
より詳細に知りたい場合は、「リブズキャリアは女性が働きやすい環境を探せる転職サイト」で紹介しています。
転職を進める際に役立つのが、転職エージェントや転職サイトです。そもそも、これらの違いは何なのでしょうか。
求人情報がまとまっているウェブサイトが転職サイトです。求職者は自分で求人を探して応募する形になります。
転職経験者や、時間をかけて求人を探したい人におすすめです。
転職エージェントでは、キャリアコンサルタントが求職者に合わせた求人紹介や転職サポートをしてくれます。
年収交渉や入社日の調整など、企業とのやり取りもコンサルタントが行ってくれるため、転職が初めての人にもおすすめです。
忙しくて転職活動の時間を取りづらい人も転職エージェントを利用してみましょう。
転職エージェントについて、より詳細に知りたい場合、「転職エージェントとは?比較とおすすめ!転職サイトにはないメリット・デメリット」で紹介しています。
20代の転職では、転職エージェントを使うのがおすすめです。なぜなら、面談では伝えきれない長所をコンサルタントが企業に伝えてくれるからです。
転職エージェントと企業のやり取りは電話で行われることが多く、3時間超の長時間にわたることもあります。多くの転職エージェントを活用し、味方になってくれるコンサルタントから強く自分を推薦してもらうことが、転職成功につながります。
履歴書・職務経歴書といった書類の添削サービスも受けられ、書類選考の通過率が上がる点も魅力です。
転職エージェントを使うと無料で受けられるサポートには、以下のようなものがあります。
転職エージェントにはそれぞれ得意分野・不得意分野があります。そのため、目的に応じたエージェントを選ぶことが大切です。
ただし、転職エージェントは複数登録することも可能です。ニーズに合ったエージェントを併用し、様々な角度からのサポートやアドバイスを受けてみましょう。
より詳細に知りたい場合は、「【おすすめ】転職エージェントの複数利用。そのメリットは?注意点とは?」で紹介していますので、併せてご覧ください。
転職エージェントを利用する際は、いくつか注意点があります。エージェントに不信感を抱かせないためにも、以下の注意点はしっかり守りましょう。
転職エージェントを利用する際の7つの注意点
定期的に連絡をすることをおすすめします。
連絡をしないと、既に転職を決めた可能性が高いと判断され、案件の紹介が来なくなってしまいます。目安としては、2週間に1回は連絡をするように心がけましょう。
転職エージェントに登録すると、コンサルタントから転職時期について質問されることがあります。
良い所があればいつでも転職する意思がある、と伝えておくと、優先順位を上げてもらいやすくなります。
転職エージェントは、求職者が転職して初めて転職先から紹介料として報酬を受け取るビジネスモデルですので、転職が決まりやすいと判断されると、優先的にサポートしてくれる可能性があります。
求職者とコンサルタントは人間同士のため、相性が合わないこともあり得ます。もし合わなければ担当変更を希望し、変更が難しい場合は他の転職エージェントも検討してください。
無理に相性の合わないコンサルタントを使い続けることよりも、転職成功を大切にしましょう。
登録情報やスキルで嘘をつかないことも必須です。エージェントには記録が残るので、嘘が発覚してしまうと信頼を失うことになります。
コンサルタントは企業に200字〜1000字程度の推薦文を送ります。
基本的にはきちんと書いてくれますが、履歴書に記載された内容をそのまま転記するだけのような場合もあるので、内容を自分の目で確認するようにしましょう。
客観的に自分の評価を確認したいので見せてほしい、と伝えるとスムーズです。
1つの企業に複数のエージェントから応募すると、エージェント・企業の双方に不信感を与えてしまいます。
管理能力が低い人という印象を与えかねないので注意が必要です。
注意点を整理してきたところで、転職エージェント利用の流れを把握しておきましょう。
転職を進める際は、転職エージェント以外の手段もあります。
リクナビNEXTは、リクルートが運営する転職サイトです。求人件数が国内最大級で、リクナビNEXT限定の求人が8割以上と言われています。
転職したい若年層向けのコンテンツが充実していることや、スカウト機能があり、登録情報を元に興味を持った企業からオファーが来る点も魅力です。
より詳細に知りたい場合、「リクナビNEXTは転職決定数がNo.1の大手転職サイト!」で紹介しています。
厚生労働省が運営する、就職支援、雇用促進のためのサイトがハローワークです。
転職エージェントと比較すると求人の質は若干落ちるものの、より多くの求人をチェックしてみたい場合は利用してみてもよいでしょう。
出身校のキャリアセンターは、卒業生も利用することができます。
学歴に合った求人を見つけやすい点などがメリットです。
転職エージェントや転職サイトに関する知識が身についてきましたね。では、20代の転職市場の現状についても理解を深めていきましょう。
以下の表から分かる通り、有効求人倍率は近年、高水準にあります。
倍率が1倍を超える状態が続いており、求職者と比べて求人数が多いことが確認できます。転職を進めやすい環境を言えるでしょう。
年 | 有効求人倍率 |
---|---|
2014年 | 1.09倍 |
2015年 | 1.20倍 |
2016年 | 1.36倍 |
2017年 | 1.50倍 |
(参考:厚生労働省「一般職業紹介状況」)
以下の表のように、転職によって賃金が変わらない、または増加した人の割合は7割を超えています。多くの人が転職で給与アップに成功していることがわかります。
年齢 / 増減 | 増加 | 減少 | 変化なし | 不明 |
---|---|---|---|---|
20~24歳 | 43.6% | 24.0% | 26.7% | 5.7% |
25~29歳 | 47.1% | 31.5% | 20.5% | 0.9% |
(参考:厚生労働省「直前の勤め先及び現在の勤め先の状況」)
以下の表から、20代の転職ではおよそ半数が離職期間1か月未満で転職できていることがわかります。
今の仕事をしながら転職活動をする期間も考え、3か月を転職活動の目安にするとよいでしょう。
年齢 / 期間 | なし | 1ヶ月未満 | 1ヶ月〜2ヶ月 | 2ヶ月〜4ヶ月 |
---|---|---|---|---|
20~24歳 | 23.4% | 29.8% | 10.7% | 12.5% |
25~29歳 | 22.4% | 31.9% | 15.0% | 8.8% |
(参考:厚生労働省発表「転職について 」)
20代の転職といっても、20代前半と後半では置かれている状況が異なります。そこで、20代前半と後半に分けて、転職市場での立ち位置を確認してみましょう。
20代前半の転職では、経験よりもポテンシャルが重視されます。そのため、未経験職への転職も十分可能です。
第二新卒は、社会人として最低限のマナーを身に着けた将来性ある人材と捉えられます。
転職は成功するに越したことはないですが、もし万が一転職に失敗して、合わない企業に転職してしまったとしても、巻き返しができる年齢と言えます。
もしチャレンジしたい事があるのなら、今のうちにチャレンジしてしまうのも方法の1つです。
20代後半の転職では、異業種・異職種に転職するか、同業・同職種に転職するかで変わります。
20代で培ったスキルが30代以降のキャリア形成の基礎となるので、30代に入ると大きなキャリアチェンジは難しくなるからです。
キャリアチェンジをするのなら20代後半がチャンスと考えておきましょう。
同業種・同職種でキャリアアップを考えるのなら、転職先することでできる経験やスキルアップの良し悪しを転職の基準にするべきです。
20代におすすめの転職エージェントは、マイナビエージェントやdodaなど多数あります。
転職コンサルタントのサポートを受けられるため、初めて転職先探しをする人にもおすすめです。複数の転職エージェントを併用してみてもよいでしょう。