20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは...
2018.5.17
2018.5.17
転職市場における25歳は、ある程度の社会人経験があると同時にフレッシュで吸収が早い人材として見られます。
新卒よりも社会人としての基礎力があるので、教育の手間がかかりません。さらに若い人材のために吸収も早く、企業にとっては採用に大きなメリットがあります。
転職業界において、第二新卒は、
の2パターンあります。
いずれも3年以内が目安となるので、25歳は第二新卒における重要な年齢です。
第二新卒は、中小企業はもちろんのこと、大手企業でも積極採用が増えています。
特に転職での第二新卒の場合、社会人経験があるフレッシュな人材を採用できるため、企業にとってもメリットが大きいからです。
25歳が第二新卒として転職するケースは、いくつかメリットがあります。
3年我慢した忍耐強さを評価してもらえるほか、3年間の実績や経験があるので、経験面でアピールしやすくなります。
転職における第二新卒採用枠は、基本的には入社1年目から3年目の人が対象で、未経験者が対象となる場合もあります。
未経験者という位置づけで異業種に転職したい人にとっては、願ってもない採用活動です。入社して3年以内が目安となるため、25歳は異業種に挑戦できるチャンスと言えます。
一方で、同職種へ転職する場合、積み上げた経験があまり重視されない場合もある、という欠点があります。
高卒の25歳の転職は、卒業してからの社会人経験が大卒より長いです。25歳でもアピールできる経験が多い方もたくさんいます。
25歳は異業種に転職しやすい最後のチャンスです。例えば、営業職からSEへの転職など、異業種への転職例が多くあります。
今の職種が少しでも合わないと考えている場合、積極的に転職を考えることも一つの手段です。
学生時代と違い、転職活動は社会人経験がある中で行います。学生とは違った視点で、自分にとって転職するタイミングかどうか、きちんと見極める必要があります。
未経験者でも歓迎される第二新卒は、企業も積極的に採用活動を行います。第二新卒を歓迎している求人にも応募できる点は、25歳の大きなメリットです。
25歳以降の転職では、経験者を歓迎する求人も増加します。これまで積み上げた実績や経験が重要視され、キャリアアップが望める転職です。
第二新卒として未経験者で転職するか、経験者としてキャリアアップのために転職するか、選択することになります。その際に、転職の目的や時期を明確にする必要があります。
会社に残ることが悪いわけではなく、プラスになる点もあります。
転職活動では他社の状況がわかり、客観的な視点からキャリアを考えることになります。ここで他社に魅力を感じて転職する例も多いですが、反対に、自社の魅力がわかったというケースもあります。
他社と比べて自社は悪い会社ではない、と思うようになった場合、会社に残ることには大きな意味があります。
25歳の転職で考えるべき3つのポイント
を考えてみましょう。やり残したことがあれば、それを終えてから転職するという方法もあります。
「やりきった」と言える体験をすることは、転職活動におけるアピールポイントです。人に語れる成功体験があれば、面接時にアピールできます。
また、入社前に思い描いていたことができたのであれば、自信につながります。
転職後に出戻りするケースも増加しています。そのための関係性を構築しておくのも、重要な戦略の1つです。
ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンがグーグルを創業したのは25歳です。孫正義がソフトバンクを創業したのは24歳、スティーブ・ジョブスがアップルを創業したのは21歳です。
25歳は何かを成し遂げようとする年齢として早いわけではありません。
25歳の転職では、数年の社会人経験を踏まえて「自分が本当にやりたいことは何か」を考えましょう。新しく何かを成し遂げられる最後の年齢かもしれません。
転職で必ず給与が上がるわけではありません。下がる場合もあります。
転職理由の上位に「給与への不満」が頻繁に登場しますが、25歳の転職で年収アップを最優先することは好ましいとはいえません。
それよりスキルマップや成長産業への転職など、優先すべきポイントはあります。成長産業では2~3年で年収水準が大きく変化するケースもあり、一時的に給与が下がったとしてもメリットは大きいです。
転職1年目で今より年収が下がる場合もあることを考慮し、生活コストを把握しましょう。家賃や光熱費などの節約のほか、状況によっては、家賃節約のために実家暮らしをする例もあります。
生活コストの面でやり繰りができれば、年収が下がっても思い切って転職する手段もあります。
転職を始めるにあたり、
などは、主に考慮すべきポイントです。
転職活動に詳しい人に相談すると、応募から採用までの転職活動の流れをイメージできます。志望業種や職種に詳しい人に相談すれば、業界の情報を得ることができます。
この2点は転職活動で重要なポイントとなるので、積極的に相談しましょう。
登録すると担当者がつき、転職活動の全般的な流れを相談できます。転職するべきか、受けるとしたらどこの会社か、担当者と一緒に決めます。
転職エージェントは、面接日程の調整やアドバイス、年収や入社タイミングの交渉など、手厚いサポートが特徴です。初めての転職活動の場合にはメリットが大きいです。
