20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2018.8.17
2018.8.17
この記事を見たということは、きっとあなたは現職になにか不満を抱いていますね?だからこそ、「転職」という選択肢を考えてこの記事にたどり着いたはずです。
確かに転職は現職の不満を解決する手段の1つですが、手順を間違えると希望する転職をすることができない可能性があります。
転職を決断する前に立ち止まって、今一度自分の不満について考え直してみましょう。
あなたは、どんなことに不満を抱いていますか?もし「今の会社が嫌だから転職したい」と感じてるのであれば、まずは「今の会社の何が嫌なのだろう?」を明確化することが必要です。
現職にはどんな不満がありますか?例えば以下のようなものでしょうか。
漠然と不満を感じているだけでは、具体的な次のアクションに繋げることはできません。まずは自分の心の中を整理することが、不満を解消する第一歩です。
不満を言語化したら、根源的な不満を洗い出していきます。
多くの場合、メリットとデメリットは表裏一体です。例えば「通勤が辛い」というデメリットは「通勤時間を使って読書ができる」というメリットになり得ます。
不満を感じている状態は、デメリットの面にしか目が向いていない状態です。デメリットだけでなくメリットにも目を向けることで、自分が本当に感じている不満、つまり根源的な不満を洗い出すことができます。メリットも確認した上で、それでもデメリットが大きいと感じるものが、根源的な不満です。
もしここで、感じている不満をメリットに転換できるのであれば、まだ転職のタイミングではない可能性があります。不満を厳選した上で、どうしても解決したい不満がある場合に、転職を検討してみてください。
解決したい不満があって転職を検討する場合、現職への不満を洗い出したら、次はその根源的な不満全てに優先順をつけていきます。
優先順位をつけることで、自分が何に最も不満を感じているのか、何を解決すれば満足度の高い転職をすることができるのか、知ることができます。
優先順位の高い不満を解消できる転職をすることで、より理想に近づく転職をすることができます。
先ほど優先順位をつけた不満について深掘りして、どんな条件なら満足できるのか考えていきます。例えば先程の例なら
このように、不満に対して一つ一つ向き合い、何が達成されれば満足できるのか考えてみましょう。
満足できる状態を考えることで、不満が解消される条件がより鮮明になります。
例えば「通勤が辛い」という不満を解消する方法は、「近くに住んで電車に乗る時間を減らす」かもしれませんし「始発駅から乗って座って通勤する」かもしれません。
満足できる状態を想像すると、より理想に近い不満の解消法を見つけることができるのです。
なぜここまでして、徹底的に不満の言語化と満足できる条件を考える必要があるのでしょうか。それは、満足のいく条件を洗い出すことが、転職を成功させる鍵だからです。
実際、全ての不満を解決できる転職は多くありません。何から優先的に解決していきたいのか明確にすることで、より自分の理想に近づく転職をすることができます。
もしこの条件出しがうまくできなければ、自分にフィットする条件を求めて何度も転職することになってしまいます。いわゆるジョブホッパーと呼ばれる状態です。
また、転職エージェントは良くも悪くも、条件に当てはまる求人をすばやくピックアップしてくれます。この条件出しを事前にしっかりとしておかないと、優先順位に関係なく不満に感じる条件を転職エージェントに提示してしまい、本当に感じている不満にコミットしない求人がピックアップされてしまう可能性があります。
転職しただけで世界が変わるわけではありません。しっかりと条件出しをして、それに沿った転職をした時に自分の望む状態を手に入れることができるのです。
転職を考えるのであれば、転職エージェントの利用がおすすめです。転職エージェントは無料で転職サポートをしてくれすサービスで、求人探しから面接の日程の段取り、転職のアドバイス等、幅広いサポートをしてくれます。
第二新卒は初めての転職の場合が多いと思いますので、転職のプロである転職エージェントに頼ることをおすすめします。
第二新卒におすすめの転職エージェントは「【徹底比較】第二新卒の転職におすすめの転職エージェント10選と活用のポイント」にまとめていますので、併せてご覧ください。
不満と解決したい状態に優先順位をつけられたら、どのような転職先がいいか考えてみましょう。
おすすめは、基礎をしっかりと鍛えられる企業です。
20代のうちに基礎をしっかりと身につけることが、今後のキャリアを考える上で大切です。数学で考えてみても、足し算や引き算ができない人がいきなり方程式は解けませんよね。長いキャリアで見れば第二新卒は序盤。基礎を身につけるタイミングなのです。
もしあなたが上司からよく怒られてしまっているのであれば、それは基礎ができていない可能性があります。
上司が怒るのは、成果が期待値を下回ったときです。つまり、基礎的な部分が上司の期待に応えられていないから怒られてしまうのです。
よく怒られてしまう人は特に、しっかりと基礎固めをすることを考えてみましょう。
転職先を探す際には、固定観念に縛られず、新卒就活の時に見ていなかった職種や業界も含めて見ていくことをおすすめします。もしかしたら意外な企業が、自分の不満を解決してくれるかもしれません。
社会人経験を経ているので、学生のときには見えてこなかった企業の魅力に気づくこともあります。中小企業や老舗企業、規模は小さいものの世界シェアレベルの商品を持っている企業など、対象企業を広げていくと見えてこなかった企業が見えてきます。
