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プログラマーとは?仕事内容、必要なスキル、働き方、年収、キャリアは?

プログラマーとは?

プログラマーとは、プログラミング言語を駆使してプログラムを作成する仕事です。

アプリケーションを正しく動作させる上で不可欠な存在です。

 

プログラマーの種類

プログラマーにはいくつか種類があります。

代表的なプログラマーの種類には、Webアプリ向けのWebプログラマーや、スマホアプリプログラマーがあります。

その他、経理システム等を開発する業務系プログラマー、電気製品内のプログラムを担当する組み込み系プログラマーなどがあります。

プログラマーの種類については、「プログラマーの種類は?必要となる言語は?」にまとめましたので、併せてご覧ください。

 

プログラマーの仕事内容は?

プログラマーの仕事内容

  1. プログラムを組む
  2. 動作確認とテスト
  3. アルゴリズムの構築

様々な種類があるプログラマーですが、いったいどんな仕事をするのかを見ていきましょう。

 

1.プログラムを組む

プログラマーの仕事の基本は、プログラムの作成です。

「Java」「JavaScript」「Perl」「PHP」「Objective-C」などのプログラミング言語を使ってプログラムを組んでいきます。

 

2.動作確認とテスト

プログラムを組み終えたら、動作確認・テストを行います。

プログラムが正しく動作するかどうかや、仕様通りに仕上がっているかをチェックする工程です。

動作が正確でない場合は、適宜修正を行います。

テストについてはプログラマーではなくシステムエンジニアに任せるケースもあるようです。

 

3.アルゴリズムの構築

アルゴリズムの構築もプログラマーが果たす重要な役割です。

仕様書に記載されている内容が十分でない場合などには、プログラマー自身がどのような手順で課題解決が可能なプログラムを組むかを考える必要があります。

高効率なプログラムを作成するためにも、適切なアルゴリズムの構築は重要です。

 

プログラマーの仕事例

プログラマーの仕事例

  1. Webプログラマー
  2. ゲームプログラマー

仕事内容について理解が深まってきたところで、具体的な仕事例をチェックしてみましょう。

1.Webプログラマー

Webプログラマーは、webサイトに特化したプログラミングを行います。

HTML、CSS、PHP、JavaScriptなどの言語を使用することが多いです。

 

2.ゲームプログラマー

ゲームが仕様通り動くことを目指すゲームプログラマーもいます。

キャラクターの動き、BGM、エフェクトシステム構築などに取り組みます。使用する言語は、コンシューマーゲームではC++、ソーシャルゲームではC#が中心です。

 

プログラマー(PG)とシステムエンジニア(SE)の違いは?

プログラマー(PG)と混同されがちな仕事に、システムエンジニア(SE)があります。

では、両者はどう異なるのでしょうか。

 

システムエンジニア(SE)

システムエンジニアは、ソフトウェア開発依頼者の要望をもとに、プログラムの仕様書を作成します。

プログラマーがプログラミング言語を使用して作成できる形に依頼者の要望を落とし込む作業となります。

開発スケジュールや予算交渉なども担う役割です。

システムエンジニアについて、詳しくは「システムエンジニアとは?なるためには?資格は必要?仕事内容は?文系でもなれる?」にまとめていますので、併せてご覧ください。

 

プログラマー(PG)

プログラマーはシステムエンジニアが作成した仕様書をもとにプログラムを作成します。

仕様書を鵜呑みにすればよいわけではなく、自らどのような形でプログラムを組んでいくのかを考える場面も多いです。

 

プログラマーに必要なスキルは?