転職エージェントは多くの転職者を見ているため、相場観を持っています。客観的な視点を提供し、転職活動のガイドとして大きく貢献してくれます。
転職エージェントについて、詳しくは転職エージェントとは?比較とおすすめ!転職サイトにはないメリット・デメリットにまとめていますので、併せてご覧ください。
転職活動の根幹的な部分として、求人探し、応募手続き、履歴書・職務経歴書の作成や添削などをしてくれます。
実際に選考過程に入れば、面接の日程調整、年収・ポジション・配属先などの交渉、入社手続きや雇用契約書の確認など、トータル的なサポートが行われます。
転職サイトは多くの求人情報を掲載していますが、転職エージェントのような担当者やサポートはありません。一方で、転職エージェントは手厚いサポート内容が大きな特徴です。
初めての転職活動でも安心して進められるため、転職に成功された多くの25歳の方が転職エージェントを使っています。
転職成功実績No.1で、転職エージェントとしては最大手です。約80%は非公開求人となり、その数は10万件以上です。充実した求人数で、転職先の選択肢を広げることができます。どのような転職でも、登録しておいて損はない転職エージェントです。
リクルートエージェントについては、リクルートエージェントはどんな転職エージェント?評判は?利用すべき?でさらに詳しく紹介しています。
こちらも最大級の転職エージェントです。案件数ではリクルートエージェントにやや劣りますが、充実した面接対策や職務経歴書のアドバイスなどに特徴があります。
主に20代〜30代を対象にした、総合型転職エージェントです。全国規模で求人をカバーしており、その数は非公開求人も含めて10万件以上となっています。利用者の属性としては、第二新卒・既卒・フリーターから、ハイキャリア・管理職までが想定されています。
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ただし、海外勤務や海外駐在などの求人を紹介してもらうことは可能ですが、JACは海外移住を目的とした海外転職を支援するサービスではないという点には注意が必要です。
JACリクルートメントについては、JACリクルートメント(ジェイエイシーリクルートメント)を徹底解説!特徴やメリットとデメリットは?にさらに詳しく紹介しています。
dodaの転職理由ランキング(2018年総合)によると、転職理由の上位5つは以下の通りです。
順位 | 理由 | 割合 |
---|---|---|
1 | ほかにやりたい仕事がある | 14.9% |
2 | 会社の将来性が不安 | 10.7% |
3 | 給与に不満がある | 10.5% |
4 | 残業が多い/休日が少ない | 8.2% |
5 | 専門知識・技術を習得したい | 5.1% |
やりたいことのための転職が1位です。不満だけで転職をする人ばかりではありません。
面接では、不満ではなく未来への希望を転職理由にしましょう。やりたい仕事は何か、将来性はどうかなど、自分と会社を含めた今後のキャリアを考える必要があります。
厚生労働省「新規学卒就職者の在職期間別離職状況」によると、2016年3月に大学を卒業した方の3年目までの離職率は32.0%です。30%以上の大卒者が3年以内に離職していることになります。
などが、離職率の高い企業の特徴です。
企業研究が不十分で、自分にマッチしていない仕事に就いてしまったなど、本人に原因がある場合もあります。
会社でトラブルを起こした、大きな失敗をした、自分のキャリアプランに疑問を感じたなど、就職後の本人に原因があるケースもあります。
転職理由は、転職エージェントにきちんと伝える必要があります。
志望業界やキャリアップなどの実践的な相談だけでなく、幅広い分野で丁寧に相談に乗ってくれるエージェントを探すことが重要です。
リクルートワークス研究所の「Global Career Survey 20代、30代の大卒者入・転職実態調査」によると、日本の20代の平均転職回数は0.4回です。
20代で「転職経験なし」は約70%、「1回」は約20%、「2回以上」は約10%となっています。
30代で転職経験がない人は約30%にまで減少します。つまり、10人に7人が、早くて20代、遅くても30代で1回以上転職をしていることになります。
25歳では転職経験がないか、1回程度の人が多いと言えます。20代の転職回数は、多くても2回までが好ましいです。
20代の転職回数については「転職回数、20代の平均|ジョブホッパーの意味、10回以上は多い」にもまとめていますので、併せてご覧ください。
出典:Global Career Survey(20代、30代の大卒者入・転職実態調査)
25歳の時点で転職回数が多い人もいます。しかし、転職回数が多くてもあきらめず、良い案件を探すことが重要です。
先ほど例に挙げたワークポートでは、アピールポイントを企業側にうまくプッシュしてくれることに定評があります。
転職回数の多さをマイナスポイントにせず、相談してみると良いでしょう。
転職理由の伝え方は、
の5つがポイントです。
これらを踏まえ、本音を伝えましょう。「ポジティブに」「人のせいにしない」「思慮深く」を徹底する必要があります。
転職の面接については「転職理由、面接での伝え方の5つのポイント|本音の伝え方を考える」に詳しくまとめていますので、併せてご覧ください。
第二新卒は、他の転職よりポテンシャルの評価の比重が高いです。未経験者の採用も多く、経験よりもポテンシャルが判断材料になるからです。
