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【新聞から読み解く今】その行動に理由はあるか(2018/09/11)

1994年生まれ。埼玉県立川越高校、法政大学文学部卒。ライターが記事を作成する行為は「無から有を生み出す行為」であり、無のときにはなかった価値を提供する意味のある行為と感じている。「膨大な知識量と独自の視点で世の中の潮流を見極めるコンテンツメイカー」を目指して活動中。

GUが試着限定の店舗を原宿に出店するようです。服を試着してもらい、スマートフォン専用アプリで購入する流れとのこと。

なぜGUは、通常の店舗ではなく、試着限定の店舗をオープンするのでしょうか。

 

この取り組みを、ゴールデンサークルという考え方で見てみます。

ゴールデンサークルとは、リーダーや組織の行動を「Why→How→What」の順番で捉える考え方です。

 

GUのホームページには、「自分を新しくする自由を」というブランドメッセージが掲げられています。また、GUは服を提供する企業であることから、WhyとHowは以下のようになります。

Why(なぜGUが存在する?) 「自分を新しくする自由を」提供するため
How(どうやってWhyを実現する?) 服を提供することで

今回の取り組み(=What)は「話題性のある体験型店舗を出店する」です。

つまり、「自分を新しくする自由を提供するために、話題性のある体験型店舗を出店することで、より多くの服を提供する」という構図になります。

今回の取り組みは、Whyから繋がっているのです。

 

「体験型店舗」には、試着以外の体験もありえるかもしれません。

原宿に遊びに行き、GUで試着をして気に入ればネットで購入。荷物を増やすことなくクレープを食べながら散策。

GUのWhatから、店舗のみに限らない原宿という街全体のこんな体験も引き出されると想像すると、ちょっとワクワクしますね。

 

ファーストリテイリングの柳井社長は公式ホームページで「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」というメッセージ(=Why)を打ち出しています。

そしてUNIQLOは、「ヒートテック」などの高性能商品を展開して(=What)、「肌着に暖かさを与える」という常識破りをしました。

GUとUNIQLOのHowは同じ、「服を提供すること」です。ただWhyが違うため、取り組みや商品(=What)が変わるのです。

 

理由を持った行動ができていますか?もし理由なく惰性で行動していることがあるのなら、一度立ち止まって、Whyを考えてみてはいかがでしょうか。

私も、行動1つ1つを見直してみようと思います。

 

参考

GU、原宿に試着専用店 購入はアプリで トレンド発信で独自色」(2018/09/06)、日本経済新聞

高機能品ヒット、ユニクロけん引 前期、客数・単価プラス」(2018/09/05)、日本経済新聞

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