プログラマーに必要なスキル

  1. プログラミング
  2. 言語の特徴理解
  3. アルゴリズムの理解
  4. デバッグ
  5. コミュニケーション
  6. 論理的思考力
  7. 根気良さ

プログラマーになるためには一定のスキルが必要です。

では、具体的にどのようなスキルが要求されるのかを確認していきましょう。

 

1.プログラミング

まず、プログラミングについての基本的な考え方を知っておく必要があります。

システムエンジニアからの仕様書に解釈・工夫を加えることなどが求められます。

複数のプログラミング言語を知っておくことも大切です。

プログラミングについては「プログラミングとは?言語の種類、おすすめの教室、アプリ、サイトについて解説!」を御覧ください。

 

2.言語の特徴理解

プログラミング言語にはそれぞれ個性があります。

最適な言語を使用するためにも、言語の特徴を理解しておくことが望ましいです。

プログラミング言語については「プログラミング言語13種類総まとめ」にまとめています。

 

3.アルゴリズムの理解

プログラミングを効率よく行うためには、アルゴリズムの理解も欠かせません。

プログラミング言語のルールを丸暗記するのではなく、どのような手法を用いれば効率よく課題解決ができるかを理解しておくことが必要です。

 

4.デバッグ

作成したプログラムにエラーがないかをチェックするデバッグも重要です。

デバッグを適切に行うことで、プログラム上のトラブルを解消することができます。

 

5.コミュニケーション

プログラマーの仕事は個人で黙々と行うだけではありません。

システムエンジニアと適宜コミュニケーションをとるなどして、クライアントの要望に応じたプログラムを仕上げる必要があるからです。

専門性だけでなく、コミュニケーション能力もプログラマーに必要なスキルといえます。

 

6.論理的思考力

論理的思考力もプログラマーになるためには必須です。

プログラムを適切に動かすためには、論理が通っていることが求められるからです。

雰囲気だけで物事を判断するのではなく、明確な論理を組み立てるタイプの人は、プログラマーに適しているでしょう。

 

7.根気強さ

プログラム作成に当たっては目的の達成に時間がかかる場合があります。

完成したと思ったプログラムでもデバッグ段階でエラーが発生し、修正すべきことの発見によって苦労することも考えられます。

こうした場面では、プログラマーは根気強く課題解決に取り組むことを要求されます。

根気強さもプログラマーに必要な性質です。

 

プログラマーの働き方

プログラマーの働き方

  1. 企業
  2. 派遣
  3. フリーランス
  4. 副業として

プログラマーになりたいと考えている人が気になるポイントの1つが、働き方です。

いったいプログラマーにはどのような働き方があるのでしょうか。

 

1.企業

まず、イメージしやすい働き方としては企業に勤める形があります。

安定性を重視するのであれば、企業にプログラマーとして就職すると良いでしょう。

 

2.派遣

いきなりプログラマーとして就職することが難しい場合は、派遣社員として勤務することも可能です。

待遇面では企業直属より劣りがちですが、仕事の見つけやすさは魅力といえます。

 

3.フリーランス

プログラマーの中にはフリーランスで活動する人もいます。

自分なりの時間の使い方ができるほか、効率よく開発を進められれば高年収を得やすい点もメリットです。

フリーランスプログラマー向けの仕事マッチングサイト等を利用すれば、初心者でも仕事を見つけられるチャンスがあります。

 

4.副業として

副業プログラマーになることも可能です。

スキマ時間を有効活用できれば収入アップにつながります。

また、プログラミング指導などの形で副業をする選択肢もあります。

 

プログラマーは自由度が上がる?

プログラマーは納期こそ守る必要はありますが、課題解決への道筋は自分で決めることが可能です。

また、労働時間も自由に設定しやすい仕事といえます。

そのため、プログラマーになると自由度が上がると考える人が多いようです。

できるだけ自由な仕事で生計を立てていきたいと考えているなら、プログラマーになることを目指してみても良いでしょう。

 

プログラマーの年収は?

忙しく、専門性が高いといったイメージを持たれがちなプログラマーですが、果たして年収はどのくらいなのでしょうか。

 

プログラマーの平均年収

プログラマーの平均年収は350~500万円程度とされています。

他のお仕事と比べてそれほど大きな差はない水準です。

ただ、プログラマーは残業が多い傾向があります。

残業代がどの程度もらえるのかによって、年収差が広がりやすいといえるでしょう。

 

プログラマーで年収1000万超えを目指せる?

