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【お悩み相談】やりたい仕事をさせてもらえないのですが、どうしたらいいでしょうか?

1983年生まれ東京都在住。青山学院中等部・高等部卒。 慶應義塾大学総合政策学部にて、国際政治学を専攻。 卒業論文で学部優秀論文賞(SFC AWARD)受賞。 2006年住友商事に入社し、海外駐在を含めた実務経験から 様々なビジネスの知見を得る。 現在、歴史を軸にしたコンテンツ作成者として活躍中。 冷徹な分析力で現代社会とビジネスを診断する。

この記事はお悩み相談記事です。サイトをご利用いただいている皆様からのご相談を、経験豊富なゲストにお答え頂きます。

今回の相談は「やりたい仕事をさせてもらえないのですが、どうしたらいいでしょうか?」。

回答頂くのは、住友商事での海外駐在を含めた実務経験を経て、 現在は歴史を軸にしたコンテンツ作成者として活躍している李東潤さんです。

 

質問者:社会人6年目、システム開発会社勤務、技術職

回答者:李東潤さん

同席:BraveAnswer編集部(以下BA編集部)

 

まずは楽器を練習しましょう。

質問者:私はシステム開発の会社に技術職として入社したのですが、希望していた開発の仕事はほとんどやらせてもらえず、開発とは程遠いルーティンワークのような仕事をしています。やりたい仕事があるのにそれができないのは、社会人としては仕方のないことなのでしょうか?

 

なるほど。

やりたい仕事をするために、現状どんな事をしていますか?

スキル磨きなどを通じて上司へのアピールは十分にできていますか?

 

質問者:やっているつもりではあるんですけど、上司が全然認めてくれないんですよ。

 

自分の力が正当に評価されていない、と感じているというところですかね。

それなら、まずは自分のスキルの棚卸しをしてみましょうか。

 

BA編集部:スキルの棚卸しですか?

 

シンガーソングライターになりたい人を例に考えてみましょうか。

歌が上手でルックスもいいんだけど、楽器ができない人がいたとします。その人がシンガーソングライターになりたいとしたら、どんなアドバイスをしてあげますか?

 

質問者:まずはなにか楽器を、例えばギターを練習しましょう、とかですかね?

 

そうなりますよね。

楽器ができないけれどその他は問題ないとなれば、じゃあギターやピアノを練習しましょう、となるわけです。

今の流れをビジネスパーソンにあてはめれば、「スキルの棚卸し」とは、その仕事をやるために必要なスキルを明確化すること、そして既に身につけているスキルとまだ身につけられていないスキルを仕分けて、不足するスキルを見つけ出す作業、ということになります。

これが棚卸しです。

 

BA編集部:つまり不足するスキルが分かれば、どんな努力をすればいいかわかる、ということですね。

 

そういうことです。

 

その骨付きカルビにもう肉はないのか?

質問者:一応、必要そうなスキルの勉強とかはやっているんですよね。

 

とすると、可能性として2点あります。

1つ目はスキルのレベルが十分な域に達していないこと。

2つ目は努力の方向性が違っていることです。

シンガーソングライターになりたいのに絵の練習をしていては、シンガーソングライターとしては評価されないですよね。

 

質問者:確かに(笑)

 

シンガーソングライターとしてデビューするために、オーディションを受ける必要があるとします。

でも、オーディションの募集要項を読んでいなければ、何を披露すればいいのか分かりません。

弾き語りをしてください、と書いてあるのに、何も知らずにギターが弾けない状態でギターも持たずにオーディションを受けても受からないでしょう。

募集要項を読んでいれば、少なくともギターの練習が必要だということはわかりますよね。

やりたい仕事をするためには上司や他部署の人にアピールする必要がありますが、そのために必要なスキルと、現在学んでいるスキルが適合しているかを検証してみてください。

 

BA編集部:求められる能力が何か把握することで、努力の方向性が見える、ということですね。

 

質問者:なるほど、わかりやすいです。それでは、必要な能力がわかったとして、どうやってそれを身につければいいんですか?

 

しゃぶり尽くすことです。

 

BA編集部:どういうことですか(笑)

 

つまり、今所属してる会社を使い倒すんです。

骨付きカルビを骨までしゃぶるように(笑)

とにかく今の職場・会社から学べることはすべて学ぶ勢いで仕事に取り組んでみてください。

まだ知らない領域があるはずです。

それでもう本当にしゃぶり尽くして、これ以上しゃぶっても肉も残ってないし何の味もしないよ、というところまでやってみて、それでも評価されずにやりたい仕事を任せてもらえなかったら、転職なり起業・独立なりすればいいんです。

そこまでしゃぶり尽くしたら、十分にスキルがついているはずですから。

 

質問者:やりたい仕事が出来るようになる為に必要なスキルを身に着け、それでも上司が納得しなければ次のステップに進めばいい、ということですね。

 

その通りです!

やりたい仕事ができるように応援しています。

また何かあったらぜひ相談に来てください!

 

質問者:ありがとうございました!

 

編集後記

李さんの例えがとてもわかりやすかったですね。

今回は「やりたい仕事をやらせてもらえないのですが、どうすればいいですか?」というご相談でした。

ポイントは2つありました。

  1. 自分のスキルを棚卸しすること
  2. 必要とされているスキルを知り、仕事や読書、勉強などを通して不足するスキルを身につけること

もし同じような悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ参考にしてみてください。

皆様からのお悩み相談、お待ちしております!


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