お悩み相談

【お悩み相談】上司が役に立たないのですが、どうすればいいですか?

1973年生まれ。1998年三井物産株式会社入社。化学品担当営業としてアジア圏への市場開拓を行う。2005年、ITベンチャーの創業メンバーとして参画。取締役管理本部長就任。創業以来数千人の面接を行い、売り上げ約20億まで牽引。2011年、株式会社SDP設立。代表取締役に就任。経営支援、チームビルディングを行う。内定者研修や新人研修の講師として、受講生の行動を変えるスタイルに定評がある。複数の企業の顧問、社外役員を務める。

この記事はお悩み相談記事です。サイトをご利用いただいている皆様からのご相談を、経験豊富なゲストにお答え頂いています。

今回の質問は「上司が役に立たないのですが、どうすればいいですか?」。

ご回答頂くのは、三井物産で営業経験後、ITベンチャーで人事をメインに管理部門取締役を経験されてきたSDP代表取締役の大永英之さんです。

 

質問者:社会人2年目、大手企業の子会社勤務、営業職

回答者:大永英之さん(株式会社SDP代表取締役)

 

上司の話をする前に自分は全力で仕事をしているのか?

質問者:上司が役立たずで、考えが古く、話が通じません。どうすればいいでしょうか?

その上司のことが苦手ないしは嫌いですか?もしそうであれば、上司に対する「好きか嫌いか」という視点を外して考えましょう。

上司のことを好き嫌いで判断しないことをおすすめします。なぜなら、自分の感情という視点を持っていると、客観的に判断するのが難しくなるからです。

感情という軸を外した上で判断したいのは、その上司が

  1. ノルマ達成のために役に立たないのか
  2. そもそも目指す方向性が違うために役に立たないのか

ということです。

 

aの場合、ノルマ達成のためにその上司に頼り切りになるのではなく、先輩や隣の課の課長など、他の人に手伝って貰う方法を考えるのはいかがでしょうか?

会社の方針が決まっている以上、自分自身、自分の部や課などのチームで達成しなければならない目標は決まっているはずです。

大切なのは目標を達成して成果を出すことなので、上司が役に立つ立たないではなく、成果を出すためにどうすればいいのかを考えることをおすすめします。

 

もし周りに手伝ってもらえないのなら、それはご自身が成果を出すために全力で目の前のタスクに取り組んでいない可能性があります。

仕事に全力プレーをしていれば、必ずそれを見ていた誰かが助けてくれるはずです。自分が組織にとってプラスとなる働きをしていれば、部長など、上の人に可愛がってもらえるかもしれません。

全力で取り組んで個人として圧倒的な成果を出せば、周りが助けてくれるだけでなく、その上司に直接「もっとこうしたらいいのではないでしょうか」と言えるのではないでしょうか?

それが言えないのは、もしかしたらまだと全力プレーや圧倒的成果を出すことができていないからかもしれません。

まずは全力プレーと圧倒的成果を目指してみましょう。

 

質問者:そうやって指摘されると、仕事に全力で取り組んではいなかったかもしれません。まずは目の前の仕事を頑張ってみます。もし上司が組織の方向性と違った場合はどうすればいいのでしょう?

もし後者の、全体と上司の目指す方向が違う状態であれば、今後目指す方向性をまとめて上司にプレゼンしてみてはいかがでしょうか?

上司が方向性の違いに気付いてくれる可能性もあります。

もし理由なく却下された場合は、さらに上の部長に提案してみても良いかもしれません。

 

質問者:それは勇気がいりそうですね。笑

そうですね。ただ、会社や部としての方向性が明らかにズレているのであれば、早めに修正をする必要があります。

あとはテクニカルな部分ですが、上司と接する時間を減らす、という方法も、対処療法としてはあります。笑

ランチの時間が自由なら上司がランチから帰ってくるタイミングでランチに1人で出るとか、上司が出張のときにはデスクワークをして、出張から帰ってきたら自分が出張に行くとか。

ただこれは根本の解決にはならないので、何をやっても改善できなかった時の最終手段ですね。

 

全力で仕事に取り組むためには目的が必要である。

質問者:自分が全力で仕事をするためにはどんなことに取り組めばいいでしょうか?

まずは、何のために仕事を頑張るのか考えることです。少なくとも、上司のためではありませんよね。会社に行くことそのものが目的になってしまっていませんか?

やれと言われたことをやって、「やることやっているよね」と思っている状態では、全力を出すことはできません。

なぜ仕事をするのか、なぜ頑張ろうと思っているのか、考える時間を作ってみてください。

目的がふわっとしていると、どうしても全力は難しくなります。

 

高校球児があんなに野球を頑張れるのは、甲子園に行きたい、という目的があるからです。もし甲子園がなく、ただ野球がうまくなりたい、というふわっとした目的だけがあると、全力で頑張りきれませんよね。

どのように成果を出して、自分がどうなりたいのかを考えていれば、きっと上司に対する感情なんて意識する暇もなくなるはずです。

 

本当に頑張って仕事をしていれば、自分の周りにも頑張っている人が集まってきます。おしゃれに気を使っている人とそうでない人はひと目で分かりますよね。同じように、本当に頑張っている人とそうでない人は、見る人が見ればひと目で分かるものです。

頑張っている人は、きっとあなたが助けを必要としているときに全力で助けてくれるはずです。

 

まずは頑張る目的をはっきりさせること。そしてその目的に向かって全力プレーをすること。

これが大切ですよ。

 

質問者:おっしゃる通り、会社に行く目的がはっきりしていませんでした。まずは頑張る目的をはっきりさせるところから始めてみます。ありがとうございました!

 

BraveAnswer編集部では、お悩み相談を実施しています。プロフェッショナルによるアドバイスや転職エージェントのご紹介など、皆様のキャリアに適切なソリューションを提供しております。ご相談は下記問い合わせフォームよりお問い合わせください。





送信
あわせて読みたい

カテゴリー