プログラマーは専門性が高いお仕事です。

そのため、年収1000万超などの高年収を目指したいと考える人もいるでしょう。

しかし、フリーランスプログラマーの中には期待通りに年収を得られない人が少なくないなど、高年収への道のりは簡単ではありません。

 

規模別のプログラマーの年収

プログラマーの年収は、1,000人以上の事業所に努める層で平均年収534万円と高めになっています。

10~99人の事業所では平均378万円です。

月収ベースでも10万円以上の差があり、事業所の規模がプログラマーの年収に影響することがわかります。

 

年齢・男女別のプログラマーの年収

年齢別の値を見ると、男性は年齢が上がるにしたがって年収も上昇傾向です。

昇進しやすいことなどが背景にあると考えられています。

一方、女性は男性と比べて、年齢が上がっても年収は上がりにくい傾向にあります。

また、同じ年齢層で比べると、男性よりも年収が低い場合が多いです。

 

言語別のプログラマーの年収

言語別のプログラマー年収を確認すると、機械学習用システムの開発などに役立ち、AI研究に役立つPythonが651万円と高めです。

Rubyが600万円強、C言語が600万円弱、JavaScriptが約550万円などとなっています。

複数の言語について十分な知識がある場合は、高年収を狙いやすい言語でのプログラム開発に注力してみても良いでしょう。

 

プログラマー(PG)とシステムエンジニア(SE)の年収の違い

プログラマーの平均年収は、男性425万円、女性372万円です。

一方、システムエンジニアの平均年収は男女ともに100万円以上高く、男性が560万円、女性が482万円となっています。

より高い年収を狙いたいと考えているなら、システムエンジニアを目指すと良いでしょう。

プログラマーとシステムエンジニアは協力してクライアントの課題を解決するため、プログラマーとして経験を積んでからシステムエンジニアになることも選択肢の1つです。

システムエンジニアの平均年収については「システムエンジニアの平均年収は?高いのはなぜ?1000万円稼げる?」にまとめています。併せてご覧ください。

 

プログラマーのキャリアを考える

プログラマーのキャリアを考える

  1. プログラマーになるには?
  2. プログラミングをどこで身につけるか
  3. ブラック企業に気をつける
  4. キャリアパスは?
  5. 1000万円プレイヤーになるためには?
  6. 35歳限界説について
  7. 将来の展望

高年収のチャンスもあるプログラマーですが、生計を立てていくためにはキャリアを考えておく必要があります。

 

1.プログラマーになるには?

プログラマーになるためには、特に資格が必要ではありません。

プログラム作成に必要なスキルが身についていれば、資格を保有していなくてもプログラマーとして活躍することができます。

ただ、プログラミング業界は日々進歩しているため、新たなスキルを身につける意欲は不可欠です。

スキルアップを継続するにあたって、資格取得を1つの目標とすることは有効といえます。

 

未経験・理系以外はなれる?

プログラマーになりたい場合は、未経験者でもチャンスがあります。

プログラミング言語について理解を深めるなどしてレベルアップしていけば、プログラマーとして収入を得ることも十分可能です。

また、論理的思考力こそ求められるものの、理系である必要はありません。

文系のプログラマーも存在しているので、文系でもプログラミングに関心があればチャレンジしてみる価値があるでしょう。

プログラミング初心者の方は「【初心者向けプログラミング入門】仕組み、メリット、言語の選び方、教材の選び方を解説」「プログラミング初心者におすすめの言語は?選び方や職業は?」の2記事をおすすめします。

 

資格はいらない?

前述した通り、プログラマーになるためには資格は不要です。

ただし、スキルアップを続けたり、自身の能力を客観的に証明したりする際に、資格があると有利に働くことはあり得ます。

プログラマーの資格について、詳しくは「プログラマーに資格は必要?メリットは?就職に役立つ?」にまとめましたので、併せてご覧ください。

 

2.プログラミングをどこで身につけるか

プログラマーを目指す場合は、プログラミングについて学習することになります。

そこで、どのような方法でプログラミングを学べるかを知っておきましょう。

 

ⅰ.学校・スクール

まず、学校やスクールに通う方法があります。

自分ではなかなかモチベーションを保ちづらかったり、学習計画を立てることが難しかったりする場合におすすめの方法です。

プログラミング教室については「プログラミング教室40選総まとめ」にまとめていますので、併せてご覧ください。

 