ただ経験が少ないため、転職による年収アップやキャリアアップは難しいことを念頭においておきましょう。過剰に期待すると、その他の悩みを解決できない可能性があります。
基本的なビジネススキルがあれば、年収等が大きく落ちることもありませんが、上を見すぎるのは危険です。
企業を見つける方法として、転職フェアなどのイベントに参加するのもおすすめです。転職イベントは、転職サイトを運営する企業が主催して開催する場合が多いです。
これまで見つけられなかった企業を見つける機会ですので、1度は足を運んでみましょう。
第二新卒は新卒1年目から3年目を指すのが一般的ですが、就職後すぐに転職することはあまりおすすめできません。
残業時間が異常に多かったり、セクハラ・パワハラが横行していたりと、明らかにブラック企業だった場合は別ですが、一般的な企業で就職後すぐに転職すると、転職先の採用担当者はいいイメージを持ちません。
といった印象を与える可能性があります。
また、1年働くと冬のボーナスが貰え、雇用保険の基本手当(失業給付)の受給条件も満たすので、1年以上働くことは金銭的に得、という意味合いもあります。
第二新卒が転職活動をしやすいのは、4月入社が可能な1月〜3月と、9月〜10月入社が可能な7月〜9月と言われています。企業の期末は、定年や転勤、異動、内定辞退等が発生しやすく、人手不足になりがちだからです。
もしあまりにも現職に残るのが厳しい、という状況でなければ、転職のタイミングについても考えてみてください。
第二新卒の転職のタイミングについて、より詳細に知りたい場合は「第二新卒の転職はいつから?様々な転職方法を活用する」で紹介していますので併せてご覧ください。
企業は第二新卒に対して、
という印象を持つことが多いです。そのため、近年採用ニーズが増えています。
ただ短期間の離職者であることに変わりはなく、再び短期間で離職するのではないか、といった一定のリスクを感じている場合も多いです。
だからこそ、先程述べたように、新卒入社後すぐの転職は避けたほうが無難です。
また、ポテンシャル採用であるために高度なスキルを求めることは少ないですが、仕事に対するプロフェッショナルな姿勢は求めています。
といった行動は、スキルの有無とは関係がありません。もしこのような行動をしてしまっていたら、今すぐ直し、仕事に対しては真摯に取り組むようにしてください。
第二新卒はお試し期間ではありません。仕事が嫌だったらやめてもある程度仕事がある、と思っていると、採用されなくなってしまいます。
前職をやめた経緯について、オブラートに包んだり嘘をついたりしている人もいますが、人事は人を見るプロですので、嘘はいずれバレます。
転職エージェントに対しても、採用担当者に対しても、嘘はつかないようにしましょう。
第二新卒の転職については「第二新卒で転職は厳しい?内定を勝ち取るためのポイントは?」の記事にもまとめていますので、併せてご覧ください。
企業は第二新卒に対してどのように感じているか、前項でまとめましたが、実際のところ、第二新卒に対するニーズは拡大しています。
今は新卒採用の慢性的な人不足で、求人倍率は高止まりしています。そのため、採用予定人数を確保するのが難しくなってきており、第二新卒に採用ニーズが拡大している背景があります。
また、第二新卒の求人は景気に左右される面もあります。2000年代初頭に就職氷河期と呼ばれる時代があり、それ以降第二新卒の求人は景気が良くなる増え、悪くなると減る傾向にあります。
厚生労働省「一般職業紹介状況」によれば、リーマンショック直後の2009年の有効求人倍率は0.47倍でした。
有効求人倍率とは、求職者に対する求人数の比率のことですので、有効求人倍率が1倍の時、1人の求職者に対して1つの求人がある状態となり、下回れば求職者が多い状態、上回れば求人数が多い状態となります。
2018年5月の有効求人倍率は1.60倍ですので、10年余りで、求人数が不足している状態から、求人数が多い状態に持ち直したことになります。
第二新卒は、人手不足と景気回復の面から、求人が多く、転職しやすい状況と言えます。
現職に不満を抱えていても、短絡的に転職しようと考えると、望む状態を手に入れることができない可能性があります。転職をしてしまう前に、自分の不満と向き合って、どの不満を解決できれば満足か考えることが大切です。
転職する際には、職種や業界を絞らずに、幅広く探すことを意識してみてください。思わぬところで、自分の悩みを解決してくれる企業に出会えるかもしれません。
今は売り手市場ですので、求職者にとっては有利な状況です。ぜひ、自分の望む状態を手に入れてください。
転職に必要な準備については「第二新卒の転職で必要な準備は?新卒や既卒、ミドル層との違い、転職理由、成功するためのポイントについても解説!」にまとめていますので、併せてご覧ください。
自分の「年代」によって選ぶべき転職エージェントも変わってきます。自分の年齢により特化している転職エージェントを選びましょう。
「20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは?」では、『20代全員におすすめ』『20代で正社員に挑戦したい人やはじめての転職におすすめ』『20代でキャリアアップの転職をしたい人におすすめ』『20代の女性におすすめ』の4つに分けてご紹介しています。
また、「【徹底比較】第二新卒の転職におすすめの転職エージェント10選と活用のポイント」では、第二新卒の方ぴったりな転職エージェントを紹介しています。
「30代におすすめの転職エージェント14選!選び方、使い方、転職実態、年代による違いについても解説」では、30代全員におすすめの転職エージェントの他に、正社員未経験もしくはブランクが長い場合や、マネジメント経験がない場合とある場合、女性の場合に分けて、おすすめの転職エージェントを紹介しています。