20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2019.11.8
2019.11.8
30代の80%が1階以上転職しているという調査もあります。今は新卒3年目までで3人に1人は転職すると言われる時代ですので、30代は多くの人が転職を経験してることになります。
ただし、転職の成功率は3回目以降大きく下がると言われています。
外資系企業やベンチャー企業は転職回数をあまり気にしない傾向にあるので、もし複数回転職しているのであれば、候補として考えてみてもいいかもしれません。
外資系は、雇用の流動性を良しとするカルチャーがあります。数年で転職していく人も多いですので、転職のチャンスはあります。ただ実力主義である場合が多いので、要求も高くなり、成果が出せなければ給与も上がりません。
ベンチャー企業の場合は、個人の能力やキャラクターを重視する傾向にあります。成長している企業は慢性的に人手不足となっている可能性があるので、即戦力としての活躍が求められます。
30代に多い転職理由としては、
などが多いです。
ただ、短絡的な理由から転職しても、不満は解消できない可能性があります。
大切なのは自己分析です。
転職理由をより深めて、何が原因で、何があればそれを解決することができるのかを考えることが必要になります。
その結果、もしかしたら転職ではなく部署異動で解決するかもしれません。そうなったら選択は、転職ではなく異動を申告することになりますよね。
転職を決断する前に、転職理由についてもう一度見直してみてください。
厚生労働省は、「賃金構造基本統計調査」というものを実施しています。産業別の平均賃金などが掲載されているので、自分の希望する業界などと比較して、今の給与が著しく低ければ給与が上る可能性があります。
また、スキルや実績が評価されて転職する場合も、給与が上がりやすいです。
厚生労働省「平成30年雇用動向調査結果の概要」によれば、年代別の転職による給与の変化は以下のとおりです。
増加 | 変わらない | 減少 | |
---|---|---|---|
30〜34歳 | 44.7% | 24.4% | 29.2% |
35〜39歳 | 39.5% | 30.2% | 29.6% |
減少したのは3割程度で、7割は変わらないか増加しています。特に30代後半は、2人に1人は転職によって給与が増加していることになります。
出典:厚生労働省発表「平成30年雇用動向調査結果」
仕事内容や事項成長、企業や業界の将来性など、選ぶ基準は様々です。自分の軸に沿った選び方をしてください。
例えば、業績が好調な業界や企業への転職は、企業に利益が出ていれば給与や待遇が上る可能性があります。
外資系企業への転職は、実績や実力さえあれば活躍が期待できます。自己分析をしてみて、自分の力が企業の役に立つと感じるのであれば選択肢に含めてみてください。
急募や欠員補充を出している企業は、人手が足りずに今すぐ人員がほしい状態です。給与を高めに設定している可能性があります。
手厚い福利厚生がある企業は、家賃補助や家族手当、社員食堂など、給与では見えない部分のサポートが充実している可能性があります。
自分が転職で何を解決したいかによって、企業の選び方は変わりますので、転職理由に沿った選び方をしてみてください。
30代の転職で準備すべきこと
繰り返しになりますが、転職理由の整理は大事です。
今は転職したいと思っているかもしれませんが、元々は自分が選んで就職したはずです。
の整理をする必要があります。
整理した結果、部署や職務内容が原因の場合は、転職する必要がないかもしれません。
一時的な衝動ではないかどうか、今一度確認しましょう。
その際、転職の目的に優先順位を付けるのがおすすめです。不満のすべてを解消するのは難しいので、何から優先的に解消していきたいのか考えることで、より満足度の高い転職をすることができます。
などを軸に、解決したい悩みの優先順位をつけていってください。
30代はこれまでの経歴やスキルが求められます。
経験やスキルの棚卸しをすることで、自分という人間を自分の言葉で伝えられるようにしておきましょう。
30代は20代よりもキャリアが長いので、新しい会社の社風に馴染めない可能性もあります。口コミサイトを利用したり、OBOG訪問をしたりして、会社の雰囲気を掴んでいきましょう。
企業のSNSがあればチェックしてみるのも手段の1つです。
転職エージェントを利用すると、書類通過率が上昇したり、転職エージェントしか知らない情報を知れたりすることができます。
自分の経験やキャリアを客観的な立場で指摘してくれる他、面倒な手続きを代行してくれます。転職をするのであれば、利用したいサービスです。
