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【新聞から読み解く今】自分目線のフィルターを外して考えよう(2018/09/28)

1994年生まれ。埼玉県立川越高校、法政大学文学部卒。ライターが記事を作成する行為は「無から有を生み出す行為」であり、無のときにはなかった価値を提供する意味のある行為と感じている。「膨大な知識量と独自の視点で世の中の潮流を見極めるコンテンツメイカー」を目指して活動中。

フィリピンが、コメの輸入自由化に踏み切るようです。

これまで、国内農家保護のためにフィリピン政府はコメの輸入を管理していましたが、天候不順などが原因でコメ不足に陥ったため、民間企業の輸入事業参入を認める方針です。

 

フィリピンのコメの消費量は日本の2倍以上とされています。フィリピンはコメの消費大国なのです。

それでは、日本のコメの消費量はどれくらいなのでしょうか。コメが主食の国ですから、世界でもトップクラスだと思いますよね?

ところが、日本のコメの消費量は世界トップ10にも入らないようです。

トリップアドバイザーがまとめたデータによると、日本人1人あたりの1日のコメの消費量は約119グラム(およそおにぎり2.6個分)で、世界ランキングは50位。

コメを使った料理が多い東南アジアの国が上位にランクインしています。

日本はコメが主食だから、消費量も世界トップクラス、というのは単なる思い込みなのです。

 

自分はコメを毎日のように食べているから、消費量は世界トップクラスに違いない。

このように、自分は◯◯だから、周囲も同じに違いないとか、結果はこうなるに違いない、という思い込みは、日常的に発生する可能性があります。

例えば、恋人とデートする時。

自分はあそこに行きたい。きっと恋人も行きたいに違いない。

こう思って行動していると、「自分のことばかり考えないで!」となってしまいます。

 

自分がしたいこと、できることと、周囲からの自分への期待は、必ずしも合致しません。物事を判断するときには、自分の思いだけでなく客観的な部分を考慮する必要があるのです。

 

参考

フィリピン、コメ自由化 民間企業の輸入容認 慢性的不足、国民に不満」(2018/09/27)、日本経済新聞

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