企業研究を重点的に行い、会社に合わせた質問をすること、ハキハキ話すことなど、好印象につなげましょう。
アピールする内容は、意欲や熱意だけでは足りません。新卒とは異なるので、社会人経験も強調する必要があります。
仕事の中で挫折をどのように乗り越えたかなど、経験面でのアピールも行いましょう。
際に新卒での転職の綿製津については「第二新卒の転職、面接で注意したい3つのポイント」にまとめていますので、併せてご覧ください。
転職面接では、
の5点が重要です。
これらは社会人としての基礎力です。この5点をきちんと行えば、それもアピールになります。
マナーについては「【転職面接マナー】時間編|遅刻の対処法は?休日も面接できる?」にまとめていますので、併せてご覧ください。
先ほど例に挙げたワークポートには、スケジュール管理機能が便利なeコンシェルというツールがあります。
面接対策も充実しているので、スケジュール管理なども含めて面接に活かしましょう。
一定の仕事の深く活かせる専門スキル(プログラミングや生産管理など)、どんな仕事でも活かせるポータブルスキル(コミュニケーション能力、論理的思考など)などが代表例です。
ポータブルスキルの中には、業界によっては不要なスキルもあります。志望先の不要なスキルをアピールしてしまうことのないようにしましょう。
マイナビウーマンの調査によると、女性の41%は「転職をいずれしたい」、23.2%は「考えてはいるが、活動はしていない」、13.4%は「考えていて、すでに活動している」と回答しています。
つまり、77.6%の女性が転職を検討していることになります。
総務省統計局のデータ(2018年)では、転職者約329万人のうち女性は177万人で男性より多く、35歳までの女性は75万人で、女性の転職者全体の約42%です。
20代女性では、年間約40~50万人は転職をしていると考えられ、25歳女性の転職事例も多いでしょう。
女性の転職については「女性の転職、実態や理由は?結婚や出産がきっかけ?お薦めのサービスは?」にまとめていますので、併せてご覧ください。
出典:労働力調査(詳細集計)平成30年(2018年)平均(速報)
先ほど例に挙げた「パソナキャリア」は、他の大手転職エージェントより女性の転職実績が多いです。パソナグループ全体で「女性活動推進」を掲げ、女性への手厚いサポートに特徴があります。
他にも、「ウーマン・プライド・アクション」を掲げ、ハイキャリアの女性もターゲットにした「リブズキャリア」、アドバイザー全員が女性の「ウーマンウィル」もおすすめです。
女性におすすめの転職エージェントについては「女性の転職に強い!おすすめの転職エージェントは?その活用法とは?」にまとめていますので、併せてご覧ください。
現職の退職は、内定が出てからにしましょう。金銭面や精神面に余裕を持って転職活動を行うためにも、在職中の転職活動が理想的です。
社内で最初に相談するのは、必ず上司にしましょう。また、退職願を提出する前に、退職の相談と交渉を上司に伝えておくことが好ましいです。
退職プロセスについては「上司にはいつ伝える?退職プロセス完全版」にまとめていますので、併せてご覧ください。
転職エージェントの登録は無料です。
ただ中には、相性が合わないエージェントもいますので、相性がいいエージェントに会うためにも、複数の転職エージェントに登録するのが合理的です。
転職エージェント | 詳細 |
---|---|
リクルートエージェント | 非公開求人10万件以上。日本最大級の転職エージェント。 |
求人数10万件以上(日本最大級)。doda限定の求人も。 | |
大手転職エージェントの一角。丁寧なサポート体制。 | |
type転職エージェント | 非公開案件約80%。転職した人の約71%が年収アップに成功している。首都圏在住の方におすすめ。 |
JACリクルートメント | 業界3位。外資系企業や海外への転職に強く、アジア最大級のネットワークを持つ。 |
ワークポート![]() | 転職決定人数部門で4回連続1位を獲得したことがある。IT系や未経験からのキャリアチェンジに強い。 |
自分の「年代」によって選ぶべき転職エージェントも変わってきます。自分の年齢により特化している転職エージェントを選びましょう。
「20代全員におすすめ」「20代で正社員に挑戦したい人やはじめての転職におすすめ」「20代でキャリアアップの転職をしたい人におすすめ」「20代の女性におすすめ」の4つに分けて、20代におすすめの転職エージェント全15選!選び方は?そもそも使ったほうが良い?転職サイトとの違いは?で、第二新卒の方については、【徹底比較】第二新卒の転職におすすめの転職エージェント10選と活用のポイントで詳しく紹介しています。
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「全員におすすめ」「キャリアに自信がある人におすすめ」「女性におすすめ」の3つに分類して、40代におすすめの転職エージェント10選。選び方、活用のポイント、転職事情についても解説で詳しく紹介しています。
もし今後年収をあげていきたいと感じているなら、まずはご自身が今どれくらいの市場価値があるのかを知る必要があります。
適正年収は、市場価値を測る尺度の1つです。今後の参考に、ご自身の適正年収を計算してみてください。
市場価値を知るには、転職エージェントに登録する方法もあります。転職エージェントは登録した人に適切と思われる案件を送ってくれるので、送られてくる案件から自分の市場価値を判断することが出来ます。