30代の転職でありがちな失敗
転職の失敗とは、転職ができないか、転職先の企業とのミスマッチが発生したことを指します。
この場合、主な原因は
のどちらかである場合が多いです。
この原因を解決するための方法の1つに、転職エージェントの活用があります。準備不足や情報不足は、どうしても1人で解決するには限界があります。
転職エージェントは、無料で転職をサポートしてくれるサービスです。転職のアドバイスから、求人紹介、給与交渉や提出書類のアドバイスまで、幅広くフォローしてくれます。
また、ライバルの存在を見逃してしまうと、転職に失敗する可能性が高くなります。転職は新卒転職と比較して、面接で一緒になることが少ないため、同じ案件に応募している人の存在を感じにくいです。
1つの案件には複数の応募者がいて、自分より選考が進んでいる可能性があることを忘れないようにしてください。のんびりしていると、その求人枠が埋まってしまう可能性があります。
30代は20代と比べて求人数が少なくなる傾向にあるので、多くの企業を受ける可能性があることも忘れないようにしてください。
転職活動中は、できるだけ退職せず、現職を続けながら活動するのがおすすめです。時間的に厳しくなるかも知れませんが、貯金を切り詰めて転職するのは、ストレスや焦りから希望する企業に転職できない可能性があります。
ここまでに述べてきたように、安易な理由で転職しようとしている人は失敗しやすいです。
例に出したもの以外にも、例えば「違い業界の空気を吸いたい」と言う理由の場合は、現職に不満や不足するものがなく、外に目が向いているだけの可能性があります。プライベートで変化をつけるなど、転職以外の解決策をまずは探してみることが大切です。
もし「年収を上げたい」と考えているのであれば、なぜ上げたいのか、どれくらい上げたいのかをはっきりさせる必要があります。他の条件と比較して、どれくらい優先順位が高い理由なのかも含めて考えてみてください。
すぐにカッとなりやすい人も、転職に失敗しやすい人と言えます。特に未経験で転職しようとしている場合、転職先の上司が年下、ということもあります。年下の面接官に面接されることもあるかもしれません。
このような状況を許容できないと、転職しても不満が溜まった状態となる可能性があります。
怒りをそのまま表に出していいことはありませんので、もしかっとなりやすいという自覚がある人は、アンガーマネジメントを身に着けておくといいかもしれません。
アンガーマネジメントについては、20代で読んでおくべき本「アンガーマネジメント 怒らない伝え方」書評でも詳しく紹介していますので併せてご覧ください。
また、やる気しかアピールポイントがない人も失敗しやすいです。30代はポテンシャルよりも即戦力としての期待値が大きいため、やる気は大事であるものの、スキルや経験をより求められます。
もしやる気が一番のアピールポイントなら、他にアピールポイントするものはないか、自己分析やキャリアの棚卸しが必要です。
転職の目的を明確にできていれば、成功しやすいです。転職する職種や業種を決めている人も、転職に明確に目的がある場合が多いので成功しやすいと言えます。
もし、自分の実績を知る人にスカウトされたことがある人は、転職に成功しやすいです。実績を客観的視点で評価されたということですので、市場価値が高いと言えます。
自分の市場価値を知るためには、専門的なスキルと汎用的なスキルに分類して自分のスキルの棚卸しをするのがおすすめです。
専門的なスキルは、プロフェッショナルで代えの利かない知識や経験などです。需要があり、希少性が高いものほど市場価値は高くなります。
汎用的なスキルは、ポータブルスキルともいわれます。コミュニケーション能力やマネジメント能力など、どの分にも応用できる万能なスキルです。
ただし、社内評価が高いからと行って社外での市場価値も高いとは限りません。なぜなら、社内でしか通用しないスキルの可能性もあるからです。
あくまでも自分が生み出した価値だけで判断してください。
自分の「年代」によって選ぶべき転職エージェントも変わってきます。自分の年齢により特化している転職エージェントを選びましょう。
30代全員におすすめの転職エージェントの他に、正社員未経験もしくはブランクが長い場合、マネジメント経験がない場合とある場合、女性の場合に分けて、おすすめの転職エージェントについて、30代におすすめの転職エージェント14選!選び方、使い方、転職実態、年代による違いについても解説で詳しく紹介しています。
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