ⅱ.セミナー

スクールなどに本格的に通う時間が取れない場合などは、セミナーに参加するなどして着実にレベルアップを図ることができます。

興味・関心を維持する上でも、セミナー参加は有効といえます。

 

ⅲ.独学

できるだけ費用を抑えてプログラマーになりたい場合は、独学という選択肢もあります。

有名なプログラミング言語を中心に販売されている独学用の書籍などを利用してみましょう。

また、プログラミング学習用のアプリなども適宜利用すると、効率よくプログラミングを学びやすくなります。

ただし、独学の場合は関心を維持したり、スキルアップを実感したりする機会が少なくなりがちなので要注意です。

独学で学ぼうとしている方は「ゲーム感覚でプログラミングが学べる厳選サイト17選」がおすすめです。

 

3.ブラック企業に気をつける

プログラマーとして活躍しようとする際には、ブラック企業に気をつけてください。

プログラマーは時期によっては仕事量が急増し、残業を余儀なくされる場合があります。

残業代が適切に支払われるかどうかや、有給の取得状況などには注意を払いましょう。

高年収ばかりに目を向けて、ブラック企業に労働力を搾取されることのないようにしたいものですね。

ブラック企業については「ブラック企業を定義付けるのは自分だ。その特徴を知ってキャリアデザインを考える。」を御覧ください。

 

4.プログラマーのキャリアパスは?

プログラマーとしてキャリアアップしたい場合は、システムエンジニアに進みます。

プログラマーよりも平均年収が高いことからも、プログラマーを経てシステムエンジニアになれば年収面ではキャリアアップできたことになります。

システムエンジニアとしても経験を積めば、プロジェクト・リーダーやプロジェクト・マネージャーになるチャンスが出てくる場合があります。

より責任の重い立場にはなりますが、年収ややりがいもアップしやすくなるでしょう。

プログラマーとして専門性を高めたエキスパートとなっていくキャリアパスも考えられます。

システムエンジニアへのキャリアパスは「システムエンジニア、転職のメリットは?転職方法は?」を併せて御覧ください。

 

5.プログラマーで1000万円プレイヤーになるためには?

プログラマーで1000万円プレイヤーになるためには、常にキャリアアップを意識する必要があります。

プログラマーとしての能力はもちろん、マネジメントスキルなどキャリアアップ後に役立つスキルも磨いておく必要があります。

 

6.プログラマー35歳限界説について

プログラマーは若手が多いこともあり、35歳限界説も存在するようです。

ただ、実際には35歳になったらかといってプログラマーの仕事がなくなるとは限りません。

35歳限界説が生まれる背景には、大きな組織では年齢を重ねるとリーダーやマネジメントに移ってしまう可能性が高いことが挙げられます。

キャリアアップした結果として35歳を超えるとプログラマーという肩書ではなくなるわけですから、特に心配する必要はありませんね。

注意すべきポイントとしては、スキルアップを怠ると時代から取り残されてしまうことです。

プログラマーとして最前線で活躍し続けるためには、新たな知識を習得し続ける必要があります。

スキルアップを怠ると35歳を迎えるころには技術が古くなってしまい、限界が訪れることも考えられます。

 

7.プログラマーの将来の展望

AI開発が進んでいることや、システムエンジニアの求人が豊富であることなどから、プログラマーの将来は明るいと考えられます。

資格取得に取り組んだり、キャリアアップを測ったりして年収・モチベーションの向上に努めれば将来性がさらに高まる仕事といえます。

プログラマーはプログラミング言語を用いてプログラム作成を行います。

デバッグなどの作業にも取り組むため、論理的思考力に加えて根気が求められる仕事です。

働き方としては企業勤務のほか、フリーランスとして自由度の高いワークスタイルを取ることも可能です。

年収は他の仕事と大差ありませんが、キャリアアップ次第では年収1000万円プレイヤーになれる可能性もあります。

キャリアアップのためにはシステムエンジニアを目指したり、専門性を高めたりすることが有効です。

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